山伏が目視している目標に、護符(アムレット)を利用した誘導部品を取りつけた迫撃砲弾・航空爆弾が正確に命中する世界。1943年時点の大日本帝国は連合国相手に優勢を保っていたが、ドイツの戦況は思わしくない。もともと神仏分離令や廃仏毀釈を快く思っ
ていない山伏の中でも、さらに朝敵藩とされた一派の一団を潜水艦でドイツに送りこむことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:00:00
13178文字
会話率:34%
山伏姿の式神が主人公のスピンオフです!
最終更新:2024-01-17 19:30:54
32604文字
会話率:46%
今日の仕事を終え、愛妻の待つ家へと帰るその道すがら、山伏に止められた。俺の妻が悪しき狐で俺の命を狙っているとの話だった。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-07-25 08:00:00
1363文字
会話率:53%
山伏姿の、童子レオとバカにされることが大好きな、少々変わった少年。天汰堂煉翁《てんたどうれおう》。
是空界《ぜくうかい》というこの世界。
いや、自然界そのものの、神々の姿そのものの権化、または具現化した姿が、
刃の形をした誠の姿「
真理刀剣神」なのである。
只、その多種多様な生物、目には見えない霊体、宙ノ理のなかで
心に闇を抱えた者だけが、その戸惑いの自分の、
開けない道を、どう切り開くのか。
惑人《まどびと》という人間だけが、目の前の闇を切り、
そのこと切れた闇をどう施すかで、
扱う者の生命がより生きる。またそしてそれを手にし、
生きてゆくこと自体、また始まる「神縛刃」と共に歩んでゆく刀剣。
その神縛刃のなかで、世界の人々の平穏と安らぎ【迷落《めいらく》】とした世界の、その混沌を。希望へと変えることを。
扱う者に一縷の願いを託し、
神々が一同に集い、錬金したとされる
『十八岐ノ焱《じゅうやまたのほのお》』の複数本の一振り
『炎螺剛《えんらごう》』が。
哀愁漂う煉翁の坊主頭のてっぺんに(イメージと真逆じゃねぇか!?)
鋼色の落雷と共に。埋まって、頭髪は赤焦げた色に……?!
そのエンラよっと、炎螺剛が。
生まれつき両手足とも。指が1つない煉翁少年の、左手小指の爪先へ。
まるで別次元へと、渦巻く溶岩のような煉獄の炎と共に、目から見えるようにその爪先に納まり、存在した。
その後腕白な天汰煉翁少年は、図らずもその炎螺剛を宿した小指のある左手に、
法螺貝を詰め込み過ぎてしまったせいで、「法螺」を抜け出せなくなってしまった。
その煉翁少年の身に危険が及んだ時。
こっちも焦げ茶色である、法螺に護られた爪先に。小さく収まっていた、炎螺剛の秘められた力が発揮される……。
そして、煉翁は拳を握り。上手く炎螺剛を操って。
その敵たちと。
自身の宿命ともこれから。
戦い抜くことになってゆく。
未来に待ち受ける困難へと、その先へ悩みながら、もがきながら、悲しみ、苦しみながらも。
でも。煉翁はそれでも悠然と。目に見える・または見えない、目の前にある荘厳であり、壮大な冒険浪漫へと。駆け進んでゆくのだった。
※カクヨムさんでも連載しております。更新は不定期で行います。御意見、御感想、メッチャお待ちしておりますm(_ _)m※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 22:00:00
8403文字
会話率:15%
人も通らぬような山道を急ぐ・太明は、傷を負い、周囲を気にしつつも山を越えようとしていた。
太明は野宿するよりは、と山中にあった小さな社に泊まろうとした。
そこに、曖昧模糊とした雰囲気を持つ神職が姿を現し、小さな社であるから寝泊りするには不便
であろう、自分の家に来いと言う。
山伏姿の男と、存在の薄い神職が出会い、言葉を交わし、そのまま分かれて行くだけのたんたんとした話です。
山場も何もありません。
恋愛要素も皆無です。
よろしければ読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 11:16:34
13880文字
会話率:19%
1年前、神崎雄一郎の恋人である紗季が伊坂市から謎の失踪を遂げた。周りに単に別れたと思われていたが、雄一郎は何かが変だと感じていた。修士課程での研究を名目に、友人3人とともに紗季の最後の目撃場所である廃ショッピングモールに侵入した雄一郎。そこ
で彼は、通勤や缶コーヒー、スーパーマーケットでの割引に代表される安全で平凡な世界である「世界A」と、人類の無意識の欲望や恐怖が反映された、暗く歪んだ「世界B」の境界線を発見するのである。この境界線は「境界A-B」と呼ばれている。雄一郎は、自分の町と愛する女の子を救うために、時間との戦いの中で、悪魔崇拝のカルト集団と超常現象の暗い陰謀を解き明かすことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 15:44:08
11097文字
会話率:50%
※刀剣乱舞二次創作です。
タイトル通り、「山姥切国広を避けてた堀川国広」と「嫌われてると思っていた山姥切国広」が兄弟になる小話です。
堀川国広は贋作云々を普段は気にしてないけど、山姥切達初対面の時は流石に気にするだろうなとい話でした。
山伏
さんがいれば速攻仲良くなりそうなので、山伏さんは多分いませんねこの本丸。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 13:08:00
1809文字
会話率:23%
関東の雄 北条に、宿敵上杉が迫る。
八王子城での熾烈な攻城戦。
戦うのは人間だけではなかった。
二匹の大蛇が、死闘を繰り広げる。
直江兼続と閻魔大王の逸話も盛り込んだ本作は、
デビュー作「慶長カマキリ奇譚」に続く
“時代小説・巨大生物シリー
ズ”の第2弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 16:12:12
44416文字
会話率:38%
「疱瘡小屋」と呼ばれた小屋の跡があった。疱瘡、つまり天然痘にかかった病人を隔離した小屋だった。ここに坪井タネ・清子・清一母子が流れ着く。母親のタネは近くの鉱山の賄い婦をしていて、廃鉱により失職した。母子は多くの村人に助けられ、疱瘡小屋の跡地
に住処を定める。タネは農繁期に手伝いに出たり、祭日などに物乞いして歩くことにより、二人の子を養っていた。やがて、二人の子供は就学し、麻也などの友達を得て、交流を深めながら成長していく。
清子が中二の夏、タネは近くの村の祭礼に行き、昔、一時期、同棲した小野寺と再会する。ある組に追われる小野寺は山伏となっていた。
小野寺は、若いころ左翼の活動家だった。指名手配になって逃亡生活に入る直前に清子が妊娠したと知り、小野寺はタネと仲間との関係を疑う。
翌年、春の祭礼にやってきた小野寺は清子に暴行し、妊娠させる。大阪に就職した清子は六月末、睡眠薬自殺する。祭礼前日の清子の様子、身元保証人となっていて、清子の遺骨を持ち帰った麻也の兄の話などから、清一は清子の自殺の原因は小野寺と確信し、復讐を実行したのだった。
中学を卒業した清一は大阪のメーカーに就職し、やがて独立、地元で有数の会社に発展させる。後に、三足村で気ままに暮らしていた母を呼び寄せたことを、麻也は兄から聞く。タネは後半生を幸福に過ごし、二〇二〇年没。翌年の盆に清一は、過疎化でわずか三軒だけとなった三足村に向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 17:07:22
16116文字
会話率:26%
流浪の女子から産まれた子は、佐々木小次郎を名乗り、やがて、母や妻、山伏の九左衛門らに助けられながら、巌(岩)流佐々木小次郎という天才剣士に成長した。
最終更新:2021-07-31 06:45:28
43531文字
会話率:54%
物の怪アレルギーの主人公と、元・山伏で現・狐の妖怪の曾祖父、貴重な友人ふたりと年上の幼なじみのひと夏の出来事。
このはが おちるよ
とりいの むこうから やってくるよ
イッテンシカイが やってくるよ
ひとをさらいに や
ってくるよ
みたまの かえる よっかのま
とりいに はいると
雨宮司(あまみや つかさ)は、山伏だった曾祖父の隔世遺伝で生まれつき人ならざるモノが視えた――・・・・・・だけでなく、物の怪アレルギーだった。
司の住む地域には、お盆の間、異世界“イッテンシカイ”へと繋がる鳥居があった。
そして、なんの因果か、今は高校入学式で出来た、人生はじめての友人・緑川朔太郎(みどりかわ さくたろう)、赤井雅紀(あかい まさのり)と、幼なじみの社チカ(やしろ ちか)の四人で、イッテンシカイから迷い込んだ物の怪を還すということを元・人間であり、曾祖父のシロガネから押しつけられていた。
今年も、物の怪アレルギーと物の怪返還作業で補習だらけの日々が過ぎてゆく。
盆踊りなんて司にとっては最悪の行事でしかない。
そんな司の心境などおかまいなしに、チカは『今年も行こう!』と誘ってくる。
今年も、口うるさい年上の幼なじみの浴衣姿を見るはずだった。
だが、八月十三日。チカはイッテンシカイにさらわれてしまった。
タイムリミットは八月十六日。
司たちは、無事にチカを連れて元の世界へと還って来られるのだろうか――?
※他のサイト様のコンテスト参加していた作品です。『エブリスタ』でも公開中です※
※加筆修正しながら投稿しています。
※2020年8月5日追記。
※2020年7月28日タイトル改題。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 23:00:00
87896文字
会話率:33%
日本サッカーのJリーグでも活躍している主人公が魔王さまに召喚され跡継ぎにさせられるお話です
さて主人公は立派な魔王になることができるのだろうか
最終更新:2020-05-11 08:28:45
5173文字
会話率:31%
元弘三(1333)年五月、鎌倉幕府は滅亡した。そんな折り、鎌倉を目指して南下していた山伏の照隠は、首桶を抱えて鎌倉から北上してきた由茄という奇妙な娘と出会う。首桶のなかにあるのは、いったい誰の首なのか。疑問に思う照隠に対して由茄は告げる。
首桶に収められているのは、鎌倉幕府の最重要人物だった北条高時の首だと。
1998年執筆。2018年改稿。
小説投稿サイト『アルファポリス』にて同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 19:40:24
21347文字
会話率:35%
ある朝の通学路で、段ボールに入った黒猫に出会った。無視を決め込んでいると怒り泣きながら「拾え」と言う。さらには化けて、二本足で立ち「あたしを飼わなきゃ呪う」とまで己を脅すのだ。このアパートはペット禁止であるからして、さてはてどうしたものか…
…。
そうして始まった黒い化猫との生活は、長くは続かなかった。次々に現れ、何故か己の周りに居着いてしまう化ケモノ達。魑魅魍魎だか妖怪変化だか知らないが、人間様の社会は今日も今日とて世知辛い。
「え? 立ち退きですか?」
ちょっとだけ捻くれ者でちょっぴり陰気な少年・山伏陣左衛門が、様々な異形のモノ、化ケモノと出会ったりもふったりだらだらしたり、時々荒事を捻じ伏せたりして過ごすハートウォーミング(笑)な日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 23:46:48
9545文字
会話率:40%
『夏のホラー2018』エントリー予定の作品です。
連載物は完結していないとダメみたいなので、期間に間に合うように完成させます。
怪異が続発し、忌み地として、幕府からも見捨てられた七ツ沢村。
この地の代官を兼ねる七ツ沢神社の宮司、鈴木道元の
もとに、娘を生贄に捧げることを示唆する『黒羽の矢』が送り届けられる。
わが子を利用して、この怪異に終止符を打つべく、山伏や退魔師や剣客を集め、怪異の中心たる『迷い家』に討伐隊を送り込む事を道元は決心する。
それぞれの思惑を胸に、集められた魔人たちが、七ツ沢の怪異に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 09:24:00
35198文字
会話率:23%
白鳳十年、皇太子になってぱっとしないおとなしい性格の草壁。対して豪胆で乱暴で、都を馬で走り回る大津。二人は母親が違う同じ父親の兄弟だけど、性格がまるで違う。
二人の間に渦巻く権力の波。
それをどこ吹く風で、二人はともに育ち、ともに遊び、とも
に旅をする。
そこに大津の姉や、個性豊かな宮廷人、葛城山の山伏たちが加わり、飛鳥浄御原宮は今日も大騒ぎ。
そして二人の運命は。
万葉歌にのせた壮大な歴史ロマン。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 18:39:32
14822文字
会話率:58%
身体の仕組みが「解体新書」によって、ある程度明らかになった、江戸時代末期。
二人の男のケンカを止めた、山伏がいた。
その剛腕は、巨岩を真っ二つに断ち割り、それぞれを片腕で持ち上げるほどだった。
驚異の金剛力を、どのようにして得たのか。
興
味を持った男たちは、山伏の導きを受ける……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 20:00:19
3089文字
会話率:3%
家庭にも学校にもストレスしか感じていなかった女子高生、川上文(かわかみあや)のクラスには、少し変わった女子生徒がいた。しゃれっ気もまるでなく、しかも女子にも拘らず制服の下はスカートではなくスラックスを穿き、いつも一人で本を読んでいるか宿題を
しているかという状態だった。
そんな彼女のことが気になった文は、その彼女、山伏一実(やまふしひとみ)に対してあることをきっかけに思わず声を掛け、それによって二人は互いを『ヒトミ』『フミ』と呼び合う友人となり交流を深めることになり、ヒトミのことを知れば知るほど彼女が持つ独特の考え方と言うか<哲学>に文は惹かれていくのを感じたのだった。
さらに、神木野好栄(かみきのこのえ)、陽谷瑠美(ひかりたにるみ)らと次々に出会い、時には衝突しながらもお互いを認め合う仲へとなっていき、彼女らは成長していくことになったのである。
筆者より。
以前に投稿した「イチコの哲学」を基に、完全に独立し完結した物語として再構成したものです。登場人物は全くの別人として描いており他の物語とはリンクしませんが、ある意味では平行世界の一つかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-26 06:00:00
99502文字
会話率:35%
京の政争を逃れ、菊童丸は父親と共に朽木という地へ下った。菊童丸は日ノ本を統べる武士となるべく、日々修行の毎日を送っていたある日……奇妙奇天烈な山伏に出会った。
その者は、あるモノを探しているらしい。
最終更新:2018-02-12 21:00:00
17717文字
会話率:44%
時は鎌倉時代、奥州藤原氏の圧政に耐えかねたアイヌの人々が
生き延びる為、大海を渡った先にある約束の地へと旅立つ。
ラメトク(勇気)ある男になる!少年アトゥイは決意し、戦いに身を投じるが
執拗に追跡してくる泰衡軍に大切な人々を奪われていく。
あらゆる苦難の果てに、アトゥイはポンコタンの人々を無事にアイヌモシリ(アイヌ民族の地)に
導けるのか?
源平合戦がもたらした意外な力が関与し、ポンコタンの人々を翻弄していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 05:00:00
240039文字
会話率:21%