高校に入学してから一ヶ月、ぼっちを決め込む桐崎《きりさき》舞翔《まいと》。
無理に友達を作ったところで疲れるだけだと人を避けてきた。
とある昼休み、いつものように教室では食事をせずにいつもの場所に向かうと、話し声が聞こえてきた。
どう
やらいつもの場所が告白場所に選ばれてしまったらしい。
女子の方は誰もが知る有名人の森谷《もりや》水萌《みなも》。
容姿端麗、文武両道、いわゆるラブコメヒロインみたいな人だ。
少し待っても終わりそうになかったからと、舞翔は進む。
そうして一生で一回あるかないかの微妙な雰囲気を味わった舞翔は、放課後に謎の女子と出会う。
名前、年齢全て不詳で、わかるのは容姿が整っていることだけ。
その日を境に舞翔の人生は変わっていった。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 04:00:00
276171文字
会話率:57%
文武両道、才色兼備。全てを持って生まれた男、鷹見健斗。
そんな彼にはある夢があった。
それは異世界に転生して何もないところから最強になるというもの。
彼は毎日、神に願い続けた。異世界に転生させて欲しいと。
すると、そんなある日、とうとう彼の
夢は叶い、
彼は田舎貧乏家族の長男『アレン』として生まれ変わる。
着実に最強への道を歩む健斗改め、アレン。
しかし、彼はひょんなことをキッカケに『神童』と呼ばれる男の存在を知る。
知れば知るほど自分と真反対の人生を歩む『神童』にある可能性を見るアレン。
あれ?もしかして、転生したの俺だけじゃない?
◇◆◇◆
引きこもり、陰キャ。自他共に認める不幸者の負け組、下沢安人。
そんな彼にはある夢があった。
それは異世界に転生して知識チートで無双してスローライフを送るというもの。
彼は毎日、神に願い続けた。異世界に転生させて欲しいと。
すると、そんなある日、とうとう彼の夢は叶い、
彼は公爵家の三男、『ウィルミス・フォン・シュタイン』として生まれ変われる。
しかし、生まれ持った才のせいで当初の予定とは違い、どんどん強くなってしまう安人改め、ウィル(ウィルミス)。
その名はやがて『神童』として世界にも広まるほどだった。
更に彼はある日、衝撃の事実に直面する。
自分が売るよりも先に異世界で地球の商品が売られていたのだ。
まさか、まさかだ。異世界に転生したのは俺だけじゃなかった。
これは2人の厨二病主人公達が織り成す異世界ファンタジー。
※この作品には主人公(特にウィル側)による暴言や偏見が出てきたりします。
そういうのが苦手な方は読むのをご遠慮頂いた方がいいかもしれません。
ただ読むにしてもこの主人公はかなり捻くれてるので真に受けなくて大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:06:33
57977文字
会話率:28%
成瀬連は文武両道のイケメン、かつ性格もよい人気者で、2年1組をまとめるクラス委員として真っ先に推薦された。しかし、怖い先輩と言われている生徒会副会長への恐れから女子の委員が決まらず、その役割は孤立している結城馨に押し付けられる。優しいが人に
気を使って押しの弱いところのある成瀬と、誰にも譲らない気の強さがある結城は、正反対であるがゆえにすれちがいながら、やがて惹かれ合うようになっていく――。ほのぼのラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 14:18:23
72648文字
会話率:24%
1770年5月フランス王国に一人の少女が嫁いできた。
彼女の名はマリーアントワネット。
頭脳明晰、文武両道、正義感と優しさに溢れた彼女はのちに暴れん坊王女と呼ばれる事になる。
しかしその様に呼ばれるまでには少々の時が必要であった。
なお、この話は短編『暴れん坊姫は運命をも踏み台にする』の続編となります。
よろしければご拝読願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 11:09:07
233954文字
会話率:42%
中世のヨーロッパに一人の少女がいた。
容姿端麗、頭脳明晰、文武両道。
しかも民に優しい麗しき姫君。
だが曲がった事が大嫌いで王家の枠からはみ出す行動を繰り返すのだった。
人は彼女を暴れん坊姫と呼ぶ。
そして彼女に待ち受ける運命と
は?
果たして暴れん坊姫は大人しく運命に翻弄されるつもりなのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 03:22:09
4198文字
会話率:30%
二人の女神に祝福されしクルシウス大陸。その北部には魔族と呼ばれる者達の国、アルカンディア帝国がある。
長きに渡りその帝国の一角を支えて来た獣王将軍ガデラインの長女であるペルディータは魔力があっても魔法自体はからっきし。しかしその代わりに物を
自由に動かす不思議な力を持っているのだが、何故か父親からはその力を極力使わない様にと常々注意を受けていた。割と便利なのでうっかり使ってしまう事がしばしばあり、今では父親どころか専属メイドにまで怒らる始末である。
そんな彼女の夢は立ち遅れてる自国のファーマシスト(薬師)に憧れ独学で専門書や薬草を集めて勉強をしていたが、文武両道を旨とする父の教育方針で日課としてやっている剣術や多様な座学の合間にするしかなかった。
悶々と日々を過ごす十五歳のある日、嘗ての敵でもあった人族の国、マージナル王国の王立学園へ皇女殿下の名代として留学する事を打診され、国外への憧れも相まって魔族の者として初めて学園へ行く事になるのだが……。
そこで出会う聖女のルームメイトやその婚約者の王子、そしてやたらと気に掛けてくれる見覚えのある青年との学園生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 08:33:43
269687文字
会話率:57%
一国の騎士であったロイドは姫君のシェラートの護衛に就いていた。
ある日、隣国の舞踏会に参加しようと二人は馬車に乗り込んでいたが、敵国の手によって崖から馬車を転落させられてしまった。
騎士が次に目覚めると、鏑木時雨と言う女性に転生を果たしてい
た。
高校生になった鏑木時雨は文武両道、容姿端麗で一つ上の桐山凛と出会い、二人の運命は動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 01:24:13
578259文字
会話率:40%
中高一貫性である、私立ライラック学園に通う三人の異世界物語。
学園の問題児と呼ばれる、自由気侭な飛来龍。
学園の生徒会長を務める、文武両道な寿々奈明日香。
学園から特待生として扱われる、天空海闊な黒崎信。
三者三様ながら、中等部から不思
議と気が合って凡そ六年の付き合い。
そんな才気にも溢れる彼等は、突如として全く知らない異世界へと召喚される。
「此処が異世界とかどうでも良いんだよ、俺は気に入らねぇ奴を吹っ飛ばせるならそれでいい」
「私はこんな異世界になど屈しない。例え卑怯と呼ばれようと、必ず取り戻して見せる!」
「感謝する異世界。此処ならば、当方の全身全霊を尽くすに相応しい」
意図せず別たれ、立場を違え、それでも異世界と向き合い、其々が飛躍を遂げる。
それでも彼等の絆は消えない。
されど異世界の理は、理不尽に彼等を強いる。
これは選択の物語。
三人の選択次第であらゆるIFを呼ぶ、枝分れ式。
その内の僅か一つを紡ぐ、異世界転移モノである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 23:36:18
161687文字
会話率:38%
――遠距離恋愛をしている彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)に浮気をされた。
浮気相手は学校一のイケメンらしく、更に能力も文武両道の持ち主らしい。
―――ショックだった。
だが、未練がましいのが嫌だった俺は、あいつとの連絡手
段の全てを抹消する。
――それから数ヶ月が過ぎた。
しかし未だ、彼女の事を吹っ切る事も忘れる事も出来ない日々を過ごしていた。
時が経てば、あいつの事を忘れさせてくれると思っていたのに。
だけど俺の心の根っこには、まだあいつの事を諦めたくないという想いが
残っていたのだろう。
ハァ...なんてみっともなくて、未練がましいんだ。
そんな茫然自失の日々が続いた、とある日。
―――俺は暴走してきたトラックに跳ねられてしまう。
死ざまに、今度こそは良き女性と出逢いと願いながら、人生の幕が
下りるかの様に、俺の瞼はゆっくりと閉じていく。
そして瞼を閉じた次の瞬間、
俺は誰かの大きな声で無理矢理、叩き起こされてしまう。
その大きな声の主...女神メリアーナと名乗った女性が俺に言う。
勇者となって自分の管轄している世界で蔓延っている魔族達と、その親玉で
ある魔王を討伐して欲しいと。
最初は断ろうとした。
だがふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのではっ!?」
これは恵美の事を吹っ切るチャンスじゃんとばかり、女神メリアーナの
嘆願を快く受諾した俺は、異世界に勇者として召喚されていく。
―――それから五年と幾数ヶ月の月日が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越え、女神メリアーナの悲願だった魔王を見事
伐ち倒した俺は、メリアーナからの恩恵...『勇者』の力を報酬として
保持したまま、元いた世界に帰還するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 19:09:07
205089文字
会話率:31%
源氏の子孫の家系に産まれたことにより、幼少期からの過剰な修練と天性の才能により文武両道を極めた主人公は歴史学者として世界中を調査してまわっていたが、東南アジアの内戦に巻き込まれて命を落としてしまう。そして目覚めた先は戦国時代だった。未来の記
憶と天性の才能、能力でバカ殿様と後世や某歴史ゲームなどでも残念な存在であるように扱われる未来を変えて行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 16:27:38
91866文字
会話率:24%
主人公の大崎弘樹は40歳大学教授で歴史専攻、剣術を好み極める文武両道、ある日自宅で古い刀を見つけるがその刀には自分の家の家紋と違うとある有名な家紋が…そして鞘から古い地図が出てきてその場所に行くと古い祠が…その祠のハコから大の旗が…頭に声が
聞こえてきた…昌景すまない…昌幸すまない…妻よすまない…そして光に包まれた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 23:19:08
253768文字
会話率:23%
頭脳明晰、文武両道、その容姿は神々しいまでに美しく、その上生家は代々軍事家系の名門貴族。そんな天に二物どころか五物は与えられたかというような完全無欠と名高い男がいた。しかしながら性格にはいささか難ありなこの男、その能力が遺憾無く発揮されるに
は条件がある。女性絡みでさえ、なければいい。そんな彼がある日出会ったのは、甚だしく彼の常軌を逸した化け物のような女だった――。
そんな何もかも真逆な二人が紆余曲折を経て幸せを掴むまでのお話。安定の最後はゲロ甘エンド。キーワードにご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 16:21:05
34864文字
会話率:29%
たった一つの恋をした。
――ゆっくりと、歩くような速さで。
*
御子柴涼馬(みこしば・りょうま)はイケメン天才高校生ピアニストである。
スタイルが良くて、文武両道。誰とでも仲良くなれる人気者で、もちろんモテる。はっきり言って設定
盛りすぎだ。
俺とはクラスメートで、前の席に座っていて、毎日屋上で昼飯を食べ、――そして一応、付き合っていたりする。
これは御子柴と俺が過ごす、少しだけ変わっていく日々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 12:00:00
126147文字
会話率:50%
文武両道の朱鷺之台学園生徒会は、名物の会長と副会長、その二人に振り回される役員達が在籍している。
繋ぎ……と思ってましたが、話がまたも展開してしまいました。どうなることやら。
最終更新:2024-06-20 16:33:24
125530文字
会話率:44%
ベルグラード帝国皇帝の妹を母に持つ公爵令嬢、アスリーン・フローラ・フォン・グレートシュテルンには、兄がいる。
顔よし、家柄よし、文武両道にして帝国最強の魔法使い、完全無欠な兄の名は、カインベルグ・アジュール・フォン・グレートシュテルン。
そ
んな彼には、一つだけ欠点がある。
それは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 14:57:41
3237文字
会話率:26%
家族のために数多の怪物たちが跋扈する『破界』に足を踏み入れた博三。そこで一人の男と出会う。その男は不思議な力を持ち、破界でも難なく生活していた。はたして博三と家族の運命は?!
ところ変わって現代日本。そこには容姿端麗、文武両道の高校生、一条
宗司がいた。順風満帆な生活の中に退屈さを感じていたある日、異世界に召喚されてしまった。そこには同じく召喚されたであろう3人の姿が。はたして彼らは無事に元の世界に変えることはできるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 23:00:00
147420文字
会話率:42%
最初に一つ、言わせてください。彼女、一応ヒロインです。私立鬼灯学園、それは入学生もごく少数のエリート校である。そんな中で、一際輝く少女、保科星香。文武両道、学園のマドンナと言った存在だ。彼女の二つ名は『学園の一等星』。そんな保科を唯一『ホシ
』呼びする存在であり、保科の隣人、久世伊織。彼の趣味はオタ活である。そんな中、保科のヒミツを知るのは久世だけ。そのヒミツとは、彼女はときどき、イケメンになる。もう一度言おう。イケメンになる。そう、彼女は上から降ってきた看板も一蹴りで吹き飛ばしてしまう。彼女の祖父は武道の師範であり、保科は小さい頃から武術を叩き込まれていた。ちょっぴり変わったヒロインと、推しを愛するオタク主人公のちょっと不思議なラブコメディー、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 18:06:02
4900文字
会話率:49%
アメリカ、フィラデルフィアの街に暮らす女子大生ビアンカは文武両道の才媛で、
彼氏もおり順風満帆な生活を送っていた。
しかし最近になって謎のストーカー被害に悩まされるようになり、
そしてある日ルームメイトが密室で殺害されるという事件が起きる。
この事件を切欠にビアンカは人知を超えた怪物達に命を狙われるようになり、
やがてこの国を裏で支配する組織『カバール』の存在と、彼等に自分が狙われる理由を知る。
この日より彼女は自分を助けてくれた謎の男ユリシーズと共に、
カバールとの長い戦いに身を投じていく事となる。
アメリカを舞台に繰り広げられる現代の聖戦記、開幕――!
※この物語はフィクションです。登場する地名、国名、団体名は全て架空であり、現実の物とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 14:25:57
996788文字
会話率:47%
単なる容姿の特徴ではない!
糸目でなければならぬ運命が、この令嬢にはある!
文武両道、容姿端麗、手繰る双剣は閃光の如し。
フィルル17歳、恋路を阻む者は遠慮なく破断いたしますっ!
1900年前後の日本の文明と、西洋ファンタジーの風景。
そ
れらを併せ持つ異世界の物語。
陸軍と海軍の要衝が併存する、古都・ズィルマ。
その地では細い目、いわゆる糸目が美しいとされている。
常に瞳を伏せた寝顔のような「上弦・伏せ糸目」。
常に微笑みを称えているような「下弦・笑み糸目」。
常に水平な「弦・糸目」。
古都・ズィルマには、そのような糸目を美しいとする慣習がある。
ズィルマの豪族の娘・フィルルは、下弦・笑み糸目の持ち主。
長身、優雅、博識にして、双剣の扱いに長ける文武両道の令嬢。
そんなフィルルは、大の眼鏡男子フェチ。
結婚するならば眼鏡男子と、強く心に決めている。
しかしこの古都・ズィルマでは、眼鏡は野暮とされている。
上玉眼鏡男子は、ほぼ幻の生物。
とある事情で、一年以内に婚約者を決めねばならないフィルル。
上玉眼鏡男子と婚約するまで、意に沿わぬ縁談を斬って斬って斬り捨てる!
※ネット小説大賞12応募作品。
※本作品は「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 11:30:00
121697文字
会話率:44%
大国グングナルドには一人の王女がいた。彼女の名はフィルリーネ。美しく聡明で芸術に秀でた王女である。
十六の誕生日にラータニア国の第二王子ルヴィアーレと、天の司の役割を持つ空城マリオンネで婚約の儀式を行う。そのための準備としてルヴィアーレ王子
がグングナルド国に滞在することが決まった。
第二王子ルヴィアーレは噂以上の美青年で、文武両道、魔導に長けた完璧な男だが、フィルリーネは噂とは正反対の人物。初対面でルヴィアーレに小国の王子と嫌味を言い、会う度帰りたくなるような嫌味を言い続ける女だった。
しかし彼女には目的があり。。。
念の為R15です。
更新不定期。修正は誤字脱字等です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 22:51:26
1236673文字
会話率:43%
文武両道、容姿端麗、用意周到、成績優秀。
やること成すこと全てにおいて完璧な結果を残す生徒。
都内在住、私立高校3年生。
「完璧っ子」の二つ名を欲しいままにする女学生「桜縁鬼百合霞」。
しかし、そんな彼女は17年目の夏のある日
。友人の代わりに電車に轢かれてこの世を去った。
『世界の危機を救ってほしい』
女神からのありきたりな通達を胸に、彼女は冒険者として自身の欲を発散させる旅路に着いた。
「見透せなかった女神様が悪いです」
(※他サイトでも同時連載中にございます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:58:55
19742文字
会話率:41%
伯爵家の長女として生まれたシャルロッテ・ヴェーデルは、「生まれると災いをもたらす」と一族で信じられている「金色の目」を持つ少女。
生まれたその日から、屋敷には入れてもらえず、父、母、妹にも冷遇され「離れ」で暮らす。
ある日、シャルロッテに
『冷血公爵』として知られるエルヴィン・アイヒベルク公爵との婚約の話が舞い込む。
家族はちょうどいいといわんばかりに、一族に災いをもたらすとされるシャルロッテを18歳の誕生日に嫁がせる。
しかし、蓋を開けてみれば、冷血公爵は見目麗しく、文武両道、そして愛妻家だった。
はじめは、人付き合いをどう進めていいか悩みながら奮闘するが、そんな姿を見てむしろ溺愛する公爵。
そして、一族の中で信じられている「金色の目」の話には続きがあり、実はその子が18歳まで生きていた場合、今度は「金色の目」は「神の祝福」を受ける証へと変化する。
祝福を受けたシャルロッテは、エルヴィンからの一心の愛を受け、幸せに暮らす。
一方、シャルロッテを追い出してしまった主人公の実家には、次第に不幸なことが訪れ──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 09:02:13
50672文字
会話率:51%
修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。
その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。
彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。
ラルスは容姿端
麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。
一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。
必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。
なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ──
そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。
これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 19:00:00
46701文字
会話率:35%