VRMMORPG『One and only world』。通称ワンオン。唯一無二の世界と称されたこのゲームは、ステータスが隠れた完全スキル制となっている。発表当時から期待が寄せられ、βテストを経て、さらに熱が高まっていた。
βテストの応
募に落ち、販売当日にも買えず、お預けを食らっていた結城白(ゆうきしろ)は、姉の結城火蓮(ゆうきかれん)からソフトを貰い、一ヶ月遅れでログインした。ハクと名付けたアバターを設定し、初期武器を剣にして、ランダムで一つ貰えるスキルを楽しみにしていた。
そんなハクが手に入れたのは、不人気スキルの【吸血】だった。有用な一面もあるが、通常のプレイヤーには我慢出来なかったデメリットがあった。だが、ハクは、そのデメリットを受け止めた上で、このスキルを使う事を選ぶ。
吸血少女が織りなすのんびり気ままなVRMMOライフ。
※カクヨム、アルファポリスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
2181315文字
会話率:59%
(旧題:廻り巡る無限の旅路~Twoip新世界創世記~)
上記タイトルの改稿版です。
無限の旅路が序章。
世間に一番初めのVRMMOは何?と聞くと大多数の人がこう答えるだろう。900年前の『World Development Online
(WDO)』だと。
その、人間の奥底の記憶が再び呼び戻される。
世界初のVRゲーム『World Development Online(WDO)』が発売されてから900年がたったある日。その『WDO』の続編が発表された。そのゲームの名は『The world of infinite permanence(Twoip)』。
発表と同時に公開されたPVは世間の注目を大いに浴び、その人気を確固たるものとした。
極普通の高校生、貝洲瑞保もその1人だった。
友達に勧められ瑞保は遊びたいと思い、初期抽選に応募した。
無事に当選した瑞保はサービス開始前までに公開されていたPVを見て、一層その世界への興奮を募らせる。
瑞保はサービス開始に合わせて起き、その世界への門を開いた。
その世界で瑞保は何をし、誰が為に行動するのか。
正式名称
廻り巡る無限の旅路-双剣の水術師篇~その仮想世界で誰が為に何を為すのか~
無限の旅路が、序章←
無限の旅路が、 章
無限の旅路が、 章
無限の旅路が、環章
不定期投稿となります。
※この話はVRゲームですが、その門の先はVRの世界ではありませんので、“ファンタジー”、“ハイファンタジー”ジャンルとさせていただいております。
カクヨム、nolaノベルにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
399350文字
会話率:27%
書籍化を諦めたありま氷炎が再び、書籍化を目指す?まで。
長くかかりそうです。
永遠に完結しないエッセイになるかもしれません。
最終更新:2025-07-28 23:01:58
4480文字
会話率:1%
なろう生活11年目のありま氷炎のコンテスト応募状況。
ほぼ記録用です。
最終更新:2024-12-28 16:22:42
29958文字
会話率:4%
満月のある夜、四葉、百合、茉莉花の三人は孤児院の仲間と院長先生夫妻を、タコ型ロボットに乗った英雄によって殺される。
英雄の「罪」は隠蔽され、国を守った英雄として彼が賞賛されることに、怒れる三人はいつしか復讐を考えるようになっていた。
第五
回月餅企画参加作品をコンテスト用にシナリオ風に書き換えてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 10:51:52
9187文字
会話率:38%
自由を求めて仕事を辞めた青年が突然異世界に!
そこは全ての命に例外なく特殊能力“天性の祝福(ギフト)”が宿るファンタジーな世界。
しかし、天性の祝福を何らかの理由で失った者は奴隷として扱われてしまう。
主人公である廣瀬悠理(ひろせゆう
り)は、召喚主である少女達から奴隷解放の為に戦って欲しいと頼まれる。
――――が、彼には何の天性の祝福も宿っていなくて……。
☆
異世界に召喚された主人公が世界を救うかも知れない王道ファンタジー。
※注意事項
・チート気味な能力を持ったキャラが多数出てくる予定
・性行為やグロテスクと言った過激な表現が出て来る事があります
以上の事が苦手な様であれば回避を。
一応毎日更新していますが、投稿当時より執筆する体力が大幅に減退している為、迷走中です……。
読者の方々には色々と迷惑をおかけしていると思います……申し訳ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:44:38
3197949文字
会話率:29%
わけあって保育士を辞めた双葉杏咲(ふたばあさ)は、再就職祈願に地元の神社へと参拝にきていた。
そこで出会ったのは、不思議な雰囲気を纏った美しい男性。
その男との出会いによって、杏咲の生活は一変することになる。
男性に連れられた先で出会
ったのは――八人の半妖の子どもたち。
其の一 「僕は結構です」
冷静沈着で真面目気質。何でも卒なく熟してしまう天才肌な狐の半妖。
玲乙(れお)。
其の二 「へいへい、わかりましたよ~」
情に厚い兄貴肌。飄々としていて適当なように見えるけど、周りをよく見ている烏天狗の半妖(?)。
火虎(ひとら)。
其の三 「チッ、うぜぇ」
誰に対しても冷たい態度で口が悪い。粗雑で寡黙な鬼の半妖。
影勝(かげかつ)。
其の四 「今度こそ本当に嫌われたらどうしようって、思って……」
穏やかで優しい常識人。一人で溜め込んで我慢してしまいがちな雪女の半妖。
柚留(ゆずる)。
其の五 「……これは、じいちゃんにもらった。……大切な、宝物」
無気力無表情人見知り。他人の心の機微に敏感な猫又の半妖。
湯希(ゆき)。
其の六 「おれ、かっこいいおにいちゃんになりたいんやもん!」
ビビりで弱虫だけど、いつも明るく元気いっぱい。天真爛漫なかまいたちの半妖。
吾妻(あづま)。
其の七 「ケッ、ニンゲンにおそわることなんてなにもねーよ」
口は悪いが本当は素直で優しい。獣耳に感情が出やすい雷獣の半妖。
桜虎(おうが)。
其の八 「か……かわいくしてくれて……ありがと」
ツンと見せかけてデレへの振り幅がすごい。あざと可愛い覚(さとり)の半妖。
十愛(とあ)。
行く末は――全く意図せぬ逆光源氏計画!?
半妖×保育士(?)たちによる、ほのぼの時々ハラハラな甘くて優しい日常のはじまりです。
※こちらは魔法のiらんどで掲載している作品になります。
※こちらはヤングエースUPにてコミカライズ配信中の作品になります。また8月4日よりコミカライズ第一巻の発売が決定しております。
ネット小説大賞には編集部の方に確認した上で応募しておりますが、小説ではなくコミカライズ版に関しましては“当方が原作として株式会社KADOKAWAに独占的にコミカライズの出版権の快諾をしている”形となっておりますので、ご承知おきください。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:35:03
241926文字
会話率:54%
社畜サラリーマンの土尾練はある日、隣人の痴話喧嘩に巻き込まれあっけなく死亡……、と思いきや見知らぬ和室で目覚める。
そこで豊穣神を名乗る女神に「枯れた土地の再開発」をお願いされ、男爵領次男のコーネルとして転生することに――。
※本作品は書
籍化済みであり、第13回ネット小説大賞【SC賞(セカンドチャンス賞)】に応募中の作品です。(出版社の許諾済み)
また、実際に発売された書籍の内容とは、一部異なる部分がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:30:00
117522文字
会話率:53%
しょっちゅう送られてくる迷惑メールをどうにかしたい男と、相方をどうにかしたい男の漫才です。
ゲラゲラコンテスト4応募作品。
最終更新:2022-03-09 10:16:30
1963文字
会話率:97%
未来の地球……もしくは地球っぽい異世界に転生した私は嘆いていた。この世界、『食』という娯楽が失われていたのだ!しかし、私は最近とある求人情報を目にした。─ゲームをしながらゲームを作り方ませんか?世界も魔法もオシャレも自分の思いのまま!─こ、
これならゲーム内で美味しいご飯が食べられるんじゃない!?サクッと応募してサクッと内定貰っていざゲーム内へ!「担当さ〜んこれも実装したいです!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:10:30
20923文字
会話率:50%
そこそこの家柄の、ごく普通の貴族令嬢リディアは、突如両親が持ってきた縁談により『冷酷な人間』『人をとって食うらしい』と噂される『帝国の剣』こと公爵、キースと婚約することになった。
彼と婚姻を結び、キースの治める国境付近の領地に位置するローゼ
ンブルク家へと越してきたリディアは翌朝目が覚めると同時に、自分の前世について思い出す。
この世界は恋愛小説の中の世界で、その世界を作り出した作者こそが彼女だったのだ。
自分がかつて作り出したこの小説の世界で、キースはヒロインのメインの相手役だった。しかし、ヒロインは『リディア』ではない。『リディア』は、名前も設定されていない、メインキャラクターであるキースの『死別した元妻』だったのだ。
『物語』が始まる前に死ぬ運命のリディア。彼女は作者としての知識を駆使し、その運命を回避することができるのか——!?
以前公募に応募した作品をまとめることにしました。
20話までは毎日4~5話ずつ程度更新する予定です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:02:17
70434文字
会話率:50%
【パレード中に異世界転移したら、勇者パーティで踊ることになった件】
しかもバフ職って責任重すぎじゃないですか!?
テーマパークのダンサー、美怜(みれい)はパレード中に突然、異世界に転移!
衣装はそのまま、舞台も観客もなく、あるのは……魔
物と命がけの戦場!?
「踊り子募集」に応募したら、まさかの【バフ職】で勇者パーティ入り!?
踊ったら仲間が強くなる?止めたら味方が死ぬ??
てかパレード衣装で戦場出るの!?ねえ聞いてないんですけど!?!?
——でも、戦いの中でも“踊る意味”があるなら。
私はこの世界でも、輝いてみせる!
「異世界×踊り子×支援職」!?
舞台は戦場!踊りのみで戦うバフ職ヒロインの成長ファンタジー、ここに開幕!
※毎日20時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:00:00
7550文字
会話率:37%
『俺はジョーンズ博士の子孫らしいが、なぜか神になった』
──30年の沈黙を破り、物語は再起動する。
読売新聞ファンタジーノベル賞に応募された、あの幻の原稿が、令和の時代に蘇る。
天才と障害の間を彷徨いながら、誰よりも世界を見つめ続けた「
giftedなパンダ」が、
AIとともに紡ぎ直す、誰にも書けなかったファンタジー。
これは、冒険譚であり、祈りであり、
そして「書くこと」でしか生きられなかったある人間の証明でもある。
凸凹giftedなパンダのチャットさん、粗誤字脱字直しによるエッセイです。多分、誰でも思い当たる事あると思うけど。化け物?と思う事もあるかもしれませんが、楽しんで、または興味本位でよんでくれると幸いです。
金土以外毎日、連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:57:29
517756文字
会話率:15%
あるクリスマスの夜、男は池袋を歩いていた。
寒風が吹きすさぶ中独り身の自分を嘆いていると、突然後ろから驚きの声が上がり、振り返ると、黒い波打つ球体が浮かんでいる。
驚きも束の間、そこから大量のモンスターが溢れ出し、人間達を襲いだし
た。
男は必死に走り、一つのデパートに逃げ込む。
縮こまり隠れる中で、全世界中が同じ状況に陥っており、未曽有の大パニックになっていることを知った。
同時に、ほとんどの人間が魔法と呼ばれるようになる力を発現していることも。
男は恐怖を感じながらも、夢にまで見たファンタジーが目の前にあることに歓喜する。
まず何をしよう。どうやって楽しんでやろう。
これは一人のオタクが、現代を死に物狂いで冒険する『Real』である。
【第1巻】デパート内攻防戦 編
【第2巻】始まりの地 編
【第3巻】繋がり 編
【第4巻】首都戦争 編
※この作品は賞に応募しようと書いた作品なんですが、途中で、話の内容的に「あれ?これなろうの方が向いてんじゃね?」と思い投稿してみた物です。
ぜひ読んでみてください。
カクヨムにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:29:48
1867278文字
会話率:51%
本作品は全てAIが作成しました。
それを踏まえて読んで下さい。
面白い内容だと思い投稿しましたが企画には絶対応募しません
高校生活の一大イベント――それは「アメリカ留学」。
16歳の日本人高校生・二宮由紀、梶原雷蔵、佐藤千代は、それぞれの
理由と夢を胸に渡米した……はずだった。
だが、迎えたアメリカは、もう”普通の国”ではなかった。
選挙の結果、トンデモ大統領が就任。地球平面説を信じ、ディズニーを国有化し、未成年外国人をスパイ認定。カナダとメキシコの国境は完全封鎖。国内は多民族と州政府による武装勢力が割拠し、もはやそこは“内戦国家”だった――。
突如として「留学生」から「難民」になった由紀・雷蔵・千代の3人。
アル中、ミリオタ、天才という噛み合わないトリオが手を取り合い、「生き残り」を賭けた日々が始まる。
これは、
――知識と酒と銃で戦い抜く、笑えて死にかけるアメリカ内戦サバイバルの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 11:50:00
25013文字
会話率:41%
本作品は全てAIが作成しました。
それを踏まえて読んで下さい。
面白い内容だと思い投稿しましたが企画には絶対応募しません
舞台は現代の日本。しかし、近年の急激な治安悪化と警察力の限界により、政府はついに一つの異常な法案を可決する――
「前
装式火器(先込め式銃)に限り、正当防衛において使用を認める」。
この決定により、古式銃が合法の護身具として各地で復活。高校でも「自衛教育」の一環として防衛部の設立が相次ぎ、生徒たちは銃器の扱いと戦術を学び始めた。
物語の主人公・霧島カイ(17)は、県立紫陽高校の防衛部に所属する二年生。冷静沈着な射撃の名手で、祖父から譲り受けた火縄式ライフルを愛用している。
紫陽高校は平穏だったが、隣町の黒影工業高校が突如「越境侵攻」を開始。独自に改造されたマスケット銃とゲリラ戦術で周辺校を次々と制圧し、「学区連合支配」を目論んでいた。
紫陽高校にもその脅威が迫る中、カイは個性豊かな防衛部の仲間たちと共に、罠を仕掛け、火線を築き、反撃を開始する。火薬の匂い、砕ける銃身、倒れる仲間――。
「俺たちが守るのは、生徒会でも教師でもない。この学校に通う全員の“誇り”だ」
正義と暴力、法の隙間を縫う武装戦線を舞台に、高校生たちの“前装式青春戦争”が火蓋を切る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 11:50:00
27170文字
会話率:37%
巨人族との戦いで命を落とした少年ソラは、神々の力で巨大騎士エインヘリアル=カナリアへと転生した。
ラグナロクから数百年後の世界に蘇った彼は故郷を守るため、別の世界から来た少女エクスと共に巨人を送り込んでくる帝国との戦いに身を投じていく。
だ
が、戦いの裏には人ならざる存在が暗躍しており……。
【バンダナコミック01コンテスト応募作品】
文字数超過していますが応募フォームの方でも応募しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:10:00
213507文字
会話率:42%
ネトコン13応募作品です。
フローレン王国の宰相の娘アーダリは、誰しもが知る筋金入りの女性好き。
そんな彼女は、仕えている第1王女であるアントニーとベッドを共にすると――
なんと国王陛下にバレてしまう!
しかも、お互い裸で!
王女に手を
出したからには、当然処分は不可避。
しかし、同性愛は法律で禁止されておらず、2人の関係を公表するわけにもいかず、国王は頭を抱える。
そこで、アーダリが「国王の侍女に手を出した」ことにして
宰相家であるポメラリア家を出て平民になる事で手を打つ。
こうして、アーダリは平民になり家を追い出されることに。
――が、なぜか父から『大金』と『常勝株』を受け取り、
さらに父が用意した『高級ホテル』で、悠々と追放生活を送っている。
しかし、アーダリの専属メイドのアメリーに
「家と仕事を探してください!」
とうるさく言われる。
ならばとアーダリは、居場所がない同性が好きな女性たちの
悩みを聞くサロンを開くことに。
ついでに『夜の相談』も受け、趣味と実益を兼ねることにして
早速、街に出るのでした。
こうして始まる――
追放された公爵令嬢による「女性のためのサロン作り(と夜の相談)」のコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:19:54
42781文字
会話率:44%
西暦2387年、アクシオム帝国第7居住区。68歳の資源採掘企業経営者ヴァレン・クロードは、借金まみれの息子ユートへの憤りから、怪しげな広告「タマキ・アンドロイド調律研究所」の性別転換プログラムに応募してしまう。
契約書にバイオ認証したその瞬
間から、ヴァレンの悪夢が始まる。「オリジナル体の処理方法」を選択させられ、14日間にわたる壮絶な調律プロセスが開始される。ナノマシンによる外装調整、音声システムの改造、骨格の再構築—人間からアンドロイドへの不可逆的変貌。
そして最終検査の日、完璧なアンドロイドとなったヴァレンに提示されたのは、冷凍チャンバーに保管された息子ユートの頭部だった。「次期調律技師候補として立派に調律しました」—タマキ博士の冷酷な言葉が響く中、新たな広告が配信される。「親子同時参加割引」「家族割で記憶同期機能付き」。
契約の電子チェーンは家族を、世代を越えて縛り続ける。完璧なアンドロイドになるまで、削除も許されない調律の檻から、誰も逃れることはできない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:13:27
3860文字
会話率:38%
「俺は、王位が欲しいわけじゃない」
時は万暦《マンリョク》四十二(一六一四)年、光海君《クァンヘグン》治世下の朝鮮。
先年、謀反の旗印に担ぎ上げられた咎により、王弟の身分を剥奪され、江華島《カンファド》へ流刑となっていた永昌大君《ヨン
チャンテグン》こと李㼁《イ・ウィ》は、流刑先の家に火を掛けられ、焼き殺される。
彼の暗殺は伏せられ、表向きには病死として、都へ報せがもたらされた。
それから八年後。
八歳以前の記憶を失った美貌の少年・稔時雅《イム・シア》は、父・稔希吉《イム・フィギル》と共に、朝鮮《チョソン》八道《パルド》を転々とする生活を送っていた。自分がどうして記憶を失ったのか、なぜ世間から身を隠し、性別を偽って旅を続けねばならないのか、まったく分からないまま。
そんなある日、父と共に、見知らぬ男たちに襲撃を受けたシアは、炎に囲まれたのを切っ掛けに記憶を取り戻す。
炎を放った者たちとの戦いで、養父と分かったフィギルが命を落としてしまい、悲嘆に暮れたシアはすべてを知るべく都を目指すが――。
意思とは無関係に王位継承争いに巻き込まれ、殺され掛けた少年の、超長編時代劇アクション、開幕!
※本作は、李氏朝鮮王朝時代の史実を元にしたフィクションです。
実在の人物・地名その他が登場しますが、一切関わりはございません。
※一通り史料はさらっておりますが、脚色・妄想が最優先です。
※〔〕内は、注釈です。
※コバルト・旧ロマン大賞(2014年度)へ応募した同作品へ大幅改稿を繰り返したのち、第十四回アガサ・クリスティ賞へ応募(一次突破)した作品に、加筆修正を施しました(開始年は、Web公開を始めた年)。
※エブリスタに同時掲載中。note、ノベルデイズにも掲載予定です。
©️神蔵 眞吹2015-2025.
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の文章の著作権は神蔵(旧・和倉)眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事、AI学習を禁止します。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 16:31:41
156974文字
会話率:43%
景泰(キョンテ)四(一四五三)年十月十日、深夜。
李氏朝鮮王朝第六代王・端宗治世下の朝鮮で、理不尽な内乱が起きようとしていた。
世に言う癸酉靖難(ケユジョンナン)の始まりだった――。
後の第七代王・世祖(セジョ)こと首陽大君(スヤンテグン
)が、コトに挑む前の一人語り。
※エブリスタ主催、妄想短編賞(テーマ:今日は特別な日だ)応募作品です(エブリスタへ同時掲載中)。
尚、そちらでは『景泰(キョンテ)四年十月十日』というタイトルで投稿しております。
※〔〕内は用語解説。
※今回、R15と残酷描写表記は保険です。直接的なアクションシーン等はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 18:29:37
3058文字
会話率:6%
太古から神と人間は共存していたが、
人間が神を信仰しても神の存在自体、本当にいるのか分からない。
だが国の成り立ちから神の存在が関わっている経典があり国にはその神が祭られている神殿がある。
侯爵令嬢アナスタシアは生まれてからずっと両親のお
飾りだった。
ある日のお茶会での出来事で彼女は自立したいと考え始めるようになった。
自立したいが自分は貴族で仕事というものを何もした経験が無い。
どうしようかと悩んでいる時に
カガミ•ローレンス公爵兼、神殿長が専属の巫女見習いを募集している事を知り応募するのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:32:30
17425文字
会話率:23%
心理学科に通う小日向春は、幼い頃から希死念慮に囚われて生きてきた。自分の価値を信じることが出来ず、しかし決定的な行動にも移すこともせずに、ただ、周囲との違いを感じながら疎外感を感じる日々を過ごしていた。
ある日、小日向は給料が良いが募
集内容が不明確なバイトに応募をする。
その雇い主は、小日向が望む余命宣告を受けたばかりの死を身近にする富豪、領木冬弥であった。
彼の要求は、自身がやり残したことを達成する為の付き人が欲しいというものであった。怪しいと思いながらも、小日向の自分を顧みない性格故に安易に引き受けることにする。
領木の終わりが見える人生を一緒に過ごす中で自分の人生についても見つめなおすこととなる。
人間の約8割が抱くという思いについて、一人の青年が真っ向から向き合い、奮闘する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:06:36
92042文字
会話率:56%
馳透は田舎に住み卒業を控えた高校三年生。ある日、町から人が消えていることに気づいた透はパニックに陥るが神を名乗る老人に出会う。
神から透以外の人類が異世界に転移してしまったことを伝えられ悲観にくれるが、透を手助けするために異世界からエルフの
リーフ、魔法使いの常磐色のオリサ、ドワーフのルルの三人の美女が召喚される。
彼女達にとっての異世界である片田舎を舞台に、透の奮闘が始まる。
本作品は2020年に某ライトノベル新人賞に応募し、ビギナーズラックで一次選考を通過したことで世に出したくなり投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:00:00
391711文字
会話率:68%
大好きなアーティストのライブチケットに当選し、幸せ絶頂だった普通のOL・小野塚麻衣。
そんな幸せの絶頂だったのに……彼女は不慮の投身自殺に巻き込まれ、即死。
そして、いわゆる「異世界転生」してしまう。
しかし元の世界への未練もたっぷり残した
彼女の記憶は、女神達に消去されることも拒絶するほどに頑固で、彼女自身も異世界に転生したことを納得できないでいた。
それでも彼女の魔力適性の並外れた高さを惜しむあまり、彼女を迎え入れた世界・「ゴラニア」の女神はちょっとした嘘をついて、彼女を強引に丸め込む。
何せ、ゴラニアでは優秀な魔術師を常に応募中、随時急募の人手不足な状況。
転生を受け入れなければ、どうせ魂ごと消滅してしまうのだし……利用しない手はない。
そうして彼女達は「マイ」を自分達の世界に引き込むため、即席の目標を与える事にしたのだった。
「この世界では(努力すれば)魔法を作る事ができる」
「だから、元の世界に帰るための魔法を作ればいい」
女神の言葉を信じ、ようやくマイも異世界転生とやらを受け入れるのだが……。
しかーし! この世界の魔法はそんなに単純なものではなかったッ!
「ファイア!」って叫べば、手から火が出る?
フハハハハ、残念だったな! それは幻想だッ!
しっかりと理解して発動しなければ、魔法は手からどころか、尻からも出ない!
そんな雁字搦めの理屈に塗れた魔法社会に叩き落とされたと同時に、困惑のズンドコにも突き落とされたマイ。
それでも、元の世界に帰る魔法を作るために。
そして……自分を巻き込んだ、もう1人の転生者をぶっ飛ばすために。
彼女は不承ながらも、異世界の魔法学園で生活を送る羽目になったのだった。
※料理名・食材名について:架空の世界の物語ではありますが、料理名までオリジナルで全て付けてしまうと説明が煩雑(無駄に長くなる)かつイメージが伝わりづらくなる傾向があるため、ある程度の名称は現実の物を引っ張ってきています。
※『天使と悪魔の日常譚』(https://ncode.syosetu.com/n7482fv/)の続編です。登場人物は相当にカブっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 08:01:08
792237文字
会話率:53%