戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。
「これは神隠しか?」
戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎
ところが、今度は自分を追
うように領地までが異世界転移してしまう。
家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。
領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。
唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。
敵対勢力は圧倒的な戦力。
果たして苦境を脱する術はあるのか?
かつて、日本から様々なものが異世界転移した。
侍 = 刀一本で無双した。
自衛隊 = 現代兵器で無双した。
日本国 = 国力をあげて無双した。
では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――?
【新九郎の解答】
国を盗って生き残るしかない!(必死)
【ちなみに異世界の人々の感想】
何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!
戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?
これは、その疑問に答える物語。
異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:07:14
636611文字
会話率:52%
戦国の世に城持ち大名の一粒胤として生まれた千々石ミゲルが、13歳の時有馬セミナリヨの一期生になったが、イエズス会巡察使ヴァリニャーノ発案の遣欧少年使節4人の一人に選ばれ、ヨーロッパに派遣されることになる。風任せの帆船に揺られ、生死の境を振り
子のように漂いながらも、「太陽の沈まない国」のフェリペ二世王とローマで新暦を制定した老齢のグレゴリウス13世に謁見し、教皇死後に即位した新教皇シクストゥス5世の行幸にも参列し、8年半のヨーロッパの旅を終え日本に帰還するが、キリスト教禁教とキリシタン大量磔刑の時代を生き抜け、最期は悲劇的な死を迎える。その波乱万丈の人生の様々な岐路で中で、おのれの信念と民衆の幸せのために最良の選択を迫られる。その生誕からヨーロッパに上陸するまでが第一巻である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 00:14:19
67517文字
会話率:27%
ーーー
三十路OL、その名は佐藤 亜奈。
名前負けしている事もあり、ブラック企業な事もあり。鬱全開な今日この頃であった。
がしかし
ひょんなことから車(ベンツ)に轢かれ
というか轢き逃げされ。
平々凡々だった日常が、なんやらかん
やらで何度も転生and憑依を繰り返す羽目に。
項垂れる彼女。
だがここで落ち込んでも仕方ないじゃあないの。謎の使命感にて、ドン底から解き放たれる、なんでやねん状態。
ある時は戦国武士、またある時は悪役令嬢の娘、またまたある時は寿司職人など。
何度も転生and憑依し、様々な経験値を積み重ねていく自分。当の本人も、楽しんでいたのだ。
そして、記念すべき100回目の1歩手前
平和過ぎるフランスの貴族に
事件は起こる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 16:19:55
767文字
会話率:36%
会社の同僚が、息子さん(当時中三)の激しく面白い夏休みの宿題の話を聞いて妄想が止まらなくなった。それを当の同僚さんに昼休み中使っても話しきれず、ならばと22年ぶりに書いてみたのがコレ。
書いた勢いでアニマの原作賞に出したけど撃沈した後、リ
メイクしました。
夏休みもあと3日、宿題の追い込みをしていた俺(高橋圭治)は大きな黒い物が空から降ってきたのを見て慌てて庭を覗いた。
振ってきたのは物ではなく鎧装束と陣笠のレトロな装いの男だった。これってテレビのロケ?それとも町興し?!
やがて目を覚ました男は、自分が戦国時代の武士で、仕えている城の姫様と城を落ちのびる途中だったと言う侍マジなりきりのアブナイ奴だった…
俺は訳も解からないままにそいつの姫様探しを手伝うことになって…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-09 00:49:17
28535文字
会話率:55%