10年ぶりに故郷に帰って来た。
15年前の約束を果たすために。
そのためには、あの大きな桜の木の元へ行かなくてはならない。
その前に、ほんの気まぐれで立ち寄った、昔なじみの喫茶店。
そこで制服を着た女の子二人が、興味深い話をしていた。
なん
と、この10年で言い伝えの内容が変わってしまっているというのだ。
それでも、俺は行かなくてはならない。
約束を果たす・・・・・・ただそれだけのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 14:00:00
9149文字
会話率:34%
吸血鬼少女は、その日、養い子にとあることに聞かれた。それは、とてもとても懐かしく。それは、とてもとても厭わしい日々のこと。もう、人は生きてはいないあの禁酒法が華やかなりし頃のお話。そして、吸血鬼少女は、養い子に自分が経験したあの事件のことを
話す。※一応、サイコホラー風味の吸血鬼が犯人のミステリーなはず、きっとおそらくメイビー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 15:36:06
12645文字
会話率:16%