母や兄と一緒に大阪市のイルミネーションを見に来た、小野寺教育出版社長令嬢の小野寺真弓。
ところが彼女が見たのは、煌びやかなイルミネーションに彩られた大阪の夜景だけではなかった!
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「冬のホラー3」の参加作品
で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 08:22:23
2599文字
会話率:22%
小野寺教育出版の社長令嬢である小野寺真弓は、婚約者である生駒竜太郎と共に夜デートと称して御堂筋のイルミネーション見物に繰り出していた。
大阪市の船場で生まれ育った真弓にとって、LEDライトで彩られた御堂筋は庭のように慣れ親しんだ土地だった。
独身時代最後の冬のイルミネーションを見る真弓の胸に去来する想いは、果たして何か。
※本作品は、藤乃 澄乃様御主催の「冬のキラキラ恋彩企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 07:00:00
4032文字
会話率:27%
大阪の「そのへんにいる人」の日常の切り抜きSS集です。
1話3000~5000文字程度の気軽な感じで、大阪の中之島、梅田、御堂筋…など、そのへんを歩いている普通の人の物語。
前の話に絡んだ人、物、場所などが次の話にリンクするような、そんな群
像劇。
基本、セリフは大阪弁多めになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 21:43:36
22215文字
会話率:26%
トクン─。トクン─。
胸の高鳴りを感じる。顔が火照り、指先が震え、なんだか泣きたくなるような感情が湧いてきます。
トクン─。トクン─。トクン─。トクン─。
大好きな人が、隣にいる。わたしを見つめて、微笑んでいる。
トクン─
。トクン─。トクン─。トクン─。トクン─。トクン─。トクン─。トクン─。
「あなたとキスが、したいです」
その言葉を投げかける。しかし、彼は困ったように眉を下げ、そしてわたしの頭を撫でてくれるだけでした。少し不貞腐れてしまい、顔を窓の外へと向けますと、御堂筋のイルミネーションが横へと流れ、流線を描いています。
今日も一日、彼の隣でゆ〜らゆら。車に揺られて、共に過ごします。それはそれは、とても幸せな日々です。
ただ、一つだけ願いが叶うなら。あなたと結ばれ、キスしたい。そんなわがまま、言ってはダメですか…?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
世界でただ1人のゾンビ「フリー」は、夜道の山道を徘徊中に白タクドライバーのコジローが運転する車に跳ねられてしまう。その衝撃で奇跡的に人としての自我を取り戻したフリーだったが、常人なら即死の重傷を負い記憶を無くしてしまう。重い責任を感じたコジローは彼女の記憶を取り戻して救うため、ゾンビである彼女と車の中で生活を共にすることに。コジローに一目惚れしたフリーは執拗にキスを迫るが、絶対にゾンビになりたくないコジローはというと…!?
これは、フリーの記憶を取り戻すため大阪の街を巡る2人の、生と死、そして恋の行方を描くお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 21:28:21
3276文字
会話率:45%
大阪メインストリート 御堂筋には 恋の花咲き 恋の花散る
キーワード:
最終更新:2017-10-09 05:32:40
272文字
会話率:0%
「フランス料理って喰ったことないなぁ」30代を迎えようとしていたころ、唐突に思った。いわゆる洋食は子どものころから大好きで、いろいろ経験していた。でも、洋食とは相当違うらしい……。そんな、食い意地だけの単なる〈軽はずみ〉な気分を正してくれた
(?)、いや、遊ばせてくれた、東京・浪速(大阪)の〝おふらんす〟体験。懐かしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 20:13:18
7240文字
会話率:24%
ボクは恋に落ちた。相手の名は「琴乃」
小柄、ショートヘア、ピンと伸びた背筋
彼女もボクを愛してくれた。ボクたちは、恋人同士だ。
ただ…… ボクは彼女に会ったことがない。
※※※(第27話までのあらすじ)※※※
主人公の「ボク」は、
携帯電話の思い出を綴っていた「琴乃」のブログを偶然見かけます。そこには、端正な美しい文章で携帯電話に纏わる思い出が綴られていたのですが、その時期が「ボク」が妻と出会い、そしてすれ違いが明白になった時期に符合していたこともあって、妻との別居生活を始めたばかりの「ボク」の興味を引きます。
記事を読み終えた「ボク」は、短く『涙が出ました』とコメントします。すると「琴乃」は『ハンカチをどうぞ』と返信します。この短いやり取りをきっかけに、ふたりは個別のメッセージの交換を始めるのですが、お互いを「ムーちゃん」「琴乃」と呼び合ううちに急速に関係を深めます。
お互いがお互いを愛している、愛されているという強い思いを抱きつつも、現実の相手を知ることのできぬふたりは、それぞれの思いを微妙にすれ違わせていくことになります。電話で相手の声を聞き、琴乃はは自分のヌード写真に想いを乗せ渡しますが、それでも微妙にすれ違うふたり。「琴乃」の「家の人」の単身赴任が解消され、これまでのような時間を共有できなくなることが明らかとなった中でGWを迎え、ふたりの距離はさらに広がるしかありません。「GW期間中はできるだけメッセージも電話もやめよう」そう提案する「ボク」。それは、会えない時間が「琴乃」にどのような変化をもたらすのか、試そうとするためでもあったのでした。
GW中、琴乃は以前と何ら変わらず自分を受け入れてくれる家族の存在に、自らのこの半年間を振り返り、罪の意識を強く持つようになります。彼女の微妙な変化に気づいたボクは、ついに、冷酷な言葉を彼女に浴びせてしまうのでした。
◆◇
ちなみに「Flow tone」は、スマホの着信音(ring tone)のひとつです。主人公の「ボク」が、彼女からのハングアウトの着信音をこの音に設定していたことから、この音はすなわち「琴乃」を意味するのでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-07 18:00:00
89936文字
会話率:37%
世の中には、不思議なことがたくさんある。
例えば、もう会う事はないと思っていた人間とばったり遭遇したり。
例えば、良くない噂で有名な人間に関わってしまったり。
例えば、人間とは思えないような摩訶不思議な力がつかえたり。
例えば、人間で
はないものに出会ったり...。
世界は人間が予想もできないようなことが、突然に起こる。
そして、それらは自ずと一部の場所に集まってくるものだ。
これからご紹介するのはある街での出来事。
人間の中に紛れる『 異端 』たちのお話。
さぁ、貴方はどこまで予測できる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-20 12:44:39
6618文字
会話率:20%
平穏な日々。
しかし、それは突如として崩れ去る。
世には、醜悪なバケモノが蔓延(はびこ)り
人々は、恐怖のどん底に突き落とされた。
そんな時、特殊な力をもった三人が
忽然(こつぜん)と姿を現した。
一人は、妖(あやかし)を
もう
一人は、天使を
そして最後の1人は、悪魔を
従えていた。
三人は何者なのか。
何故、現れたのか。
そして、彼らは世界を救う救世主か否か。
それはまだ、誰も知らない。
知っているとするなら、彼らのみ。
さぁ、どちらに転んでも
未来は大きく変わる
括目(かつもく)せよ
世界の始まりを
そして、
世界の『 終幕 』を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-16 13:23:02
249文字
会話率:100%
ある日、送られてきた赤い封筒
送り主の名はない
宛て先だけが書かれているソレ
封を開けると、中には黒いメッセージカード
日程 4月10日
時刻 AM8:30
※場所については前日あるいは当日に、迎えを寄越します。
たったの三行で終わったメッセージ
どこからどう見ても怪しいソレは、狂気に染まったゲームへの招待状だった
そしてそれと同時に、ある三人の元へ来たのは黒づくめの男たち
金色の文字で、送り主の名と宛て先が書かれている黒の封筒を手渡してきた
『 』
封を開けると、中にはたった一行の文章とシルバーのネックレスが三つ
さて、これで準備は整った
あとは時を待つのみ
始めよう、楽しいゲームを!!
もうすぐ幕が開ける
開幕のベルと共に
赤い封筒の持ち主と、黒い封筒の持ち主
プレイヤーは揃った
さぁ、私に見せてくれ!!
最高のシナリオと、最高の結末を!!
もう誰も、抗うことは許されない...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-09 22:18:39
28748文字
会話率:16%
いつかちょっぴり思い出してや
最終更新:2015-10-31 15:39:51
221文字
会話率:0%
近づいただけで霊的な存在全てを消滅させる力を持つ守護霊に守られた軟弱で気弱な男、御堂筋(みどうすじ)。
口が悪くてお金にうるさく霊が視える面倒くさがり女、姫神楽(ひめかぐら)。
ひょんなことで出会った二人が様々な心霊現象を解決します。(も
ちろん高額で。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-11 12:00:50
3994文字
会話率:59%
中学三年生がスタートしてから一週間経ったある日、難波みなみら五人の女子生徒が、第二音楽室に集められた。
「君達、バンドを組んでくれないか?」
集めた教師、御堂筋からの要請は、大阪ど真ん中を走る地下鉄、御堂筋線周辺の地区で、みなみらにバンド活
動を行って欲しい、というもの。みなみらの名字が偶然にも御堂筋線の駅名だからというへんてこりんな理由からの要請だった!
「あたしにはバンドの才能ないねんて。絶対無理やわ!」
最初はそう投げ出すみなみであったが、段々チームは「奇跡」と称される力を出して来てーー?
今、アツくなる!笑いあり、涙ありの学園ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-10 16:45:44
4684文字
会話率:36%