会社の同僚が、息子さん(当時中三)の激しく面白い夏休みの宿題の話を聞いて妄想が止まらなくなった。それを当の同僚さんに昼休み中使っても話しきれず、ならばと22年ぶりに書いてみたのがコレ。
書いた勢いでアニマの原作賞に出したけど撃沈した後、リ
メイクしました。
夏休みもあと3日、宿題の追い込みをしていた俺(高橋圭治)は大きな黒い物が空から降ってきたのを見て慌てて庭を覗いた。
振ってきたのは物ではなく鎧装束と陣笠のレトロな装いの男だった。これってテレビのロケ?それとも町興し?!
やがて目を覚ました男は、自分が戦国時代の武士で、仕えている城の姫様と城を落ちのびる途中だったと言う侍マジなりきりのアブナイ奴だった…
俺は訳も解からないままにそいつの姫様探しを手伝うことになって…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-09 00:49:17
28535文字
会話率:55%