目を覚ますと、そこは見知らぬ未来だった。
家族も友人も、ひ孫の世代まで他界している。
「これは……タイムスリップ?」
自分だけが時を超えたのかと混乱するが、やがて違和感を覚える。
なぜか自分の身体は若いままで、記憶はある日のまま止まって
いた。
—— これは時間跳躍ではなく、“リセット”の連続だった。
記憶を持たず、昨日の自分に戻る男。
しかし、"ある日"を境にリセットが止まったとき、すべての謎が明らかになる——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 19:00:00
12794文字
会話率:39%
主人公、鈴木渡は転生した。彼は前世で何度も目にしたことがある、剣と魔法の世界にて貧乏貴族の三男として生まれ変わった。そして碌でもない前世を送っていた渡は、そんな過去から心機一転、読んで字の如くのセカンドライフを楽しみ、人生を謳歌するために生
きていくことを決めたのだった。
そうして異世界で生きていった末に渡は一体何を成し、何を見るのか。
異世界主人公最強系ダークファンタジー!! ギャグあり! 魔法あり! ハーレムあり! そんな世界で繰り広げられる、異世界転生ハイファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:00:00
16993文字
会話率:14%
◾️プロローグ◾️
「一目惚れ」という言葉は何といい加減なものだろうか。相手の容姿だけを評価して「好き」だの「惚れた」だのと、本当に馬鹿みたいだと思う。大切なのは中身じゃないのか?
昨日の自分はそう思っていた…
けれど、今の自分は
違う。
目の前に居る少女を見て確信する。脈打つ鼓動を感じながら、あぁ、自分はこの綺麗な造形の顔に見惚れているのだと。彼女が纏う周りの空気でさえ美しいと感じた。これが世に言う一目惚れというやつなのかもしれない、と。
15年と4ヶ月の人生の中で経験した事のない衝動に駆られ、考えるよりも先に口が動いていた。
「好きです」
相手の耳に届くか届かないかギリギリの声量が自分の喉から発せられた。
「…?」
どうやら話しかけられたことに気付いたらしい隣の席に座る少女は、こちらを向いて首を傾げる。聞こえていたのだろうか?特に変な反応は見られないが、当たり前だ。初対面の男子から急に告白を受けたのだとは夢にも思わないだろう。
状況を把握できていない様子の彼女は、話しかけたまま固まっている俺を見て少し困ったような顔をする。それも可愛い。超可愛い。好きだ。しかしそれらの言葉を口に出す事はなく、自分が今とんでもない発言をしたという後悔が心の中に急速に芽生えてくる。
「ごめん、何でもない」
俺がそう言うと彼女は不思議そうな顔をして、教員が立つ黒板の方を向いた。幸いなことに教室の中は他のクラスメイト達の声で騒がしく、先程の自分の発言は誰にも聞かれていないようだ。
「ふぅ、落ち着けよ俺」
危ない危ない。1日目からヤバい奴扱いをされる所だった。いや、初対面の女子に告白している時点で、その表現も間違ってはないのだが。
入学式を終えて教室に戻ってきた俺たち1年Bクラスは、これからお世話になるであろう担当教師の学校設備の説明や質疑応答に耳を傾けていた。
お気づきの方も居るだろう。何を隠そう今日は入学式、青春を代表する高校生活の始まりの1日目である。
そしてこれは俺の、自他共に認める公式ぼっちの、恋の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:50:08
5464文字
会話率:41%
昨日の記憶がない俺に、
昨日の俺からの手紙。
そして俺も、
明日の自分に手紙を書く。
キーワード:
最終更新:2025-01-06 22:02:29
1345文字
会話率:7%
ウインドウォッシャー液とワイパーだけじゃ、フロントガラスを全部綺麗にする事は出来ない。
昔はそれが車の欠陥だと思っていたが、そうじゃないのかも知れない。
最終更新:2024-10-10 23:34:18
246文字
会話率:0%
眠れなかったので……。
最終更新:2022-03-18 01:17:58
532文字
会話率:0%
「中途半端な魔法使いは嫌いなのよ」
幼い時に母に言われたその言葉は四季島碧(しきしまあおい)の魔法使いとしての才能を奪っては、まだ幼い彼女の心すらも壊してしまった。
母を喜ばせようと魔法を勉強していたが、その言葉をきっかけに簡単な魔法す
らも上手くいかなくなってしまう。
魔法学校に通っていたが、魔法が上手く使えない為にクラスメイトから心ない陰口を言われ、次第に学校での居場所がなくなり魔法が嫌いになってしまった碧。
そんな碧を見ていた祖母は“ある提案”をした。
「あおちゃん、もし良かったら東京の学校に行くと?」
それは碧にとって新しい希望の光。
東京にいる従姉妹が通っている学校に転校して気分を変える……母の愛を感じなくなり傷付いた心を癒す為に。
「うん……私行くよ、東京に。もうここに私の居場所は無いから。ごめんね、お婆ちゃん。駄目な孫娘で……中途半端な魔法使いでさ」
祖母を心配させまいと必死に平静を装うが、瞳から涙を流して謝る碧に祖母は優しく抱き締めて魔法の言葉をかけた。
「あおちゃんは駄目なんかじゃない。この世界はあおちゃん次第で七色が輝く世界になる。晴れの日が気分が良いと思えば良く思え、雨が憂鬱と思えば憂鬱になるんだよ。だから自分を嫌いにならないで」
祖母から言われた魔法の言葉を胸にしまい込んでは、母に壊された心と言う名のキャンバスを再び色を塗る為に碧は東京に向かう。
全ては昨日の自分よりも一歩前に進む為に。
それがどんなに小さい一歩でも、他人に大したことないと言われる一歩でも昨日の自分に胸を張って向き合えるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 20:55:23
160267文字
会話率:43%
昨日の自分に励まされながら、なんとか明日の自分につなごうとする話です。
最終更新:2021-07-08 14:06:38
679文字
会話率:0%
春が突然やってくるように恋も突然やってくる。
一度恋をしてしまえばもう昨日の自分に戻ることは出来ないだろう。
最終更新:2021-04-25 02:26:23
655文字
会話率:3%
高校生のカナメは、ある日現実に対してある種の「違和感」を感じるようになる。昨日の自分と今日の自分、昨日の世界と今日の世界が違うような、そんな違和感...
そこでカナメは友達のマキに相談するのだが...
最終更新:2020-07-05 17:09:35
2194文字
会話率:47%
月曜日の朝になって、昨日の自分を思った。やっぱり、気になった。ぼくがここにいるのには、ぼんやりしたままの理由があるとして。
最終更新:2020-04-20 07:02:13
201文字
会話率:0%
もしもの話。
とある日、あなたは目を覚めて、見知らぬ天井を見えた。
ベッドシーツも、好きなキャラクターではなく、無地なシーツになった。
いつもベッドに置いてるぬいぐるみはなくなって、
その代わりに最新のスマホがある。
あなたが時計を探し
てみたけど、いつもの場所には置いてなかった。
スマホを見ると、もう10時以降だった。
あなたの記憶に、我が家のルールとして、9時になると全員も起きないといけない。しかし、今日は9時まで寝ても親に起こされなかった。
あなたは、自分の左手の手首を強く握ってみた。
痛みを感じたから、ここは夢じゃなく、現実だったとわかった。
昨日寝る前の光景を思い出し、目の前にある見知らぬ景色を比べてみた。
全然違うんだ。
こんな時、あなたは、
昨日の自分と今日の自分は、同じだと信じるでしょうか。
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この作品は「ノベルアップ+」「ノベマ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 22:28:25
65214文字
会話率:39%
ある日、僕の彼女は死んだ。
その後神様と出会い、不思議な力をもらう。
昨日に戻れる能力を使い大切な人を助ける物語
最終更新:2018-12-07 19:07:31
1619文字
会話率:50%
仕事をするのにも、小説を書くのにも体力が必要だ。
だから鍛えようと思った。
そうしたら記録が伸びてきた。
欲が出てきた。
もっと行けるかもしれない。
鍛えて食べて、書いて寝て。
昨日の自分を超える喜びを知った。
栄誉には褒美が必要だ。
そう
だ、肉を食べよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 23:06:28
6440文字
会話率:5%
昨日の自分の日記です
最終更新:2017-07-19 16:20:39
849文字
会話率:0%
「青年」
他のノートとノートに挟まれて、死にかけていた(最初から死んでいたけれど)言葉を引っ張り出してきました。
過去の自分なんてろくに覚えていませんが、言葉が私の過去をかたどっている気がします。
昨日の自分と今日の自分は違う人なのだと、
実感する日々です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 21:09:27
319文字
会話率:0%
詩のような形で初投稿してみます。ちょっとネガティブ寄りかな?
修正を加えてもいいかも
キーワード:
最終更新:2016-05-01 01:29:21
285文字
会話率:0%
昨日の自分と今日の自分は別人だ。
それを知っている
のは決して変わらないあの夕陽だけ。
そんな話です。
最終更新:2015-11-27 10:40:46
571文字
会話率:0%
ショートショートの二本目です。Twitterのフォロワーから頂いたテーマの『たこ焼き』で一本書いてみました。最早、自分でも「昨日の自分は何を書いているんだか」と首を傾げている次第ですw
最近じゃ、『一日一枚』を励行しているわけだから、更
新頻度を上げていきたいものです。
それでは、じっくり読んでいってくださいませ~…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-13 21:57:50
343文字
会話率:0%
ライトノベルの主人公のような生活を夢見る少年神木隼人
そんな彼のクラスに、満を持して季節はずれの転校生がやってくる
これから始まるであろう物語に胸を躍らす隼人。
しかし・・・・・・
「ねぇ、気づいてるんでしょ?昨日の自分との違いに。太陽を
見ると湧き上がる嫌悪感。夜になるにつれて次第に高鳴る鼓動。そう…………あなたはもう吸血鬼なのよ」
そして動き出す彼の運命
行き着く果てはfate(救済)かdoom(破滅)か・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-17 20:00:00
4515文字
会話率:56%