重複ではない「 100作品目( 108投稿作品 ) 」です。
◎ 「 もしも シリーズ 」の20作品目になります。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編です。
◎ 気が向いたら投稿する “ 不定期投稿 ” です。
思い付きと気分転
換で投稿するので、内容と完結には期待しないでください。
◎ 「 ⭕ 」は一応、編集済みです。( 2024.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2024.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
◎ 寛大な心で期待心を捨て去り、気楽な気持ちで暇潰しに読んでください。
◎ 武侠ファンタジー人形劇「 東離劍遊紀 上巻 1.800円(税別)」が発売され、購入した記念に書いてみた作品です。
録画して見ていた内容を思い出しながら、小説を読みながら書きました。
◎ 文章力の無いド素人が書くので、取り敢えず「 東離劍遊紀 」を検索し、物語の内容を理解してから読まれた方が良いと思います。
公式サイトを覗くとか、動画を見るとか、DVDを見るとか、小説( 上巻 )を読むとか──アクションを起こし、物語の概要(?)を知ってから読んでください。
ド素人が思い付きで書いた作品なので、知らない状態で読むと「 ????? 」になります。
◎ キャラクターのイメージが掴めず、ファンの方には「 ごめんなさい 」な内容となっています。
セロフィートとキノコンを投入した事で、世界観が崩壊してしまいましたので、パラレルワールドだと思って読んでください。
〔 あらすじ 〕
中華風な雰囲気の漂う≪ 大陸 ≫へやって来たセロフィート・シンミンとマオ・ユーグナル。
生憎となる大雨の降る中を歩いて旅を続けるセロフィートとマオは、誰と出逢い、どんなドラマを見せてくれるのでしょうか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 06:00:00
33544文字
会話率:40%
祖父母は、私がぐずぐずと眠れないでいると、見かねて話を聞かせてくれたものです。ある時は面白く、また、悲しくもあり、興味深くもあり。聞き疲れて眠ってしまうこともあれば、話疲れて私を置いて先に眠ってしまうこともありました。
本当にあったこと
なのか、作り話だったのか。今では、それを確かめることができなくなってしまいました。そんな寝物語を、思い出しながら書き綴っていきたいと思っています。
思い違いをしないでほしいのですが、この物語は、祖父母の実生活にもとずいてはいないということです。時間経過も行ったりきたり、ウロウロ、チョロチョロ、飛んだり、跳ねたり、しています。思いついたことを話していたんではないかと思っています。
ふーん、へー、そんなこともあったの? 程度にお楽しみいただければ嬉しいのですが。なにせ、話下手な祖父母のことなので、さらりと流してくだされば幸いです。
では、ごゆるりと、眠気が必要な方へ捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 05:00:00
2356372文字
会話率:12%
王国のある村に住むアニスは、妹シズアのことが大好き。そのシズアが突然、ゼンセを思い出したとか、テンセイシャだと言い出した。は?ゼンセ?テンセイシャって何?混乱する姉のアニスをよそに、火魔法を使いたいと言い出すシズア。大好きな妹の願いは叶えね
ばと、火魔法を求めて冒険者になることを決めるアニス。
これは、転生者である妹シズアと妹大好き姉のアニスの物語。魔導国に狙われるかもと転生者であることを隠しつつも、目的に向かって突き進もうとするシズアと、そんなシズアを支えたい姉アニス。そのアニスにも秘密があって...。
残酷描写は主観によると思うので保険のために付けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 00:10:35
918879文字
会話率:48%
気が付くと見知らぬ部屋にいた。
最初は、何が起こっているのか、状況を把握する事が出来なかった。
でも、鏡に映った自分の姿を見た時、この世界で生きてきた、リュカとしての記憶を思い出した。
記憶を思い出したはいいが、状況はよくなかった。
なぜなら、貴族では失敗した人がいない、召喚の儀を失敗してしまった後だったからだ!
貴族としては、落ちこぼれの烙印を押されても、5歳の子供をいきなり屋敷の外に追い出したりしないだろう。しかも、両親共に、過保護だからそこは大丈夫だと思う……。
でも、両親を独占して甘やかされて、勉強もさぼる事が多かったため、兄様との関係はいいとは言えない!!
このままでは、兄様が家督を継いだ後、屋敷から追い出されるかもしれない!
何とか兄様との関係を改善して、追い出されないよう、追い出されてもいいように勉強して力を付けるしかない!
だけど、勉強さぼっていたせいで、一般常識さえも知らない事が多かった……。
それに、勉強と兄様との関係修復を目指して頑張っても、兄様との距離がなかなか縮まらない!!
それでも、今日も関係修復頑張ります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 00:00:00
690339文字
会話率:62%
公爵家に生まれたヴィルマーは、一〇歳の時に受けたスキル適性鑑定の儀式で邪悪とされる闇魔法と出たために虐待の末、生死の境を彷徨う。
だがその際に彼は、自分が前世で難病の末に死んだ日本人だった事を思い出し、今いる世界が前世でプレイしていたゲー
ムの世界だと気付く。
そして、自分が未来で主人公である勇者の敵役、人間への憎しみを抱いて闇墜ちし、世界中で破壊と殺戮を繰り広げる魔王になる事も。
苦悩の末にヴィルマーはこう考えつく。
「そうだ、魔王になる前に死ねばいいんだ!」
そしてヴィルマーは城の尖塔から自殺を図るが失敗。しかも何故か精霊の加護まで付いてしまう。
その後も挫けず自殺を図るも毎回失敗し、精霊の加護やチートスキルが増えるばかり。
果たしてヴィルマーはいつ自殺に成功できるのか?
そして世界の運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 23:50:12
91790文字
会話率:49%
突然ですが、みなさま、犬は好きですか?
もちろん、ただの犬ではありません。なんと「大いなる魔力」を宿した、偉大な犬です。なぜ、犬にそんな高貴な力を持たせたのかな? おっと、そうです、神々にすら操れない凄い力をあわせ持つ、驚異な犬だからで
す。
すごいですよね? 飼ってみたいですよね? え? そんな怖そうなの、いらない? ですよね。
実は俺……、思い出したくもない恐ろしい現実から目覚めたらさ、突然見知らぬ世界でさ、フィーという変わった名前の子から、この「お犬様」を何とかできれば、と哀願されてしまいました。
そして今日も、このお犬様の魔力を頼りに、新人さんが実践的な魔力を身に着けるために、俺のもとへ訪れます。毎日、ここ掘れ、ワンワンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 23:00:00
1014346文字
会話率:71%
業界屈指のブラック企業で、不眠不休の激務をこなし続けていた俺、羽田頼太。気がつけば、生きる意味なんて昇給と昇進しかない歪んだ生活を送っていた。そんなある日、突然俺の頭に幻聴が響く。
『お主は人間の身に余るほど働いておる、それはなぜじゃ?』
最初はただの疲労からくる幻覚だと思っていた。だが、気がつけば俺は本当の願いを……働きたくないという願いを俺は思い出した。
すると幻聴がこう言い放った。
『お主の願い通りにお主を……私の知る中で1番働いていない人間に転生させる!』
そして次に目覚めた俺は――まさかのアンデッドになっていた!?
呼吸も睡眠も不要、食事もいらない、そんな体を手に入れた俺。果たしてこの体で働かないスローライフを送れるのか!?
働かないための俺の異世界アンデッドライフが、いま幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 22:12:18
40219文字
会話率:26%
何度も何度も。死を繰り返す小野光太は思い出した。世界は終焉へと向かっている。
それを止めるべく光太は虐殺を開始する。
最終更新:2021-07-10 22:19:58
38254文字
会話率:28%
何度も転生を繰り返した主人公が少しずつ飽きていたその頃、今度はエルフとして転生したことで始まる異世界ファンタジー!
エルフならではの文化に振り回され、しまいには王女様と婚約!? 唐突の連続に振り回されながら、転生を続けて来たことで命への
価値観が変わり果てていた主人公が、少しずつ命の大切さを思い出していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 21:25:14
234426文字
会話率:43%
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテス
トでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「アルファポリス」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 21:00:00
490017文字
会話率:68%
俺の名前は「斎上院(さいじょういん) 燈矢」だ。
名前から察するだろうが、中級以上の家に生まれだったのだが、獅子からハゲワシが誕生した。
そのハゲワシが俺だ。
一応、言っておくが、爪弾きにされない程度には高校生として学んでいた。
まあ、少年
時代が劣悪だったのも含めて、良く言えば「薬にも毒にもならない男」で、悪く言えば「小悪党」だと言われたな。
そんな俺でも、手を差し伸べてくる物好きなアイツのお陰で、俺の中にも綺麗な所が残っている。
そんな俺だから、交差点でダンプに轢かれると自覚した時はあっさりと「生」への執着は消えたな。
それに、俺が死んだ後に動く金は、全て「アイツ」に渡る様にしたから「恩返し」としては充分だろう。
だから、未練は無い……と思っていたら「異世界転生」かよ!
確かに、少年時代に散々読んだが、まさか本当に異世界転生するとは誰も思わないだろう?
しかも、前世を思い出したのが、テンプレ「ダンジョン深部での追放」とはな。
……まあいい。
どうせ、天涯孤独なんだ。
好き勝手に生きるさ!
それに、前世ではアイツの恩に報いる為に我慢していた事でも、この世界なら自由だ!
助けたい奴は助け、殺したい奴は殺そう。
今の俺なら、それが出来る!
何故なら、俺はダンジョンマスターだからだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:50:00
466149文字
会話率:55%
魔力がないことから役立たずの烙印を押され森へと捨てられた一人の少女が不運にも崖から落下し大怪我をしてしまうが、その反動で前世の記憶を思い出し、異世界で生き残っていこうと頑張っていくお話。
最終更新:2025-02-11 20:46:14
3969750文字
会話率:30%
スラム街で家族と慎ましやかに暮らしていた私が思い出したのは……現代日本で生きた記憶だった。
快適な生活を思い出してしまったせいで、今までは気にならなかった酷い環境がいちいち気になってしまう。
前世の記憶なんて思い出さなければここで幸せに生き
ていけたのに!前世なんて思い出したくなかったよ!
さすがにこの酷い環境は無理だ。ドブ臭い吹けば飛びそうなボロい小屋で虫と共同生活なんて、元日本人の私には耐えられない。
せめてもう少しだけ快適な生活を、外壁の外であるスラム街じゃなくて街の中には入りたい。そんな少しの望みを持って行動を始めたら、いつの間にかこの世界の重要人物になっていて……?
私は平穏に暮らしたいだけなのに!!
この物語は人並みの幸せを求めた少女が、いつの間にか救世を望まれる重要人物になってしまう物語です。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:20:00
616168文字
会話率:56%
魔物の爪が目の前まで迫り、やけにスローモーションに思える攻撃が俺に届いたと思ったその瞬間、何故か別の世界で子供に生まれ変わっていた。
最初は自分が死んだことに悲しんだけど仕方がない、この世界で楽しく生きていこう。そう思ったのに……何この世界
、前の世界と比べ物にならないほど酷い環境なんだけど!
俺って公爵家嫡男だよね? 前の世界の平民より酷い生活だよ?
前世での生活を思い出してしまったら、もうこんな生活は耐えられない。俺が持つ知識をフル活用して何とかこの世界を改革しよう! え、魔力があるのに使い方さえ分からない? 魔法陣なんて知らない!? じゃあ当然魔道具もないよね……
そんな不便な世界に転生してしまった主人公が、前世の記憶を駆使して国を改革していく物語です。
この物語はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 19:14:28
495172文字
会話率:59%
辛味調味料は気分をスッキリさせてくれると言う情報を得まして。
実際に胡椒やカレー粉で辛味を増した飯を食うように成り。
ついに一味唐辛子に手を染めたのですが。
あまりに辛味を求めすぎて。
時々胃が荒れる事のある筆者が。
人生で唯一の難題である
飯に関して。
色々考えたり、思い出したりしながら。
どうやったら飯と日常は上手く行くのかと。
考えてみたりするエッセイです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:02:36
132692文字
会話率:1%
一週間後の月曜日の午後、ドラグーン清掃局の出張清掃員、アン・セリスティアは、仕事を終えて町を去ろうとしていた。
風が吹いてくるのを、屋根の上で待っていると、聞き覚えのある声が話しかけてくる。
それは、彼女より一日だけ先輩の、別の清掃局から来
ていた人物の霊体が憑依した猫だった。
風を待つ間、アン達は大変だった一週間の事を思い出した。
この町が、邪霊の渦に覆われていた間の出来事を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 08:10:00
1097303文字
会話率:17%
この世界は魔力がすべてだ。
魔力があれば魔法を出すことが出来る。
魔力が少ない人間もいれば多い者もいる、使い方が上手い者もいれば下手な奴もいる。
電気を生み出すのも水を生み出すのも風を起こすのも火を出すのも魔法だ。
つま
り魔力が無ければこの世界は成立しない。
だからこの世界では魔力がすべてだ。
魔力の無い者の多くは奴隷にされ、死ぬまで永遠に働かせら、魔力を持たない者は人間として扱われることはない。
そしてこの世界にはオズマサール学園という魔力を待つ優秀な人材だけが入れる学園がある。
中等部から高等部まであり、特徴といえば実力主義で強い者だけが入れる学園だ。
実力主義なだけあって施設と設備は充実で、生徒がより良く学べれるようになっている。
そんなオズマサール学園でたった一人、魔力を待たない者がいた。
「あなたを一目見た時に俺は恋に落ちました。腰まで伸びたサラサラとした黒い髪。あなたがしているシャンプーの香りが俺の鼻に入ると細胞が運命の人はあなただと訴えてくる。俺がもし裁判官だったらあなたはすぐに有罪にしてしまうほどの犯罪的な魅力を持っている。パッチリとした目は俺の鼓動をいつも早くさせる。その細くて白いあなたの脚を見るといつもチーかまを思い出してどんな料理にしようかお腹が空いてくる。あなたの動作一つ一つに俺は目が離せなかった。あなたの笑顔を見るだけで俺は生きている意味があったと言える。あなたが磁石で言うプラスなら俺はマイナスで、あなたがジュリエットだったら俺はロミオになってやる!絶対にあなたを幸せにしてみせます!結婚を前提に俺と付き合ってください!」
「長いし、ダサいし、キモいし、不快だし、褒めてないやつあるし、誰がそんな言葉で付き合えると思ってるの?あと魔力無い人と付き合うとかありえないから」
そんな主人公のジンが魔力がすべての世界でヒロインができるまでの物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:00:00
51319文字
会話率:39%
鉱山で働く青年。労働者番号999番。
名前を持たない青年はある夜、妖精少女と巡り合う。
「アンタ変った称号持ってるなのよ」
前世記憶《パストライフメモリー》
その瞬間、彼は全てを思い出していた。
彼の名は出雲働。仕事中毒の様に働いてい
る日本人。
男性的欲望多めです。
念のため、性描写有り、暴力描写有りにしてますが、そこまで大人向けではありません。
学生さんでも安心してお読みいただけるかと。
作者基準では思っております。
ラブコメは有りますが、ハーレムは有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:00:00
611356文字
会話率:26%
パワハラ上司に苦しんだ主人公。療養中に「危険なゲーム」とのネガキャンに遭ってるMMORPG「FGS」に惹かれて始めることに。しかしキャラ作成時にパワハラ上司の事を思い出して思わずカスハラしてしまったことで強制的に最弱キャラにされてしまう。
それでも止めずになんとかやっていると、最弱だと思われていたスキルに変化が起きる。偶然なのか必然なのか、主人公が起こしまくる出来事。振り回される管理AI達。FGSの将来は?そして評価は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:00:00
83866文字
会話率:36%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:50:00
340020文字
会話率:25%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 16:46:44
12621文字
会話率:24%
4年前に父親を魔族に殺され、そして自分も同じように殺されてしまった堕落天使メビウス・デルラルト。
しかし彼が目を覚ますと、そこは神様と……そして神の力を持つ『聖女』を何よりも信仰する人間界だった。
殺される直前に転移した代わりに翼も光輪も
失ったメビウスは、瀕死の所を助けてもらった『聖女』セリシアが暮らす教会孤児院で自分が天使だということを隠して生活することになったが、そこでは聖女を狙う非教徒や罪人ばかりが現れてしまう。
そこで彼は自分の信念を思い出した。
――平和や平穏を壊す罪人は【断罪】しなければならないと。
これは神サマ嫌いの堕落天使が平和な日常を守るために、無理矢理にでも大っ嫌いな神様と向き合う物語。
※pixivにて二次創作シリーズ【風太郎「二乃と別れた」】という570ブクマ以上の作品も掲載しています。是非そちらもよろしくお願いします!
※現在第四章執筆中。
詳細は月末の活動報告にて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:41:15
891886文字
会話率:31%
胡里高校で化学教諭をしている月崎は何事にも動じない、仮面のような無感情な男だと生徒達から噂されていた。そんな月崎に新木七海という女生徒が相談を持ちかける。気味の悪い動画が送られてきたと。しかしその動画とやらは新木のスマホ内に残ってはいなか
った。
「誰かのいたずらだろう」と告げ月崎は新木を教室へと戻した。その次の日から新木の様子がおかしくなったのだ。物忘れなどしない生徒だった新木が物忘れをするようになっていった。はじめは教科書、教室、友達の名前。そして自分の名前すらも。
不自然な新木の様子を見た月崎が新木へと近寄った。酷く怯えた新木に。どこか朧げで不安そうな顔をする新木の名を呼ぼうとした。その時、言葉が喉に張り付いて出なくなった。目の前にいる女生徒が認識できなくなり、思い出せなくなった。知っているはずなのに。分かるはずなのに。
女生徒が絶望した顔で走り抜けていく。まるで逃げるように。待てと叫んだ声は女生徒に届くことは無く人混みの中へと消えていった。
あの女生徒は誰だ、名前はと、無理矢理思考し思い出した。新木七海という名前を。様子のおかしい新木の行方を捜すべく、月崎は新木を受け持つ担任へと新木のことを尋ねた。
「月崎先生。新木七海なんて生徒はいませんよ」
翌日、身元不明の遺体が海で発見されたという話が学校中に広まっていた。遺体の服は胡里の制服だったという。
次の日。牛久翼という男生徒がやって来る。「変な動画が送られてきた」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:30:00
42779文字
会話率:55%
ドキドキを、 思い出して欲しい。 力をあなたに。
✳︎この小説はカクヨムにも掲載しています
https://kakuyomu.jp/works/16817330651998417843
最終更新:2025-02-11 19:00:00
297262文字
会話率:43%