世界は無数にある。同じ様な世界でも、どこかが違う。
他人からすれば、その世界は歪かもしれない。
けれども、その世界に住むヒトたちにとってはそれが当たり前で、それが現実だ。歪だなんて思わない。
誰かが言った。『誰もが主人公』なのだと。
な
ら、歪な世界ではどうなるのだろう。
これは、どこかの世界の物語。歪でおかしくて、壊れていて、語呂の悪いお話。
助けて。誰もが言った言葉。誰もが見て見ぬ振りをした言葉。
それでも『助けて』を言えなかった少女がいる。そんな言葉を知らなかったから。
だから少女は『助けて』と言えない。
ならば誰かが手を差し伸べれば良い。『助けて』という言葉を教えてやればいい。そうして少女も『助けて』を言えるようになる。
少女は優しかった。少女は強かった。少女は魔性だった。
少女の善意で、人が狂ってしまった。狂ってしまった人は少女を手に入れるために全てを壊そうとした。
果たして誰が悪かったのか。少女が悪かったのか。それとも別の誰かなのか。
けれども、ひとつだけ言えることがある。
世界が、その少女を愛している。
それが、その少女にとっての幸せとは限らないけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 08:00:00
75711文字
会話率:33%
夢を食べない獏が罪を償う善行のために人間の願い事を叶えるお話。
ほんのりダークファンタジー。
短いお話を連載していきます。
最終更新:2024-11-23 20:17:26
1439122文字
会話率:60%
スキルのある世界で手に入れた【自己継承】のおかげで記憶や身に付けた事は忘れる事は無い男が本作の主人公。
ただし生まれ変わって直ぐに記を取り戻せる事は無く今回の世界では40歳を超える中年になってから記憶が蘇って来た。
武具店の店主だ
った私はそのまま平穏に暮らそうと思ったが欲をかいて一人の男を回復魔法で助けてしまった事から平凡な生活とかけ離れて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 08:05:00
22216文字
会話率:53%
生きる者が住む世界、それはどれも幸せとは限らないだろう……だが!諦めるだけでは何も変えることはできない……これは世界を変えるために小さな炎を繋いだ英雄の物語である。
PS,あらすじは考え中です。
最終更新:2024-04-30 20:47:40
625文字
会話率:60%
ゼオが自分探しの旅中に子供をかばって射殺された 神のヴォルガという神が転生させてやる
が仮の転生だが
仮の転生のいみとは
最終更新:2022-06-17 21:36:07
1255文字
会話率:88%
僕の耳には受信機はついていない。生身の人間だからだ。戦時中で爆弾が降ってくる未来、人々は脳を人形に移し厳重に保管し、電波で機械の体を動かして生活していた。爆弾で吹き飛ばされても死なないように。そんな中、生身の僕と、僕に話しかけてきた彼女と、
それを物好きだと笑う姉。やがて戦争は熾烈を極め『新兵軍法徴兵制度』が発令され、世界はガラリと変わっていく。僕はどうしたらいい? 僕の問いにドールが答える『それは君が考えるんだよ』人形が出来なくて、僕だけが出来ること。生きてる事が幸せとは限らない。僕がどうしても守りたかった物とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 07:51:22
27245文字
会話率:33%
集団の中で暮らす事に飽き飽きしたゴブリンのモンタは、誰も寄り付かない遠く離れた深林で暮らしていた。
自給自足の生活を心から楽しんでいた彼は、ある日、ここにいないはずの人間の子供に襲われる。熊に連れられた人間の子供の、女の子。見間違いか、それ
とも夢か。そう思うモンタであったが、次の日もその次の日も襲われ、毎度の如く昼食を奪われるのであった。
そんな日々がさしばらく続き、ある日をきっかけにモンタは人の子と暮らすようになるのである。
幼い人種の女の子ーーー略して『幼女』をニーナと名付ける。彼女との日々はいつも新鮮な出来事ばかり。
畑の野菜を取られたり。養蜂している蜂の巣から蜜を勝手に採ってきたり。熊と狩りに出掛けて夜遅くに帰ってきたり。衣替えの時期に洗濯物を全て食いちぎられたこともあった。挙げ句の果てには夜中に台所に立ったニーナは部屋をめちゃくちゃにして恐ろしい物を生み出したことも。
全部が全部。いい思い出とはいかない。それでも、一人でいる時よりも日記に書くことは格段に多くなった。楽しいし、もしやこれが幸せなのかと勘違いしたりする。
おいらは筆を取りながら毎晩考える。
ニーナは人の子だ。このままここにいていいのか、と。
そうして、日々の生活に四苦八苦していた矢先、奇妙な夢を見るようになる。魔獣である熊がモンタに自らの記憶を夢という形にして見せていたのである。
その夢の中は凄惨で、衝撃的だった。ニーナと熊が出会うきっかけを夢の中で知る最中、モンタは自分の過去にも関係する人物を夢の中で見つけてしまう。
これは自分の過去にまつわる罰なのかも知れない。
熊によってニーナの事を知ったモンタはある手掛かりを元に、冬迫る『深林』を出て町へと向かう。
ニーナの血縁にあたる人物、それは同時に過去の自分と少なからず関係のある人物であった。人の住む世界に再び踏み入れたモンタは、ニーナの現状に深く悩んだ。彼女が彼女として幸せに暮らしていける場所はどこにあるのか。血縁を求め、訪れた屋敷でそこの主人は言った。
『人の形をした害悪だ』と。
だからと言って人の世から隔絶された『深林』で暮らすことが人種であるニーナの幸せとは限らない。亜人族ゴブリンのモンタは、間違いを犯す事を常に恐れている。それ故に、他者の人生を左右する決断を下すことが出来なかった。
人の子とゴブリンは果たして共に暮らして良いのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 00:52:38
90671文字
会話率:21%
「誰か」の幸せが、『誰か』の幸せとは限らない。
Amebaブログ「Blacktact-works」、カクヨムにも掲載。
最終更新:2021-01-08 00:00:00
537文字
会話率:45%
平民だった女の子が侯爵家に引き取られたお話。 @ 短編その31
最終更新:2020-06-19 20:58:45
2707文字
会話率:16%
どこにでもいるサラリーマンが転生した。
行く先々で様々な転生者に出会う。
必死に生きる人々を見て、彼は何を思い、何を成すのか。
最終更新:2019-10-09 02:19:04
727文字
会話率:12%
『お星さま』のヒロイン転生。相変わらず救いはない。
ヒロイン転生が必ずしも幸せとは限らないよね!
最終更新:2017-07-02 15:32:22
3641文字
会話率:16%
クリスマスの日は誰もが幸せとは限らない。
中にはつらい思いを抱えた人だっている。
これはそんな独りの女性のお話。
最終更新:2014-12-25 09:47:56
1879文字
会話率:64%
大手出版社で雑誌の記者として働く山本あずさ(やまもとあずさ)。27歳にして寝食を惜しまず働き続ける働きマンだが、仕事を優先するあまり彼氏と別れてしまう。「恋愛、結婚、出産だけが女の幸せとは限らない」と考えていた矢先、30歳にして無職の水野翔
太(みずのしょうた)と出会う。仕事なし、金なし、常識なしのクズ男(とあずさが勝手に呼んでいる)翔太とひょんな事から同棲生活を始めたが・・・。バリバリの働きガールと、救いようのないクズ男が繰り広げる波乱万丈の生活とちょっと変わった幸せ(?)を感じるラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-04 20:04:17
2368文字
会話率:36%
※この作品は下手したらR-15になるかもしれませんが、全年齢向けにしたつもりです
この世界はいくつもの並行世界があり、知ってはいけない事もある・・・・
そんな事が記された本<ディアダルト>、この本は並行世界にいける唯一の本
一人の少女を助
けた少年●●(かすれて読めない)がその本の世界を旅をする!・・
転生とゆう形でね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-25 14:00:00
963文字
会話率:23%