伝説の宝「月の女神の涙」を手に入れた貴族はお披露目のパーティーを開いていた。
そこに突如乗り込んできた海賊たち。悪の貴族と、海賊の刃が交わる。
生きることにも死ぬことにもまるで興味がない貴族の少年シャイルと、生きることに執着する海賊の少年
ハーヴェスト。
正反対の二人はこの日出会って即座に理解した。
こいつとは、絶対に分かり合えないし気に入らない。
必ず殺してやる、と。
貴族と海賊の戦いは、国の転換期の前座となる。
「月の女神の涙」とは、果たして何なのか。
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エブリスタに掲載済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 09:30:55
42107文字
会話率:58%
またの名を忖度転生。
100日後に主人公に殺される悪の貴族に転生した話。
空気を読むことだけが得意なサラリーマン、ハルヤ。
事故で死んだ彼が転生したのは、剣と魔法の存在する異世界、
――そこを恐怖で支配する悪の貴族、ギラファリア家の長子
であった。
奴隷虐待。小村焼却。財産浪費。弱者蹂躙。
およそ日本の価値観で悪とされる全ての物事が、美徳とされる悪の王子。
転生者であると知られれば、即ち死あるのみ。
忖度だけが取り柄の男の、100日に渡る無駄な努力の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 23:54:32
43595文字
会話率:36%
ある日、クラスの女子とともに異世界へと転移した主人公――下条匠。
彼は少女たちを守るために戦った。
悪の貴族たち、魔族、天使、そしてついには神すらも戦いの末に打倒した。
そして助けた少女たちと関係を持ち、子供が生まれるようになっていた。
悪を打ち砕き、平和を過ごすにようになった匠は、赤ちゃんの成長を見ながらこう思った。
「親に、手紙を出したい」
匠は親に手紙を出すため、一時的に異世界への帰還を決意した。
だが異世界から帰還を果たした匠を待っていたのは、信じられない現実だった。
人気のない故郷、出産を控えるクラスメイト、暴れまわる魔族と魔物。
自衛隊、アメリカ軍すらも退けた魔族たちの勢いは、とどまることを知らない。
日本で暴れるその魔族たちは、かつて……異世界で匠たちが倒したはず。
そして、魔王の姿は――
匠の混乱は頂点を極める。
混沌とした関東地方を舞台に、匠の新たなる戦いが始まる。
※この小説は、前作『クラスの女子全員+俺だけの異世界召喚』の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 19:04:49
289464文字
会話率:31%
アルストロメリア王国には四つの侯爵家がある。
一つは武門、一つは魔法、一つは政治を担当している。
それらは軍、研究機関、行政機関に携わり、国の象徴とも言える三家であった。
では、あと一つの家はどうか。
その家は国の裏方の専門であった。
国の
依頼であれば諜報計略暗殺破壊処刑などなどを手掛ける裏仕事専門の家だ。
人々はその家をこう呼ぶ――――悪の貴族と。
そんな悪の貴族の家に、一人の男の子が生まれようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-26 00:00:00
2597文字
会話率:15%
とある王国の侯爵令嬢のマリア。彼女は王子様の婚約者に選ばれた。政略結婚でも愛がある。そう愛し合っていたのだ。しかし、事故により王子はマリアのことだけを忘れてしまう。その事故の前にこのことが頭に流れてきたからわかっていたのだがやっぱり悲しくて
哀しく、初対面の振りをすることに。王子は違う人を好きになり、何がなんだか分からない。気がつけば味方はどんどん減り…。[悪の令嬢]と呼ばれるように。
それでもしっかりと前をむいて歩いて行く少女の話。
多分大丈夫ですが、タグを付けておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-20 00:00:00
8853文字
会話率:47%