物語の主人公佐山良美は、つい最近恋人に手ひどく振られたばかりだった。
食べ物が何も通らない状態になった彼がたまたま手にしたのは、今は亡き母の形見のと有るお茶の葉だった。清々しい香りに誘われてそのお茶を飲んだ彼は翌朝、なんと女の子に変わって
いる自分自身を発見した。
驚き慌てた彼・・・彼女だったが、無為に時間を過ごすのももったいないとばかりに、女の子としての時間も楽しむようになっていった。
そんな中で知り合ったと有る女性。良美は女性のまま彼女との仲を深めていく。その女性の誘いで彼女は女性の田舎にある温泉に行くことになった。
ところがその旅先で発覚した驚くべき事実。
心優しく男女が繰り広げるささやかなラプソディー、それががこの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 21:00:00
154319文字
会話率:40%
28歳の冬、がんが発覚した。
絶望した僕の前に、エントロピーを操作する悪魔が現れた。
彼女こそ、19世紀の物理学者マクスウェルが空想した伝説の悪魔だった。
彼女は僕に契約を持ち掛けてきた。
「あなたが人生に満足するまでの間、私の能力を貸して
あげる。もしも人生に満足できたら、時よ止まれ、お前は美しい。こう宣言してね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 15:11:45
2840文字
会話率:29%
時よ止まれ、汝は美しい……。もし、時間を止められたら貴方は何をしますか?
高校二年生の坂井夏生は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて
動きを止めてしまった!木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 23:19:51
192245文字
会話率:28%
「なるほどこういうことだったのか。」
幼い頃から頻繁に自分以外の時が止まるという謎現象に見舞われ続けてきたエドワード。
王立魔術学院2年目、17歳にして原因を知ることになる。
目の前にはエドワードの婚約者オリビア。君だったのか!
成長するに
つれ大人っぽいと周囲から言われ続けてきたが、当たり前だ。
2年分みんなより流れる時間が多かったんだから!!!
彼女が時を止めることができるということを周囲に知られる訳にはいかない、もしこのことが国内外に知られてしまったら、僕の想定する最悪のケースでは結婚前に彼女は死んでしまう......
そんなことあってたまるか、僕は君と幸せになりたいんだ!
婚約者の僕がいるのに彼女によってくる男たちをなぎ払い、なぜか彼女が時を止めることができるという証拠を集める新入生から彼女を遠ざけ、なぜか彼女を狙ってくる魔獣たちから彼女を守りと大忙しで、なんだかミッションインポッシブルだけど僕は負けない。
目指せBAD END 回避!
卒業まで彼女と彼女の秘密を守り抜いて幸せになるんだ!
見た目はクール、中身はわっしょい、心の声うるさめ系令息の悪役令嬢?と幸せになりたいラブギャグシリアスファンタジー!!!
※この小説はある乙女ゲームの攻略対象の1人と、悪役令嬢のお話という設定です。
この2人は異世界転生者ではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 01:49:45
42690文字
会話率:37%
もし時間を止められたなら……それは夢と希望に満ちた究極の妄想話である。
こちらはゲラゲラコンテスト応募作品になります。
最終更新:2019-09-28 16:44:01
1233文字
会話率:95%
人とは――人間とは、斯くも残忍で、斯くも惨めで、斯くも愛おしい――。
例え住む世界が違えど、年の差があれど、同性であれど、守りたいと思った。大切だと、必要だと思った。
医学生の青年がある事件をきっかけに、寮の敷地内にて一人の少年を拾いそこか
ら人生が転がり始める。意外にも人生が少しだけ似通っていた二人は、まるで傷を舐めあうように同じ時間を過ごすようになり……。だがそれがいかに残酷であったことか。
神よ、これは貴方の仕業か。はたまた悪魔の挑発か。ただ分かることは、世間が狂っていると言えども彼らの心に刻まれたものは、確かに輝けるものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 21:13:35
71797文字
会話率:45%
この街で"影"に遭遇した時から、僕と彼女を取り巻く環境も、僕と彼女の関係も一変した。
存在の証明と定義という命題を与えられた僕の答えは。
最終更新:2015-11-24 17:59:37
1964文字
会話率:20%