雪降る冬に、ひとりの少年と、ひとりの少女が土を掘り返す。
そこに埋まっていたのは、"鉛の心臓"。
かつて街を見下ろす金色の像こと、"幸福の王子"の体内にあったその塊は、高炉で溶かされても溶けることがな
く、うち捨てられていた。
けれど、"鉛の心臓"には秘密があり…。
"心臓"を手にした、少年の望みとは。
童話『幸福の王子』をモチーフに、ハッピーエンドを盛り込みました。
※霜月透子様・鈴木りん様主催『ひだまり童話館』参加作品。お題は「さくさくな話」。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 19:01:12
1753文字
会話率:23%
幸福の王子をモチーフにしたボーイズラブです。アンソロジーに掲載したものです。他のサイトにも投稿しています。
最終更新:2023-11-03 15:27:13
4663文字
会話率:41%
亡国の王女は気が付くと銅像に転生していた。『幸せな王女』と呼ばれるその像は前世の王女自身がモデルで、贅沢三昧で民衆の苦労を知る由もなかったとして、「無知で幸せな能天気な王女」と嘲笑されていた。人々への恨みを募らせた『幸せな王女』像は、ある闇
夜に酔っ払いの悪魔と運命の出会いを果たす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 17:36:44
8211文字
会話率:28%
国王である父の命令により、嫁探しをすることになった王子は、四人の女性に求婚する。
一人目は、見目麗しい公爵家令嬢。
二人目は、賢い貿易商の娘。
三人目は、最強の女騎士。
そして、四人目は……。
最終更新:2021-04-03 21:11:42
7345文字
会話率:44%
オスカー・ワイルド原作『幸福な王子』の翻訳です。
台本としてご使用の際は必ず、動画と宣伝の両方において、原作と訳者名を名言及び明記して下さい。また、本作に基づく音声の有料販売を固く禁じます。
最終更新:2020-11-06 12:23:18
8485文字
会話率:42%
オスカー・ワイルドの「幸福の王子」を下地にしたお噺です。
ここでは王子ではなく、ビリケンさんと、ちょっととぼけたツバメの愉快な掛け合いで、宿題忘れただとか、パチンコに負けただとか、たいして不幸でもない人々に、ビリケンさんの目のサファイアや、
全身の金箔をはがし届ける顛末が続きます。
サゲは、ツバメがビリケンさんの足裏の金箔をはがそうとした時、ビリケンさんがくすぐったさに身体をよじり、「あっー、やめて、そこはくちゅぐったい。もう、とっとと台湾へでもどこへでも行ってちょうだい!」で、ようやくツバメが解放され、越冬の旅に出られることになります。
「ビリケンさんの足の裏を撫(な)でたら幸せになる」の言い伝えともからめたオチにしてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 20:59:20
7268文字
会話率:14%
アイルランドの文人、オスカー・ワイルドの著した短編小説を下敷きに、新たな解釈で童話を書きました。
最終更新:2019-07-02 10:37:20
4614文字
会話率:44%
きりきり、きりきり。私の一日はアデルお嬢様が発条(ぜんまい)を巻く音で始まる。
「おはよう、グレイス」
「おはようございます、お嬢様」
没落した名家の令嬢のアデルと機械人形のグレイス、二人だけの日々。和やかなその暮らしにも、やがて終わりが
訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-29 19:09:22
4367文字
会話率:50%
その町の中心には二つの立派な像がそびえ立っていました。
剣の柄と瞳にサファイヤ、王冠には大粒のダイヤモンドやエメラルド、そして全身を黄金で飾り立てた堂々とした王子の像。
そして瞳にヒスイ、ティアラには綺麗なルビー、全身を銀で飾り立てた優雅な
王女の像です。
オスカー・ワイルド 幸福の王子のパロディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-22 23:28:52
1603文字
会話率:24%
就職活動に難儀している、娘さんのお話です
ショートショート?7000文字強
最終更新:2013-12-15 15:00:00
7292文字
会話率:22%
『幸福の王子』を改善して、自分にとって理想的な話にしました。酷いことになっているので『幸福の王子』が好きな人は読まないでください。
最終更新:2011-01-16 04:44:32
2746文字
会話率:40%
ここからが、あらすじです。堕天使ルシファーこと、リュシフェルの小さな小さな物語。天上界から、人間界へ。大天使長ミカエルこと、大和田と母上様の策略。そこで、ちいさなちいさな少女と出会う。そこから、始まる、奇跡の物語。
最終更新:2007-07-16 13:54:24
3997文字
会話率:77%