それは、魂が生まれ、また還るとこしえの場所――常世国の神と人間との間に生まれた青年、千尋は、みずからの力を忌むべきものとして恐れていた――力を使おうとすると、恐ろしいことが起こるから。だがそれは、千尋の心に呪いがあるためだった。その呪いのた
めに、千尋は力ある神である自分自身を忘れてしまっていたのだ。
千尋が神に戻ろうとするとき、呪いは千尋を妨げようと災いを振りまく。呪いの正体も、解き方の手がかりも得られぬまま、日照りの村を救うために千尋は意を決して力を揮うのだが………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 12:06:21
90520文字
会話率:51%
稲荷神、こと、私は見習い神様の環を預かって常世の国で暮らしています。
ある日、環が泣いている少年を連れてやってきました。
彼女がまだ知らない……けれど私や日本人にはもう馴染み深い、あの日。
少年が泣いているのは、明日がクリスマスだか
らでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 22:39:04
8341文字
会話率:36%
不老不死の薬の事
蓬莱を目指したり、常世国に向かったり
最終更新:2015-10-19 20:06:37
277文字
会話率:0%
ディエス・イレ対イミュニティー決着――!
イミュニティーへの総攻撃を行う直前、ディエス・イレの本部は突如謎の部隊の襲撃を受け壊滅した。
誰もが予想だにしなかったその事件から二日後。
黒服の総帥である白居と、イミュニティーの代表である六
角に繋がりがあることを知った巳名截(/曲直悟)は、六角が所有する屋内人工都市「常世国」へと来ていた。
ディエス・イレの壊滅。六角と白居の関係。
調査を進めるうちに、截は行方不明となっていたある人物の姿を目にする。
ディエス・イレのボス。東郷大儀だ。
そしてそれを境に、常世国のあちらこちらから無数の感染者があふれ出し始める。
東郷を止めるべく奔走するうちに、截は懐かしい二人の人間と再会する。
そしてその出会いは、彼らの運命を、未来を。ひとつの方向へと導いていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-07 22:50:29
300943文字
会話率:31%