ある町にたどり着いた少女は、自分の名前と武術の流派以外の記憶を失った。
その少女、呉 空は陸軍従事ののちに冒険者として旅に出ることを決意し、探偵のアレット・ドイル、剣客の河上ひまり、銃士のピエリーナ・マルゲリータを仲間に迎え、自分の過去とお
いしいものを探しにゆく。
だがその旅路の果てには、純粋なる強き者、悪意を向けてくる者が待ち構えていた。
八極拳、バーティツ、古流剣術、ガン=カタ……
様々な武術の使い手が繰り広げる、これは英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 21:09:02
15278文字
会話率:46%
この世界に“神”などいなかった。
いたのは、神を真似た異形ども。肉塊と欲望でできた泥人形。
英雄の墓所も、聖域も、楽園も、すべては遺された死体の上に建っている。
そんな地獄の旅をするのが、職業【案内人】の男。
名をヨハネス・グラウ、地図の
読み書き、棺桶の運搬、魔獣の腑分け、すべて一人でやる。
異形に喰われた世界を「記録」する唯一の生き残り。
彼の持つ一冊の古地図は、“死んだはずの世界の設計図”――。
「ようこそ、旅の始まりにして終わり。案内しよう、地獄のど真ん中へ」
銃と剣と古代の呪いを携え、世界を歩く“最後の人間”がいた。
そして今日もまた、彼は化け物どもに語りかける。
「てめぇの出番はここで終いだ、神の代用品」
「俺の地図にゃお前の居場所はねぇ。だから消えてくれ、物理的にな」
血塗られた旅路の果てで、彼が見るのは“再構築された地獄”か、“人間の救済”か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 19:15:01
4208文字
会話率:38%
無限の寿命を持つ、アルク族の先祖返りとして生まれた主人公。
彼には前世と思われるものの知識が存在した。
何もない里の生活に最初はとまどいながらも、だんだんと慣れ親しみ、成長した主人公。
成人した彼は、好奇心から里の外の世界へ向けて出発する。
腰を落ち着けた都市で魔道具職人として生活するも、親方の引退を機に、自分も後進へと席を譲る。
十分な貯蓄を得た主人公は、冒険心から傭兵へと志願する。そこで思わぬ武勲を立ててしまい、小さな村の領主となる。
村を少しでも発展させるために、日夜奮闘を重ねる主人公。
壮大な野望を胸に秘め、長い長い旅路の果てに、たどり着く場所とは─────
本作品は、小説家になろうのサイト等で公開している拙作の先祖返りの町作りに加筆修正を加えたバージョンになります。
同じ内容を、ノベルアップ+のサイト( https://novelup.plus/user/223312841/profile ) と、私の自宅サーバー( https://www.kumahachi.xyz/ ) にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 14:10:00
175398文字
会話率:21%
無限の寿命を持つ、
アルク族の先祖返りとして生まれた主人公。
彼には前世と思われるものの知識が存在した。
何もない里の生活に最初はとまどいながらも、
だんだんと慣れ親しみ、成長した主人公。
成人した彼は、
好奇心から里の外の世界へ向け
て出発する。
腰を落ち着けた都市で、魔道具職人として生活するも、
親方の引退を機に、自分も後進へと席を譲る。
十分な貯蓄を得た主人公は、
冒険心から傭兵へと志願する。
そこで思わぬ武勲を立ててしまい、
小さな村の領主となる。
村を少しでも発展させるために、
日夜奮闘を重ねる主人公。
壮大な野望を胸に秘め、
長い長い旅路の果てに、たどり着く場所とは─────
本作品は、私の個人運営するサイト、
森の隠れ里(http://www.kumahachi.xyz)にて、
連載中のものです。
そちらの上部のメニューナビのNOVELSを、
クリックしていただきますと、
最新の情報にアクセスできます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 14:00:00
304940文字
会話率:10%
なだらかな丘陵にオリーブ畑が広がるアウレリア王国で、若き行商人カイは、特別な力もなく、日々の糧を得るのにも苦労していた。胸に燻るのは拭いきれない無力感と、まだ見ぬ何かへの渇望。
そんな彼の運命は、謎多き老人と人語を解す風変わりな相棒と
の出会いによって、劇的に動き出す。
夜の静寂で笑う高級娼婦(クルトゥザンヌ)、差別に苦しむ寡黙な女鍛冶師。刺激的な出会いは少年を成長させ、自分だけの戦い方を見つけていく。
しかし旅路の果て、彼を待ち受けるのは絶望的な試練だった。
死闘の果てにカイが得るもの、そして失うものとは何か。
内気な一人の若者は自らの運命を切り拓き、やがて世界の深奥に隠された真実に迫っていく。
ダークで過激な王道ファンタジー、興奮と感動がここに――。
※第一章完成済み。最低でも週1更新します。始めは2日ごとの更新です。
※なるべく挿絵を挿入します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 13:54:41
88869文字
会話率:33%
戦争で全てを失った子供と、国を喪った元人買い。
売買の証に結ばれた2人が、
沈黙と葛藤の旅路の果てに見つけたものは――
“もう二度と、失いたくない”と願える絆だった。
感情が壊れた大人と、傷だらけの子供が、
少しずつ、歩幅をそろえて生きて
いく。
これは喪失と再生の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 12:00:00
135673文字
会話率:47%
一つ目の国では強き王女と出会う。眩い信念、譲れない道。自分の役目を見出す旅路。
続く二つ目は伝説の国。誇り高き意地、叶わぬ恋。自分の空虚さと向き合う旅路。
意図せぬ三つ目では妖精と出会う。清廉たる願い、立ちはだかる天。自分が戦う理由を知
る旅路。
手強い四つ目で千年前の過去に触れる。贖罪の呪縛、求める自由。自分が信じたものを信じ抜く旅路。
五つ目の国で弱き王女と出会う。受け継がれる意志、変わる在り方。自分の無力さを思い知る旅路。
辿り着いた六つ目で絶望に挑む。絶体絶命の極致で、希望に満ちた再会を。自分の為すべきことを確信する旅路。そして待ち受ける運命に打ちひしがれる。
旅路の果てに七つ目が待つ。
果て無き妄執、時果てぬ無垢。
救世主の旅はここで終わる。彼が望んだ終わりかどうか、気に留める者は誰もいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 23:35:30
1545037文字
会話率:49%
かつて広大な領土を得、人間社会を滅ぼそうとしていた魔王がいた。
だがあと一歩のところで、彼は勇者によって封印されてしまう。
それから永き時を経て……遂に舞い戻る魔王。
しかしそこは彼の知る土地ではなく、温暖化によって海面が上昇した、海ばかり
の世界であった。
領土となり得る陸地がほとんど無い世界で、魔王は新たな覇業にとりかかることとなる。
さしあたっては歴史の勉強だ!? だがしかし、史料がない。
資料を探し、遺跡を探し、現地の文化・風習と衝突しながら、魔王は海の旅を続ける。
彼の旅路に加わるのは、臣下ではなく仲間。
新たに手にするのは、厳めしい鎧ではなく家にもなる船。
そして、彼を支える少女たち。
長き旅路の果て——その先にあるものは、はたして……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 23:36:22
1136087文字
会話率:50%
遥か宇宙の果てで燃え尽きた、ひとつの恒星。
その魂は光の粒となり悠久の旅路の果てに、ひとつの青き星へと辿り着いた。
かつて「ただ在る」だけの存在だったその星は、命のきらめきとぬくもりに心を打たれ、自らもその星の生命になることを願う。
そ
して、少女「ルキロゥ」として地上に生まれ変わった彼女は、「天体魔導士」として星の記憶を継ぎ、愛する星を蝕む影と向き合っていく。
星、生命、善と悪。
美しさの裏にある痛みと矛盾のなかで、ルキロゥは答えを探しながら自らの光で世界を照らそうとする――
これは、命に憧れた「ひとつの星」が命として生きる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:23:52
27424文字
会話率:32%
孤独な旅路の果て、勇者レオは魔王の元に単身で乗り込み、魔王討伐に成功してしまった。
勝利の栄光よりも死闘の果ての落命を望んでいたレオは、神に最後の願いとして魔王の生まれ変わりと再戦を希望する。
その願いを受け入れた神はレオの体を魔王の転生先
、地球へと送り出す。
転送された地球は服装や文化こそ違えど、ダンジョンがあり、魔法があり、魔物がいる世界であった。
ダンジョンに転送されたレオは、危機に瀕していた魔王の生まれ変わりである北条理紗を助ける。
そして彼女に再戦を申し込むがあっさりと断られてしまった。
なぜなら地球に転生した一七年の歳月で彼女は深いテレビゲーム愛に染まっていたからだ。
有名ダンジョン配信者である彼女は、稼いだお金を趣味であるゲームに全て注ぎ込む。
死力を尽くす戦いがしたいレオと、娯楽に没頭したい理紗。
話し合った結果、二人は協力してダンジョン配信に挑戦していくことに……
戦闘の日々により、どこか頭のネジがぶっ飛んでいる男勇者と、廃人ゲーマーであるが比較的常識人な元女魔王。価値観の違いは喜劇を産む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:10:00
493032文字
会話率:32%
『怪物(けもの)』、と呼ばれる存在をご存知でしょうか。己の生存本能を無視して人を喰らう、異形の獣達。平穏だった皇国に突如侵攻し、人々を震撼させた恐怖の代名詞でございます。当時の人々は怪物に怯え、英雄神話の再来を待ち望んでおりました。
これより語りますは、そんな人々の願いに応えるように現れ、怪物対策に奔走した青年の物語。時が移ろい、時代が変わり──誰しもが忘れ去った記憶を。歴史の狭間に消えた青年の旅路の果てを、あなたに伝える語り部となりましょう。
◇
和風ファンタジー×鳥獣害対策 。
「現代の知識を基準に、ファンタジーの魔物を防いだら、どんな世界になるだろう」そんな発想から生まれた、一風変わった和風幻想物語。
読者からは「語りの文体が独特なのに、妙に癖になる」「雨月華(メイン三人組)の日常がゆるい」「後書きが本編」など、独特な評価を受けている様子。本編も読んでね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 16:16:52
241573文字
会話率:53%
【今この身が滅びようとも、永久の愛をあなたに捧げる】
魔法と剣技に優れた『魔導剣士』ジェイドは、傭兵ギルドに登録し、相棒と共に依頼をこなして生計を立てていた。ある日、二人は偶然行き倒れていた少女を発見し、病院へ搬送するが、目覚めた少女は記憶
を失くしていた。
その少女フリージアにどこか懐かしさを覚えながらも交流を続けていくうちに、ジェイドは徐々に彼女に惹かれていくようになる。
そんな中、魔力持ちを狙った連続誘拐事件が世間を騒がせるようになる。フリージアにも不穏な影が忍び寄る中、どうやら彼女は三百年前以上に滅びた国と関係があるのではないかと判明し――。
※異世界が舞台で転生を扱ったお話ですが、現実世界から異世界への「異世界転生」ではありませんので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 13:38:58
275851文字
会話率:37%
魂は生まれ変わる。
命が朽ちても、その芯に灯る光は消えず、時を超え、形を変え、再びこの世に芽吹く。
だが、その魂にはもうひとつ、宿命がある。
――ともに巡る、伴走者の存在。
かつて、古代メソポタミアの地に生きた一組の恋人がいた。
シュメールの黄昏に、未来を誓い合ったその二人は、隣国アッシリアの軍勢により無残に引き裂かれた。
それは、終わりではなかった。
以後、魂は幾度も巡った。
ある時代には兄弟として。
ある時代には剣を交える騎士として。
ある時代には、路地裏のバーで静かにグラスを磨く店主と、疲れた心を癒やしにくる客として。
彼らは、いつもどこかで出会っていた。
深い縁えにしに導かれ、名前も、姿も、言葉も変わっても、
「なぜか惹かれる」「理由もなく懐かしい」
そんな想いが胸の奥に灯り続けた。
そして、令和。
東京の喧騒のなか、ふたりは再び巡り会う。
今生こそ、想いを告げるとき。
幾千年の魂の旅路の果てに、はじめて「愛している」と声に出して伝えられる、その時が来たのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:29:48
28127文字
会話率:27%
ある時までの記憶を失った少年・阿曽。
彼は突然現れた少女に殺されかける。―――『鬼』である。そんな身に覚えのない理由で。
逃げきれないと諦めかけた時、阿曽を助けてくれた青年がいた。
彼は、『鬼』の証左である紅い瞳を持っていた。
中つ国と呼
ばれる地上世界、更に高天原、黄泉の国を舞台に、阿曽と仲間たちの冒険が始まる。
鬼の名を持つ温羅、地祇である八岐大蛇。そして、天津神である須佐男。
頼もしく温かな彼らと共に、堕鬼人を巡る謎と阿曽自身の謎へと迫っていく。
日本神話の登場人物たちと出逢いながら、阿曽は真っ直ぐに己の運命と対峙する!
※カクヨム掲載作品。自主企画から生まれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:41:13
307621文字
会話率:51%
神に祈りを捧げ、剣を手に舞う少女。
神殿で育った彼女は、聖なる務めを果たしながらも、広い世界への憧れを胸に秘めていた。
ある時、神より授けられた言葉はただ一つ。
《旅立て》
旅路の果てに何が待つのか。
隠された真実、失われた
神々の記憶、そして己の運命――。
この世界で、彼女が選ぶ答えとは。
「生と死」を巡る壮大な冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 09:25:54
53510文字
会話率:27%
その日、とある鉱山夫は決意をした。
あてのない旅へ出る決意を。
残りの人生の後悔がないように。
とりあえずはまあ、資金か時間が尽きるまで。
沢山の人と出会って交流し、見たことのない色々なものを食べ、数多の美しいもの風景や珍し
い鉱物を見つけたり、様々な経験を積んで、人生を満たす。
彼の人生を描くのは彼。彼の半生を書き記した本はまだ数ページ。その先のページを求めて、今日もまた彼は愛車に跨って駆ける。自身の人生を謳歌するために。
「秘境の温泉が最高すぎてもうここから動きたくない、なんなら住みたい。酷使した体と心の疲れに沁みる…………さーって、次はどこに行くかな〜」
───さあ、そろそろ旅路の果てへ向かおうか。
その先にで、きっと彼が待っているよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 22:08:08
20047文字
会話率:46%
これは、地表の内八割以上を大海原が占める世界、《溟海》の物語。
奇妙な世界で奇妙な『影』と話した後、見知らぬ浜辺で倒れていたルカは、ファルセという名の《魔導人形》と出会う。見知らぬ土地に放り出された、記憶喪失者。同じような境遇に置かれてい
た彼らは、互いの目的を果たすべく協力する。
(※新話投稿の際追記)
彼の進む旅路の果て、きっと彼は思い知るだろう。
メメント・モリという言の葉、その意味を。
この作品は「ハーメルン」にも掲載している「メメント・モリの溟海(ヴァスト・ブルー)」の改訂版です。気に入らない部分を設定から直している為、展開は大きく異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 03:28:43
61574文字
会話率:44%
『漆黒の雷』と恐れられる最強の盗賊クロア。
任務を受け向かった先で彼が出会ったのは、黄金の長髪を持つ神秘的な美少女だった。
彼女の正体は、おとぎ話の中でしか語られない伝説の存在『エルフ』。
記憶を失った彼女を見て、クロアは考える。
「騙して
アジトに連れ帰り、ボスへ献上しよう」と。
無垢なエルフは、旅の途中で出会う人々にためらいなく手を差し伸べる。
そのたびに迷い、苛立ち、それでも捨て置けず付き従い、凍てついた心を徐々に溶かされていくクロア。
しかし彼には、逃れられぬ “死の呪い” が課されていた。
命を削りながら進む旅路の果て、彼が選ぶのは組織か、愛か。
冷たい世界で生きてきた最強の盗賊が、たった一人の少女にすべてを狂わされていく――。
最強主人公×エルフヒロイン、運命のボーイミーツガール、開幕!
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アルファポリスでも投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 22:00:00
100344文字
会話率:21%
西暦2268年6月、度重なる戦争や災害により傷つき再生不能の状態に追い込まれた地球。人類が生き延びるために地球を捨てて宇宙へと旅だった。
船の名は【Tbellus Terra】(ペッルス テラ)麗しの地球
人々は、居住可能な希望の星が
見つかるまでの間、船の中で長い眠りにつくのである。移住にあたり、専門的知識を持つものを指導者(賢者)とと呼び計画を進めた。
120光年の旅路の果てに【AI搭載のスーパーコンピューター【プロメテウス】は、まず、惑星軌道上から二年の月日を費やし、探査を開始し、惑星『initiumイニティウム』と命名した。
大気の中の成分が、ほぼ地球と同じ成分で構成されていると判断すると人類・動植物が、移住可能であると結論づけたのである。
彼はメインブリッジ・ポラリスを稼働し・冷凍睡眠中の賢者を覚醒させた。星を見つけるまでが、彼の仕事でそのあとは、指示を受けねばならない。
12人の賢者は、目覚めた。そして人生の賭けに勝利したことを知り、それぞれに肩を抱き合って喜びを分かち合った。
モニターには、惑星の姿が、映し出されている。すでに探査用の衛星が配置され、ウィンドウを開けば見たい場所が見れる。こうしている間にも星の情報が、プリンターから吐き出されていく。正に夢にまで見た第二の地球である。しかし、その星には地球では、忘れさられた童話と神話の世界の生き物たちの星であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 23:41:33
10132文字
会話率:42%
目覚めた場所は、剣と魔法が息づく異世界“アルシオン”。
現代に生きていた一人の青年が、まったく新しい運命の渦中に投げ込まれる。
力とは何か。信じるとはどういうことか。
彼が手にしたのは、強くて儚く、あまりに不完全な力。
数々の出会いと別れ
、旅路の果てに待つ“答え”を求めて、彼は歩き出す。
――これは、選ばれた者の物語ではない。
たったひとつの想いが、世界を変えるかもしれないという、ただそれだけの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 19:03:06
5943文字
会話率:21%
現代日本にて、好きな女の子に告白して小っ酷く振られ、容姿学力運動神経貧困を馬鹿にされたため、一日二十時間勉強して東大に合格し、入学までに地獄の筋トレと共に一日百キロ走り続けて百キロダイエットに成功した事で、いつの間にか目標達成が身体に刻まれ
行動原理となった少年だったが、輝かしい未来を歩む寸前に、トラックに轢かれて死亡する。
〝二千年前に突然人類の半数以上が一瞬で消滅した〟という異世界に転生した彼――ルドは、勇者パーティーの一員となっていたが、武闘家の癖に敏捷性が低いと追放された。
――直後、前世の記憶を思い出した彼は、ダンジョン操作能力等様々な力に目覚めていく。
唯一出来た硬化を窮めて、強いモンスターに攻撃されても、全くダメージを受けない程になっていたため、それが自分を転生させた女神から貰った才能(ギフト)だと思っていたルドだったが、種々様々な力に目覚めていく事で、「そうじゃない」と気付く。
――が、女神とのやり取りの肝心な部分(とても重要なことだった気がする)が、どうしても思い出せない。
更に、彼は、〝何故か鏡に自身の姿が映らない〟ため、自分の姿を映せるような鏡または鏡として使えるものを探して、旅を始める。
その先々で、不遇の美少女たちを仲間にしながら。
そして、彼女らの〝目標達成〟を手助けしながら。
女神が言っていた〝重要なこと〟とは、何か?
自分の姿を映す鏡を見付ける事は出来るのか?
二千年前、突如〝人類の半数以上が一瞬で消滅した事件〟の真相とは?
少しずつ謎が明らかになって行く中、二千年前の事件が契機となって生まれた、恒久的な平和を目的とした宗教――〝光輝(こうき)教〟の最恐最悪の幹部である少女――〝武力衝突を防ぐ為には武力行使も辞さない〟という〝歩く正義(暴力)〟――に、ルドが目を付けられてしまい――
かと思えば、三百年前に〝勇者によって祖国の地下に魔王を封じられ、その魔王が百年前に復活したせいで〟国を滅ぼされた獣人たちの内、祖国復活を強く願う次期族長の少女にもまた、ルドは目を付けられていて――
仲間たちとの旅路の果てに、一体何が待っているのであろうか?
そして、そこで彼は一体何を見い出すのだろうか?
(※基本的に水曜日、金曜日、日曜日の17:00~23:00に更新する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 20:45:07
139002文字
会話率:45%