性暴力でしか愛を感じないイルと、彼を更生させようとするレイラのお話。
最終更新:2025-07-06 22:30:00
59737文字
会話率:55%
「ヴィクトリア・ゲレニカ・クラウス、貴様と婚約破棄する!!
貴様はミレナをいじめ、しこも毒を盛ったと聞いた!!これによってこの女を処刑する」
豪華で広いパーティー会場、そして煌びやかなドレスを着た貴族たちの中に青い髪の青年の罵声こと
により賑やかだったはずのパーティー会場が静まり返った。
青年の前にはヴィクトリアと呼ばれた月光のように輝く銀髪とまるで空の色を映したようなマリンブルーの瞳を持ったパーティー会場の中の貴族には比べ物にならないくらい美しい少女が床に崩れ落ちていた。
青年の横にはミレナと呼ばれた桃色のふんわりとした髪に茶色の瞳の少女がくっついていた。
「アレク殿下!!私のためにそこまでしてくれるなんて...でもいくら何でも処刑だなんて...」
と青年の横で泣くミレナ、そして心配そうにミレナを見つめるアレク。
いつもで続くだろう―
そうヴィクトリアは思った。
元々ミレナに毒を持っていなかった。ミレナの自演自作だ、だか婚約者のアレクはミレナにうつつを抜かしている。そして証拠も調べすこのザマだ。
「ミレナ...ヴィクトリア感謝しろ!ミレナはお前を気ずかっていたんだぞ!あの世で反省しろ!!」
そう言いながらアレクはヴィクトリアの首を剣で切った。
ゴトリ
ヴィクトリアの首がパーティー会場の床に落ちた。
もう疲れた、これが悪夢だったらいいのに―
1からまた始まられるので会ったら今度こそ幸せになりたかった―
こうしてヴィクトリア・ゲレニカ・クラウスの最初の人生は終わった。
処刑から始まるヴィクトリアのやり直し革命が今、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 20:32:34
22921文字
会話率:25%
小さな武器屋を経営する店主には、呪われたアイテムを看破し破壊する「特別な能力」があった。武器屋である立場を活かし、一族の宿業ともいえる能力「呪物破壊」で呪物を狩リ続ける店主は、いつしか大陸全土を揺るがす陰謀に巻き込まれていく……一癖も二癖も
ある常連客に囲まれた「武器屋」は、今日も絶賛繁盛中!!
***ご注意***作者が昨今の作品に疎いため、今風な要素を欠片も含みません。ご都合展開も無いので良キャラも死にます。また、スマートフォンでの読みやすさを優先していますので、作法を無視した部分もありますが御容赦下さい。初めて書いた小説ですので、ご意見ご指摘いただけると嬉しいです。スピンオフ作の「宿屋」「本屋」「王の剣」「わたしはあなたを切る。これっぽっちの後悔も残さずに」も並びに宜しくお願いします。***2015年8月15日をもちまして3年続いた連載が完結しました。御愛読、ありがとうございました***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 17:04:17
831102文字
会話率:48%
学院都市の小さな本屋を継いだばかりのエフェメラさんが、地下の書庫で見つけた黒革装丁本を開いた瞬間、「設定」という名の物語が始まった。///大陸、魔導院学院都市の特色、魔術、神聖術、錬金術についてなどの設定をチーズケーキが大好物のエフェメラさ
んが学んで行きます。///「お前ら!武器屋に感謝しろ!」の設定集です。小説仕立てで書いていきますので、読み物としても楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-20 15:25:36
19696文字
会話率:41%