中学二年の頃に両親を亡くした新藤蓮は、あることをきっかけに出会ったハーフの少年、英川ギルを生涯の親友であることを受け入れ、高校二年生まで進学する。
そんな蓮にはある秘密がある。親友のギルでさえ伝えていない過去の秘密。そしてこれから先を歩
む未来。
これはそんな蓮と大切な友人たちのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:00:00
296286文字
会話率:49%
私立中学に通う二年生の少女、阿良川真(あらかわ まこと)は悩んでいた。
中学受験の少し前から、忙しさにかまけて会わずにいた、一歳下の幼なじみと去年の秋に久しぶりに再会した。
その、あまりの変貌ぶりと変わらなさに胸騒ぐ自分がいた。
自覚した
恋心を持て余すうちに「その日」がやって来る。幸いというべきか、幼なじみの一家が遊びに来る日は――いわゆるバレンタイン。
真は、はたして幼なじみに告白できるのか?
「バレンタインの恋物語企画」投稿作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 10:00:19
5968文字
会話率:36%
早咲きの桜が花を咲かす3月上旬。移ろいゆく景色の中、「私」は半年前に亡くなった祖母のことを想う。
最終更新:2024-03-16 20:56:43
5858文字
会話率:19%
映研の脚本担当である水口舞は、同じく演劇部で脚本を書いている岡崎里美から「黒歴史を葬りたいから見届け人になって欲しい」と頼まれる。
里美は後進に道を譲るにあたり、創作ノートを灰にして記念樹の下に埋めようと考えていたのだ。
承知した
舞は、里美と共に節分の夜に記念樹「大高桜」へと向かうが、里美に近付く『覆面の怪人』に気付く。
舞の機転で覆面男は逃走するが、なぜか里美は「騒ぎにしたくないから」と覆面男の存在を隠そうとする。
納得できない舞は翌日、密かな片思いの相手でもある映研の客演女優で頭脳明晰・学園準ミスの岸峰純子へ鬱憤をぶちまけようと生物部室へ向かうが、目当ての純子は不在で、居たのは平凡・愚物を絵に描いたようなモブキャラ片山修一ひとりだけ。
しかも片山は純子に、早咲き桜の豆知識を偉そうに仄めかすばかりの役立たず。
しかし生物部室に戻って来た純子が会話に加わると、片山の蘊蓄は実は意味が有る事だったというのが分かってくる。
かくして舞・純子・片山の「覆面男の正体」を巡る三つ巴の推理合戦が始まった。
だが舞は、片山によって次第に追い詰めれれて行く自分に愕然とするのだった……
さて、この作品には『依頼者』・『被害者』・『探偵』・『犯人』が存在するのは当然として
『依頼者は被害者』 『依頼者は探偵』 『依頼者は犯人』 『被害者は探偵』 『被害者は犯人』 『探偵が犯人』と立場が頻繁に入れ替わります。
アンフェアに思われるかもしれませんが、レトリックに幻惑されることなく『覆面男の正体』を推理してみて下さい。
なお仄かにではありますがガールズラブ要素を内包しておりますので、Rー15指定とさせていただきます。
多少なりともお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 16:37:26
38579文字
会話率:48%
早咲きの桜が散っていて、綺麗だなって思った詩。
最終更新:2022-03-16 20:06:03
214文字
会話率:0%
川津桜。
たいていは2月ごろに咲く、早咲きの桜だが、更に先を走るものもいる。
一年のうちに二回、同じ木が花を咲かせることもあるのだ。
彼らの先走りには、どのような意味があるのだろう……。
最終更新:2021-01-22 22:00:00
2730文字
会話率:0%
どこまでも続く銀世界の、とある小さな森にて。降り積もる雪と、早咲きのスノードロップの出会い。
最終更新:2019-04-19 18:45:08
7585文字
会話率:48%
桜を見ると思い出すきもち。
権左衛門の方で公開していた「早咲き桜に祝福を」の続きみたいなものです。
最終更新:2017-04-16 14:16:32
641文字
会話率:16%
卒業式。「おめでとう」の特別な言葉。大好きな人からもらう祝福の言葉。だれよりも嬉しいあの人からの祝福の言葉。
今日私は学校を卒業します。
最終更新:2016-03-02 22:42:47
2073文字
会話率:25%
私――みずきが所属した特殊な部活動、「ヤモリ愛好会」のたった一人の先輩である小宮山さゆな先輩の卒業と「ヤモリ愛好会」自体の活動の終わりを間近に控え、私のすべきことは……?
部誌として掲載したものを一部修正して載せました。
最終更新:2014-01-04 01:28:47
4434文字
会話率:32%