平安時代の半ば頃の話。源頼光の娘・桔梗が摂津国多田の地を訪れた。都で流行る疫病から逃げてきたのである。そして、そんな彼女を歓待するために、女主人である小萩は、多田の地ならではの料理を用意し宴を開く。そこで桔梗は、"兵の家"ならではの苦労を知
ることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:47:15
20840文字
会話率:25%
能「土蜘蛛」のパロディーを自分なりに作ってみたのですが、何だか、狂言のようになってしまいました。この物語の裏にある大和国の事情をそれなりに考えて書いてみたのですが、どうでしょうか!?
ちなみに、カ○○ムさんでも、同じ題名で出していますが、今
回のものは色々と反省しながら、より分かりやすく書いたつもりです。宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 12:54:58
7009文字
会話率:26%
事の起こりは、比叡山で修行している末息子から届いた一通の手紙からである。
それは、六十を過ぎた満仲様に出家することを勧める内容だった。
最終更新:2022-10-20 00:22:26
11558文字
会話率:12%
時は現代、誰しも怪異を信じていない世の中で超常現象を解決する組織があった。
組織の名は「テトラ」、古来は源頼光を代表する摂津源氏、その一部妖怪退治の武士団が時代と共に形を変え、現代の闇から闇へと解決する組織へ変貌した。
その組織に所属
する少年、少女達が亜人、幻獣、超常現象に挑み、解決してく、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 20:35:09
2450文字
会話率:35%
さてこれより語りますのは源頼政による鵺退治の一席。
おおむね史実とされている史料に準拠して語るつもりではございますが、なによりフィクションですからときおりあらぬ方向に脱線するかも知れません。
正体不明の鵺に対し、典型的なリアリストであ
り摂津源氏の総領でもある頼政はいかにして対処するのか。
また、鵺の正体とは。
カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-29 09:00:00
12253文字
会話率:27%