両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物
から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 06:48:50
17080文字
会話率:42%
俺、池波修二(いけなみしゅうじ)は運動神経が人より多少よくて、成績も多少良いくらいの高校二年生。
平凡かどうかは意識したことがないけど、よく「草食系」などと不本意な評価を頂戴している。
ともあれ、仲のいい友達もいて、何より百合(ゆり)
が居て、充実した高校生活を送っている。
しかし、最近、ちょっとした悩みがある。周りから、やたら小百合と付き合ってるのかどうか突っつかれるのだ。
百合。堀川百合(ほりかわゆり)。小学校からの付き合いで、ゲーム好きなところとかが馬が合って、
この歳まで仲良く友人をやっている。ただ、友人への説明の都合上、「幼馴染」という一言でまとめると
やたら何やら甘酸っぱいロマンスがあるのではと期待されるらしい。
もちろん、百合は女だと思うし仲もいいが、今のままでも居心地がいいというのは正直なところ。
ある日の下校途中。どうやら百合の方でも似たような突っつかれ方をしているらしく、
「私たちってさ、恋人になった方がいいのかな?」そんなことを聞かれた。
百合の方としても少し困惑しているらしい。
確かに、小百合は女としても魅力的だし、恋人になれたら楽しいのかもしれない。
ただ、今のままでも大きな不満はないわけで、果てさてどうしたものか。
これは、俺と百合が話しあって、淡々と恋人としてのステップを踏んでいく、そんな日常のお話。
あんまり甘酸っぱい部分はない……はずなので、期待はしないでくれ。
※「幼馴染と恋人になりたいかを話し合ってみた件」から始まる短編シリーズをリライト及び加筆したお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:11:59
300026文字
会話率:46%
僕、冬崎善治(ゆゆさきよしはる)には最近気になっている女の子がいる。
春先うらら。彼女とはつい昨日何度目かのデートを済ませて、順調な進展を見せていたところだった。
そんな冬のある日、担任の先生から、彼女が腸捻転で亡くなった事を知らされ
た……のだけど、何故か教室には
制服姿のうららが居座っている。皆には見えない幽霊のようなものらしいんだけど、ともかく幽霊としてでも
一緒にいられるなら嬉しい。
そんな再会を果たして数日してからのうららからの告白。
幽霊と人間。
生きている世界は違うけど、それでも恋人になりたいと。
僕は少し考えてしまう。だって、うららの姿は誰にも見えない。いちゃいちゃしてても、それは不審人物。
声だって誰にも聞こえない。つまり、彼女としゃべっていたら不審人物。
おまけに彼女がいつ消えるかもわからない。
前途多難過ぎる彼女からの告白を前に、僕が出した結論は―
惚れた弱みだから仕方ないけど、いやはや神様って奴はとんだ愉快犯だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 17:16:51
10406文字
会話率:30%
小川湊はまだまだ青さの残る高校1年生。
彼の家庭は貧乏だった。特に、二年前、両親が離婚してからは。
お小遣いはなく、バイトで生活を助ける毎日。
そんな彼には、幼い頃から仲の良い気になる女の子が居た。
大崎澪。大手飲食チェーンを経
営する会社のご令嬢。
いつか付き合いたいと思うものの、なかなか言い出せない湊。
そんな澪の家もまた、夫婦仲が急に悪くなり-
家庭環境に問題を抱えた貧乏少年とお嬢様な彼女が紡ぐ、少し世知辛い、
でも、どこか温かい青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 21:00:00
9623文字
会話率:40%
繊細な恋人との幸せやイライラを元に創作した2人の話
私の「うがー」ってなってるのをただ書いてるだけなので文章も表現もなにもないですが読んでくれる人がいたら嬉しいです
キーワード:
最終更新:2025-06-08 21:09:23
3584文字
会話率:8%
不遇な身の上の第八王女は八歳の頃、十歳年長の帝国の皇太子と婚約することになった。婚約者とは長い婚約期間の間、一度も会うことはなかったが、手紙や贈り物のやりとりで、ゆっくり愛を深めていた。皇妃としての勉学にも励み、あともう少しで結婚という頃、
突然、現れた青年に心を揺さぶられてしまう。それを知られてしまったのか、婚約者から婚約の破棄を告げられてしまう――?
※主人公は純粋無垢ではあるものの、悪気なく人の神経を逆なでするタイプの女の子でもあります。最終的にSっ気に目覚めます。お気をつけください。
※その他はタグをご確認下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 21:17:45
33324文字
会話率:33%
※『鈍感彼女』と書いて、『おさななじみ』と読みます。
主人公・夏目小太郎と春野鈴音は幼馴染。
家が隣で親同士も仲が良く、本物の姉弟のように育ってきた。
小太郎は物心ついたときからいっしょにいた鈴音が大好きで、いつか告白して恋人になり
たい! と願っていたのだが……。
「あ、こたろー。スカート取って。え? や、別に小太郎に裸見られてもなんとも思わないし」
着替え中に遭遇してもなんのその。平然と着替えを続ける始末。
幼馴染である彼女は、小太郎のことを完全に弟としか見ていなかったのである……。
小中高と同じ学校、登校も十年以上いっしょ、お弁当まで作ってくれるというのに、鈴音は小太郎を全く意識していなかった。
このままでは、いつか別の男に鈴音を取られてしまう。
でも、どうすればいいんだろう……、と悩む小太郎に、ある日、「あなたの恋路に協力します」と書かれた手紙が届いた。
その手紙の差出人は、文芸部の二年生、綾瀬一花。
彼女は、小太郎にこんな提案をした。
「夏目くんの恋愛に、協力させてください!」
けれど実は、一花は小太郎のことが好きで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:00:00
125723文字
会話率:26%
不慮の事故で命を落とした少女は大人気ゲーム【エンパシス・ガーデン】のメインヒロイン【レティア】に転生してしまった。
科学と魔法が両立されたファンタジー世界。
そのゲームは、なんと現実世界に存在していた18禁ゲーム…俗に言う、エロゲ
の世界だった。
そんな彼女は前世では、ゲームに登場する【主人公】よりも【友人】キャラの方を推していた。
出来ることなら【友人キャラ】と、お近づきになりたい。恋人になりたい。そんな儚い夢を想いながらも現実は容赦なく彼女を巻き込んでいく。
つまりは、世界は【主人公】を中心に回っているということ。
主人公補正、運命力の影響で、彼女に突き付けられる【レティアルート確定】のイベントの数々。
果たして彼女は【主人公】が行き着く【レティアルート ハッピーエンド】のルートから抜け出し【友人】キャラと結ばれる未来を勝ち取ることが出来るのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 11:57:16
72074文字
会話率:48%
不慮の事故で命を落とした少女は大人気ゲーム【エンパシス・ガーデン】のメインヒロイン【レティア】に転生してしまった。
科学と魔法が両立されたファンタジー世界。
そのゲームは、なんと現実世界に存在していた18禁ゲーム…俗に言う、エ
ロゲの世界だった。
そんな彼女は前世では、ゲームに登場する【主人公】よりも【友人】キャラの方を推していた。
出来ることなら【友人キャラ】と、お近づきになりたい。恋人になりたい。そんな儚い夢を想いながらも現実は容赦なく彼女を巻き込んでいく。
つまりは、世界は【主人公】を中心に回っているということ。
主人公補正、運命力の影響で、彼女に突き付けられる【レティアルート確定】のイベントの数々。
果たして彼女は【主人公】が行き着く【レティアルート ハッピーエンド】のルートから抜け出し【友人】キャラと結ばれる未来を勝ち取ることが出来るのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:02:42
7513文字
会話率:29%
大魔法使いエルヴィは、最大の敵である魔女を倒した。
「お前は死の恐怖に怯えながら、この一カ月無様に生きるといい」
死に際に魔女から呪いをかけられたエルヴィは、自分の余命が一カ月しかないことを知る。
国王陛下から命を賭して魔女討伐をした褒美に
『どんな我儘でも叶える』と言われたが……エルヴィのお願いはとんでもないことだった!?
「ユリウス・ラハティ様と恋人になりたいです!」
エルヴィは二十歳近く年上の騎士団長ユリウスにまさかの公開告白をしたが、彼は亡き妻を想い独身を貫いていた。しかし、王命により二人は強制的に一緒に暮らすことになって……
常識が通じない真っ直ぐな魔法使いエルヴィ×常識的で大人な騎士団長のユリウスの期間限定(?)のラブストーリーです。
※どんな形であれハッピーエンドになります。
※完結保証します。
※アルファポリス様にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 08:01:23
118154文字
会話率:58%
◾️あらすじ◾️
長年にわたる内戦を繰り広げてきたジョセシア共和国。
北部軍の麗しき暗殺者ナターシャと南部軍将校ウラジーミルはかつて命を狙う側と狙われる側の関係だった。
しかし終戦は彼らを同じ会社に勤める上司と部下という関係に変えてしまう。
ウラジーミルへの罪悪感から救われたいと望むナターシャに、ウラジーミルは彼女と恋人になりたいと告げるが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 21:33:10
12526文字
会話率:40%
連載を検討している短編です。
読者様の反応をみて決める予定です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
狡猾に準備を進めていた大悪魔クリムゾンは、魔王と互角の戦いを繰り広げており、側近の四天王を撃破し、ついに魔王城に攻め入る所であった。
「よ
うやくオレが新たな魔王になる時がきた!」
魔王とオレの力は互角だろう。
しかし、四天王を倒した今のオレの魔力は上がっている。今ならオレの方が有利だ。
「よし、攻め込む───」
配下の者にそう言いかけようとした時、悪魔召喚の魔法陣が足下に現れた。
「ば、バカな!?悪魔召喚!?この大悪魔であるオレを召喚だとーーーーー!!!!!」
眩い光が収まると、目の前にはいかにも魔法使いという黒いローブに黒い三角帽子姿の少女がいた。
「グッ、クソッ!?ここはどこだ?」
「………なんて品のない悪魔なの。これはハズレかしら?」
少女は悪魔を見ながら話した。
「私が召喚者よ。私の願いを叶えなさい!」
「チッ、盟約に従い願いを叶えてやる。世界を滅ぼすのか?一国の王になりたいのか?さっさと言うがいい」
ボソッ
「ああっ?なんだって?」
「だから!好きな人と恋人になりたいのよ!協力しなさい!」
………はっ?
こうして大悪魔クリムゾンは、召喚者の少女の恋を実らせる為に奮闘する事になるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 18:23:52
10047文字
会話率:42%
夜のチルタイムにかかってくる電話。
聞こえたのはフラれたという君からの泣き声であった。
私は君の恋人にはなれない。
親友としての自分と恋人になりたい自分。
私はどちらを選ぶのだろうか
※カクヨムにも同作を投稿しています。
最終更新:2024-04-21 01:46:48
1928文字
会話率:54%
地味なヒロインは入社してからずっと同じ大学の素敵な先輩に憧れていて恋人になりたいと思っていた。まず、先輩に片思いの相談をして『恋愛ごっこ』をしてもらうことにこぎつけると最初のデートで綺麗に変身して先輩を驚かして気を引くことに成功する。そして
次々としたたかに攻勢を続けていってプロポーズされるまでになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 06:00:00
51044文字
会話率:64%
※ボーイズラブです。
「なあ、俺と正幸、付き合うならどっちがいい?」悪ふざけの質問に、友人は正幸がいいと返し、正幸は俺を見おろした。
「俺は、おまえがいい」「それじゃ俺たち相思相愛だな」
じゃあ付き合うかと悪ノリしたら彼の態度がやたらと甘
いものに変わってしまった。
キスまでしてくるから、俺は焦った。「まさか本気にした?」実のところ冗談のつもりだった。
正幸とは高校で出会った。イケメンすぎる彼に最初は気おくれしたけれど、話も合うしすぐに仲良くなった。それに俺は、ふいに見せる彼の笑顔が好きだった。
でも今は避けられている。
思い悩んだ末、彼に手紙を渡した。それでも正幸のよそよそしい態度は変わらない。このまま離れてしまうなんて嫌だ。
俺は正幸を捕まえて傷つけたことを謝罪した。もう一度チャンスが欲しいと頼み込んだ。正幸は困り顔だ。手紙に綴ったのは正幸といて楽しかったこと、嬉しかったこと。今度は冗談なんかじゃない。俺は本気でおまえと恋人になりたいんだ。
悪ふざけから始まるスクールラブコメ。ハピエンです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 23:49:16
6300文字
会話率:30%
悪役令嬢に一目惚れした失恋OLがゲームにどっぷりハマりすぎた挙句、不摂生ののち異世界転生。目を覚ますと幼少期の推しが目の前に居た。
ストーリーに関係無いモブ王女になってしまったけど、悪役令嬢クラウディアを助けたいし、あわよくば恋人になりた
い……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 19:12:20
26459文字
会話率:61%
仕事先と住む所が無くなりついでに次の日には車が事故って穴が空いて不幸のどん底に落ちて私の心を愛で満たしてくれた物語(実話)
最終更新:2023-07-12 23:17:20
843文字
会話率:0%
「良いでしょう、作らせてやります」
黒の魔法使いマージジルマ・ジドラの元へ弟子入りした自称天才美少女、ピーリカ・リララ。
本当は弟子より恋人になりたいと思っているピーリカだが、素直じゃない性格のせいでなかなか想いを伝えられずにいた。
こ
れは普通ではない魔法使いの弟子と師匠の、初恋の物語の途中。弟子が師匠にケーキを用意させようとした話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 12:11:38
6975文字
会話率:55%
平凡な少年だったはずのワカツは、大地震に巻き込まれた後、今生を終える。
次に彼が目を覚ました時、彼は『ナルコ=ホタル』シリーズの悪役、ヘビガミ=リュウに転生していた。
ワカツにとって、主人公のナルコ=ホタルは、初恋のニンジャだ。
ホタルと仲良くなりたい。
できることなら恋人になりたい。
そんなふうに思うのだが、意地っ張りな悪役の体は、なかなか言うことを聞いてくれない。
ついつい毒を吐いて、ホタルが傷つくような事を言ってしまう。
差別意識に染まった取り巻きのニンジャたちも、リュウとホタルの対立を煽り立てる。
おまけに原作よりも鍛えすぎてしまったリュウは、本来よりも遥かに強い力を身に着けてしまう。
主人公すらも超えたリュウは、少しずつ原作のストーリーを歪めていくのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 13:00:00
3190文字
会話率:13%
幼馴染の素振りを見て思う。
彼女は僕のことを特別な異性として見ていないのだと。
別にショックを受けたりはしないけど、ちょっとだけ寂しい気分になる。
そんな中で中学時代からの親友が、幼馴染の恋人になりたいと僕に言ってきた。
だけど陰キャな僕に
は何もできそうもなくて、恋愛猛者である幼馴染の妹に相談するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 21:38:24
5482文字
会話率:33%
私には好きな人がいる。それは幼なじみのユウちゃん。
ユウちゃんはマンションの隣に住む、王子様のような男の子。
恋人になりたいなんて贅沢は言わない。ただ、そばにいたいだけ。なのに。
好きで好きでしょうがない幼なじみを、絶対に諦めない女の子の
お話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 16:32:22
6940文字
会話率:7%
一途な狼獣人攻めと健気な黒猫獣人受けの幼馴染のピュアきゅんラブ♡
次世代リーダー候補と目される狼獣人の銀斗(ぎんと)と、拾い仔として人間の薬師に飼われているイエネコの黒猫獣人・クロ。二人は幼馴染として、まるで兄弟のようにモフモフ仲良くくっ
付いて育つが、銀斗の独り立ちの季節を前に二人の関係は微妙に。
クロと恋人になりたい銀斗と、彼の将来の立場を慮って自ら身を引こうとするクロ。二人とも、そんな複雑な気持ちをうまく伝えられるほどまだ大人ではないのだ。
時を同じくして、クロに、薬師は魔法や薬草の知識を教え込む。その中には、クロの出生にもかかわる、重要な猫獣人だけの秘密の魔法もあって……。
全年齢でお楽しみいただける健全ピュアっピュアな獣人同士のラブストーリーです。ちなみに主人公たちは普段はケモ耳・尻尾付き人型ですが、意志の力で原型の完全動物型に変わることもできます。
※このお話は、「小説家になろう」とエブリスタにて公開しております。(フジョはあまりにサーバー状態が悪いため、新規作品の公開を見合わせようか検討中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 20:00:00
23730文字
会話率:48%
「すまないね、レディ。僕には愛しい婚約者がいるんだ。そんなに見つめられても、君とデートすることすら出来ないんだ」
「え? 私、あなたのことを見つめていませんけれど……?」
「なにを言っているんだい、さっきから熱い視線をむけていたじゃないか
っ」
「あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の方です」
あなたの護衛を見つめていました。だって好きなのだもの。見つめるくらいは許して欲しい。恋人になりたいなんて身分違いのことを考えないから、それだけはどうか。
「……やっぱり今日も格好いいわ、ライナルト様」
うっとりと呟く私に、ライナルト様はぎょっとしたような表情を浮かべて――それから、
「――俺のことが怖くないのか?」
と話し掛けられちゃった! これはライナルト様とお話しするチャンスなのでは?
よーし、せめてお友達になれるようにがんばろう!
※アルファポリス様・カクヨム様・ツギクル様にも投稿しています。
※全6話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 18:08:28
17192文字
会話率:56%