誰もが羨む美形の第二王子との政略結婚が決まっていたベアトリス。だが彼女は、王子のことが大嫌いだった。性格の不一致と、なにより筋肉のついてないヒョロッとした男なんて男じゃない!と豪語するベアトリスの好みから大きく外れていたからだ。
とはいえ政
略結婚を覆せるはずもなく、嫌々初夜を迎えるというその時、寝室に入ってきたのは夫となるべき王子ではなく、ベアトリスの大好きな筋肉を携えた騎士団長のレオだった。
理由なんて何だっていい!早く既成事実を作らなければ!と少女が奮闘する一夜の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 01:00:00
25421文字
会話率:29%
好きです。俺の主人公になってください。
学生。現代。恋、愛?思春期の猫かぶり。むしろ中二病。読書家×2。小説の読みすぎで考え方おかしい。
最終更新:2015-06-20 19:17:42
2974文字
会話率:30%
雪の街、グルーデンベルグ。
昼は平穏、夜は血と闇に沈む静寂の街で。
今日も『彼』の平穏は、少女の訪問によって崩れ落ちていく――――。
「貴方に、殺して頂きたいのです」
「…………君、ちゃんと睡眠はとった方が良いよ」
白い男と、黒い少女
を巡る悲喜劇。
白菊の丘【墓地】から始まった二人のスレ噛み【すれ違い×噛み合わない】ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-10 12:52:23
21950文字
会話率:15%