どことなく風変わりな青春を過ごした。回り廻って中国まで行って映画を撮った。思い返せば「なあ~んや」人生だったと思う。天国から地獄の経験もした。今は昔の話である。
最終更新:2024-09-07 14:00:54
69900文字
会話率:12%
これは映画のシナリオ本です。シナリオの書き方に精通していないとちょっと読みにくいかも知れませんが、数ページに目を通していただくうちに馴れていただけることと存じます。まずそれをお断り申し上げて、さてあらすじですが、要立てて以下に箇条書きの上で
ご説明申し上げます。
①舞台は(始めは)関西は奈良県です。※のちに東京も跨ぎます。
②主題はタイトル通り「葵の心」となります。葵の花言葉は「高貴」「神聖」「柔和とやさしさ」「気高く威厳に満ちた美」「豊かな実り」などありますが、そのどれもが当てはまるような主人公・和泉(20才)の心意気と生き方が主題となります。
③いま一人の主人公である向一(21才)を、和泉がいわば更生させます。現代病的な暗い青年の向一を葵の心で更生させます。
④その和泉と向一の恋愛模様。
⑤あらすじをここで云ってしまうよりは、かつての米映画名作「卒業」の、その男女の立場を替えたようなストーリーとだけ申し上げて置きます。
主人公二人の容姿や映画各場面のシーンはどうぞ皆様方でご想像もしくはご創造ください。では映画の幕が開き上映が始まります。皆様ご着席ください…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 23:05:46
19020文字
会話率:76%