凍てつく森での狩りぐらしと、苛烈な戦場で育まれるラブストーリー(超々微糖)です。
テーマは「他人から理解されづらい愛情」。
少女視点のため、一章では登場人物をあえて「できるだけ嫌われるように」表現しています。ご容赦ください。
二章(#2)で
物語が加速していきますので、お付き合いいただければ幸いです。
最後まで書き上げてあるので、できるだけ毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 09:33:06
493052文字
会話率:36%
──結ばれないとわかっていたのに、それでもあなたに恋をしました。
ルックスは平均点。営業成績は落第点。全てが凡庸なサラリーマン秋葉悟(あきばさとる)。クリスマスを控えたある夜、彼の元に葛見千花(くずみちか)と名乗る女子高生が現れる。
彼女は秋葉に、「私は未来からやって来たあなたの娘です。一週間だけ、ここに泊めて下さい」と告げた。
25歳の青年と、18歳の女子高生。時を超えて巡り会った親子は、一週間の共同生活を送ることになる。
クリスマスデート。二人で海を眺めて語り合う休日。一緒の布団で身を寄せ合い迎えた最後の一夜。夜明けとともに予告なく訪れた別れの先で、彼がたどり着いた結末とは? そして千花が戻ったミライの世界で彼女を待っていた物とは?
これは、定められた運命と予定調和の中で揺れ動く、〝決して〟結ばれる事のない二人の恋の物語。
※アルファポリス主催、第11回ドリーム小説大賞【奨励賞】受賞作品。
※表紙用のイラストは、(SKIMA)を利用してmu様に描いて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 20:33:20
99087文字
会話率:30%
「確かにあの夏、僕たちは少しおかしかったのだろう。」
清里高原のホテルに勤務する芦田幸生(あしだゆきお)は失恋したばかり。仕事上がりの大雨の日の晩、びしょ濡れで歩く年下の女性を泊める。彼女は戸田亜里沙(とだありさ)、現代舞踏が専攻の芸大生だ
った。大雨の中、スマホも現金もろくに持たず歩いていた彼女には何か話しにくい事情がある様子。そう思いつつも幸生は、自分ペースな亜里沙に魅かれていく。…なんて著者にしては珍しく、ちょっとシリアスタッチの恋愛文芸、霜月透子さま主催『ナツコイ』企画参加作品です☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 18:03:13
69901文字
会話率:49%