既にボロボロ 小説家になろう　作者検索

「村山！　テメエはバカか？　一体何度言われたら分かんだ！」 　毎日毎日、クソ課長が自分のストレス解消を目的に、朝礼で俺を名指しして皆の前で叱責しやがる。 　うちの会社はハラスメントが横行しており、その中でもクソ課長のハラスメントは常軌を逸していて、パワハラ受けている俺の精神は既にボロボロ。 　同じ課の女性へは変態じみたセクハラが毎日繰り返されて、本当に最悪な職場だった。 　そんなある日、いつもの朝礼で満を持してクソ課長への断罪イベントを決行する。 　部下の女性に行ったセクハラを証拠に、クソ課長を退職へ追い込もうとしたのだ。 　ところがクソ課長は彼女を脅迫してセクハラを否定する自衛を講じており、クソ課長に退職を勧告した部長の方が逆に窮地に立たされてしまった。 　このままでは、せっかくクソ課長を仕留めるチャンスなのに失敗してしまう……。 　もう俺は覚悟を決めた。 　今まで受けたパワハラを皆の前で洗いざらい告白して、俺の手でお前の息の根を止めてやる……。 折りたたむ>>続きをよむ

　高校二年生の浅倉葵は、ある日突然同じクラスの佐久間慎に告白される。それを祝福する幼馴染みの吉岡玲音だったが、彼は葵と慎の間にとある秘密があることを知っていた。狭い世界の中で出逢ってしまった彼らは既にボロボロだったが、もうこれ以上傷つくことはない。逆を言えば、これから癒えていく傷だった。 「『大きな罪は未来永劫継承され、小さな罪は自分自身を傷つける』」 　人は誰でも、大小様々な罪を犯す。折りたたむ>>続きをよむ

ダイエットと体力強化と家庭菜園の日記になります。 江戸時代の屈強な農家の画像に心を打たれて手作業の農業でどれだけ強くなれるかを身をもって検証していきます。