【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:16:51
493302文字
会話率:59%
仕事一筋の魔女が昔なじみの竜に卵を預けられ、その卵を育てたら大人になった竜に言い寄られて恋愛初心者の魔女が困ってしまったお話。
最終更新:2025-03-25 16:48:55
9720文字
会話率:41%
幼いころ父は海外に消え、そして母は死んだ。
そんな親は、半導体――コンピュータを作っている技術者だった。
高校二年生に進級した春の日、隣の家に住み、同じ学校に通う幼馴染の早瀬蒼(はやせ あおい)から部活の勧誘を受けた僕、鷲流 弘治(しゅう
りゅう こうじ)。
古傷からあまり快く思わないながらも、蒼を助けるために、僕は彼女の部活である「電子計算機技術部」に入部することになる。
副部長の砂橋 結凪(すなはし ゆいな)や後輩で昔なじみの桜桃 道香(おうとう みちか)、それにライバル部活を追い出された狼谷 氷湖(かみたに ひょうこ)といった、一癖も二癖もあるエンジニアたちと半導体、そしてコンピュータの頭脳であるCPUの開発に臨むことに。
一方、学園側からは不条理な条件を突きつけられており――
学園×コンピュータ×半導体な青春物語、本日プロダクト・ローンチ!
※本作品はカクヨム・Pixiv・なろうに同じ内容のものを掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 20:00:00
779552文字
会話率:59%
婚姻関係にあるアレンとユウナ。
ある日突然アレンはユウナに婚約破棄を言い渡す。
余りに突然のことでユウナは落ち込んでしまう。
そこにクラードというアレンの昔なじみが現れ、求婚してくる。
アレンのために、家族のために、ユウナはクラードと共
に進むことを決めるが…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-29 20:00:00
10576文字
会話率:47%
えんぴつを使うときはいつですか?
大学の入学式で声をかけてきたのは、同じ地元の昔馴染み。私の片思いの相手。
彼が私の前でえんぴつを走らせる、私の思いも走り出す。
なろうラジオ大賞4応募作品です。
最終更新:2022-12-13 10:00:00
1000文字
会話率:15%
カフェに勤めるミーナの元に昔なじみのラビーが足蹴く通ってくる。
出てくるのは王子に近づくあんぽんたん女の話。
その話を斜め聞しながらミーナはご飯を食べている。
最終更新:2022-06-03 12:21:26
4534文字
会話率:44%
10年ぶりに故郷に帰って来た。
15年前の約束を果たすために。
そのためには、あの大きな桜の木の元へ行かなくてはならない。
その前に、ほんの気まぐれで立ち寄った、昔なじみの喫茶店。
そこで制服を着た女の子二人が、興味深い話をしていた。
なん
と、この10年で言い伝えの内容が変わってしまっているというのだ。
それでも、俺は行かなくてはならない。
約束を果たす・・・・・・ただそれだけのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 14:00:00
9149文字
会話率:34%
きっかけはそんな昔なじみからの電話だった。結婚した、と聞いた時、すぐに理解が追い付かなかった。僕たちはまだ互いに二十一という年齢で、法的に結婚ができる年齢だ、ともちろん知識としては知っていても、自分たちにはまだまだ先のイベント事のように、
すくなくとも僕は感じていたからだ。もう子どもじゃないんだよ、と何の脈絡もなく、いきなり世間から諭されてしまったような気分に近いのかもしれない。
〈他の小説投稿サイトでも重複投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:04:57
4995文字
会話率:26%
子どもの頃には友達だった女の子、そんな女の子が女の子らしくなっていくにつれて疎外感のようなものを感じていた僕。ある時、昔なじみの駄菓子屋でその女の子に子どもの頃の面影を垣間見て・・・。
最終更新:2021-01-12 16:14:32
7203文字
会話率:34%
水野空太はちょっと読書が好きなだけの、高校2年生。
そんな彼は、同じく図書委員をやっている1つ年上の琴ねえこと、浅田琴菜から告白される。
「くーちゃん、ずっと大好きでした。私とお付き合いしてください!」
片想いをしていた、お姉さん
な彼女からの告白に、喜んで付き合いを始めた彼ら。
付き合ったばかりの二人の恋は、琴菜からの積極的なキスをきっかけに、初日から一気に加速。
「もう一度、キス、してみる?」
気がつけば琴菜の事ばかり考えるようになった空太。
そして、彼のことばかり考えるようになった琴菜も、他のことが手につかなくなり-
昔なじみでドジっ子なお姉さんと大人しいけど時々毒舌な男の子が送る、糖分盛り盛りの「恋の病」の物語。
恋がかなって、大好き同士だから加速するバカップルぷりと、甘酸っぱい恋模様をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 16:06:24
28945文字
会話率:64%
心を通わせている昔なじみの男と女。
女は花街(かがい)に身を置いているようであるが、大病をして、親許に身を寄せている。大分快方に向かってはいるものの、仕事に出る迄には至っていない。
そこに昔なじみの男が逢いに来る。
鏡花が男女のしみじみと
した感情の襞(ひだ)を描けばこうなる、といった掌編。
内容は違うが、どこか雰囲気が「女客(おんなきゃく)」を思い出させる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 09:54:12
3593文字
会話率:47%
昔仲が良かった女の子と、大学生のときに思いがけない所で再会するお話。
※pixivにも投稿しています
最終更新:2020-04-21 19:49:21
10736文字
会話率:53%
久しぶりに故郷で正月を迎えることになった柑渚(かな)。
都会とは違う、のんびりとした故郷の空気に戸惑いを覚えていた柑渚は、神社の境内で、懐かしい顔を見つけて……
※この作品は、過去に投稿した作品『故郷の小さな神社の境内、篝火の前、昔なじみ
の「友達」と。』を改変して作成しています。……女性同士の話にすれば百合になるかななんて思って軽い気持ちで改変してみたのですが、何か思ったのと違うのができてしまいました。そんな作品ですが、よろしければどうぞ。
※この作品は「N6346FF」の二次創作です。作者より許可を頂いています。←というか、元作品の作者も私ですが。この文章はテンプレということで(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 21:53:05
4030文字
会話率:15%
佐倉治加様「真冬に染みるくれなゐ」企画の参加作品です。
「心の中に染み入ってくる炎(くれなゐ)」を連想して話を組み立てていますが、どうでしょうね。
思ってたのと違う作品になった感はあります(笑)
慣れない作風と、慣れてるけど読者的にはどう
だろうと思えるような文体で書いてますのでこんなことを言うのもなんですが、楽しんで頂けたらな、なんて思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 18:00:00
3372文字
会話率:14%
どこにでもいるちょっとお金持ちな家柄の女子高校生、冬千夏(ふゆちか)。
同居しているがあまり仲がよくない叔父と、昔なじみの友達もいない学校生活で少し窮屈な日々を送っていた。しかしある日、新しい執事が雇用されてから彼女の生活は一変。執事、ナハ
トは冬千夏の中に眠る秘密について語る。その恐ろしい秘密のせいで、冬千夏はいろんな組織から狙われることに―――!?
ひ弱なJKが最強執事に守られる、ドタバタストーリー。
ほのぼの、恋愛、アクション、残酷描写、学園、ローファンタジー
いろんな要素を含んでおります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 13:38:02
34167文字
会話率:42%
青春時代に過ごした街を久しぶりに訪れた中年男性が、昔なじみの店で一人の不思議な女性とであう、ひとときのファンタジー
キーワード:
最終更新:2019-02-01 16:46:44
4335文字
会話率:70%
クトゥルフ神話TRPG用に作成した設定を元に小説化してみました。
時代は大正。
小説家である『田中』は昔ながらの友人『須々木』から手紙を受け取る。
その奇妙な手紙に違和感を覚えつつも、昔なじみとの久しぶりの再会に心を弾ませて彼の家を訪れる
。
それが奇妙な物語の始まりだと知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 18:00:00
2925文字
会話率:33%
千次の昔なじみは絵師となり、今は無残絵を描いている。そこに描かれる女とは。
最終更新:2018-07-09 01:27:07
3004文字
会話率:23%
初詣、悲喜こもごも。
幼い姪を連れて実家の近所に初詣に出た「俺」。
そこで出会う昔なじみもそれぞれの事情を抱えており……。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2018-01-04 18:09:34
2531文字
会話率:39%
内戦終結から十年。
犯罪や暴力が蔓延るある街に、一人の便利屋がいた。
どんな荒事も拳で解決するという「拳屋」
彼は昔なじみの女性から依頼を受け、
彼女の経営する酒場に嫌がらせをする、ケチなマフィアのアジトに殴り込む。
最終更新:2016-10-29 00:49:47
20279文字
会話率:22%
高校生の野上新(のがみあらた)は同じ夢を繰り返し見ていた。死んだ幼なじみ、陽平がでてくる夢だ。起きたときに彼がもう死んだという事実を突きつけられて耐えられなくなっていた。
野上は教室でまた同じ夢を見ていた。するといつもと様子が違い、妙に
リアルだ。いつもは陽平しかいない夢だが、今回は視界の端にもう一人、クラスメートの神原樹(かんばらたつき)がいた。目を覚ますと、神原がこちらを見ていて目が合う。偶然にしてはできすぎで、神原が夢の中に入ってきたと野上は考える。
神原に不思議な力があるのではと彼の観察をする。彼を追ってそこで見た光景は、彼が眠っている人の上に手をかざし、小さな光の玉を取り出しているところだった。見たことを誰にも言わないのを条件に、神原にどんな力があって何をしているのか話してもらうよう交渉する。
神原は「夢の管理人」というらしい。他人の夢に入ることができて、夢の内容によってはその夢を二度と見られないようにすると彼は言う。野上は夢を見ないようにしてほしいと頼むが断られる。夢の管理人について詳しく聞きたいのに、神原はそれ以上喋らない。
神原が夢の管理人についてあまり喋らないのも、夢を二度と見ないようにしてくれないのも、信頼されてないからだと野上は考えた。まずは仲良くなろうと神原を遊びに誘う。神原と仲良くなった頃、野上は繰り返し見ていた夢を突然見なくなる。神原がやってくれたのかと思ったが違った。細かいことは気にせず素直に喜んだ。体調もよくなり、平和に過ごした。
野上が神原との待ち合わせに遅刻し急いでいるところに、謎めいた美少女が現れる。神原といるとき、野上の前に再び少女が表れる。彼女は五十嵐(いがらし)凛々子(りりこ)といって、神原と昔なじみだった。そして自分も神原と同じだと言う。野上は凛々子も「夢の管理人」だと解釈する。
凛々子との出会いによって、野上は「夢の管理人」の真実を知ることになり、また夢を繰り返し見始める。身体の異変がおさまらなくなり、やがて夢と現実が逆転しようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 18:39:57
27290文字
会話率:54%