ねぇ……あなたも、見てるよね?
タイムラインの向こう。
スクリーンの奥。
そこにあるのは、
人類の限界を、全部、越えてきた「天才たち」の記録。
完璧な絵。
完璧な音楽。
完璧な身体。
完璧な言葉。
──息が、できなくなる。
彼ら
が届いた“てっぺん”を、
わたしたちは毎日、見上げてる。
無意識のうちに。
目を離せなくて。
それが、「普通」になってるから。
でも……
自分の描いた線が、
誰にも届かない気がして。
最初から、間違いだった気がして。
何も生まれなくなるんだ。
そうやって、誰もが“つくること”を、やめていく。
これは、そんな世界で──
まだ、線を引こうとしたひとりの話。
視界が地獄になっても。
届かなくても。
それでも「描く」って、
なんだと思う?
ねぇ……
あなたなら、描ける?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-13 10:35:07
2482文字
会話率:0%
神さまは決して何もしない。
なぜなら……
この作品の主題は三つあります。
ひとつは、その「不在」を信じる人たちが、安易に振りかざす「不在の証拠」を否定すること(だからといって「実在の証拠」でもありませんが)、です。
ふたつめは、「信者のほ
うが信じることを強制する宗教団体」への皮肉。
そして三つめは、ある問いかけをすることです。
このフィクションは、ある人のある場合にとっては「希望」や「優しさ」を感じるでしょうが、ある人のある場合にとっては「絶望」や「怒り」を感じるでしょう。
今のあなたは、どう感じますか?
この作品は「カクヨム」と重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 11:21:03
548文字
会話率:0%
君が教えてくれた本当のコーヒーの味。
今度は僕が君に届けたい。
たとえ今は届かなくても。
最終更新:2015-09-12 00:05:18
3711文字
会話率:0%