先の戦争で惨敗したことにより、敵国の皇帝のもとへ嫁ぐことになった皇女エリザベス。
本来であれば、悲しむべき出来事だが……何故か、当人は大喜び!
「これでようやく────死ねるわ!」
暴君と呼ばれる敵国の皇帝に殺されることを夢見て、エリザ
ベスは嫁いだ。
でも、どれだけ悪女を演じても殺される気配は全くなく……?
それどころか、物凄く大切にされている。
────えっ?何でこんなに優しいの?貴方、暴君でしょう?
実際、他の人には横暴な態度を取っているため、エリザベスはひたすら困惑。
「俺はただ、エリザベスを幸せにしたいだけだ。そのためなら、何でもやる。だから────思う存分、俺を頼れ。利用しろ。縋り付け」
とにかくエリザベスを甘やかしたくて堪らない皇帝は、死にたがりの彼女へ新たな人生の選択肢を与える。
これは────“死ななければならなかった”悪女が、尽くしたがりの暴君の手によって己の運命を覆す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 19:36:05
21085文字
会話率:32%
俺の幼馴染は俺に何でもしてくれる。
いわゆる尽くしたがり、というやつだ。
ふと気づいた、幼馴染への恋心。
俺は決心した。
幼馴染がどこまでしてくれるのか、試してやろうと。
最終更新:2023-05-22 11:42:02
3787文字
会話率:61%
強い感情の変化やストレスがかかると、人の姿から異形の物になってしまう稀族の女性であるアリシアは、敬愛する上司フェリクスの見合いのセッティングを命じられる。
しかしセッティングの途中アリシアは稀族化してしまい、そのままフェリクスに拾われる
。フェリクスと行動を共にしていると、彼に恋する年下令嬢・同僚の女騎士・元婚約者と次々にお見合い候補と会うことになる。
アリシアは稀族化から戻ることはできるのか? そして、フェリクスのお見合いを成功させることはできるのか?
無骨な騎士×敬愛する上司を幸せにしたい事務員のドタバタラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 19:00:00
13014文字
会話率:54%
俺の学校には『向日葵の女神』って呼ばれる美少女がいる。
彼女は誰もが認める生徒会長で、そして誰にも愛される優等生で。付き合いたい、なんて考える方が身の程知らずな女の子。
そして――その彼女と、俺は姉弟だったらしい
「悠人君の同級生で
、生徒会長で、そしてお姉ちゃんの朝比奈日向です――これから、よろしくね?」
今まで同級生だって思ってた日向は、実は俺と腹違いの姉さんで、そしてこれから家族として暮らしたいなんて言う。
女神様なんて呼ばれる美少女だ、普通は最高だって思うだろ?でも、俺は違った。
だって、日向は俺の初恋の人で。日向が俺の姉ってことは、失恋確定だから。
「今まで隠してたけど、日向のこと好きだったんだよ、俺」
「えっ――ふぇっ!? す、すす、好きって……!?」
こうして、失恋の代わりに、俺は日向と二人暮らしをすることになる。
そんなある日、『月の天使』と呼ばれる俺の幼馴染、小夜月乃が俺の部屋に押しかけてきた
「ねえ、悠人。もしわたしが料理を作ったら、食べてくれる?」
な、なんだ? 今まで料理なんてしたことなかったのに。それに、俺と日向が姉弟だって知ってから、今まで以上に距離感が近くなってるような……!?
いつか同級生/幼馴染が恋人になるかもしれない、二人の少女を巡るいちゃいちゃラブコメ開幕!
※この作品はカクヨムにも投稿しております。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 16:13:57
198075文字
会話率:46%
世の中には、二種類の人間がいる。
尽くす奴と、尽くされる奴だ。
映画が好きな至って普通の高校生の彼は、尽くす奴に分類されるだろう。何故なら、人の喜ぶ顔が見たくて、悲しむ顔が見たくないから。
そんな彼に、尽くされるべき少女がいた。
何
処にもいない、とある才能を持った少女。独りぼっちで、寂しがり屋な少女。努力家で、ひた向きな少女。
そして、彼女は魔法使いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 22:25:17
22649文字
会話率:54%
好きな人の家が燃えた――ので、ルームシェアに誘ってみた。常識人の彼、鳴川は付き合ってもいない男女が同居するのは問題があると言う。
「でも鳴川、私に興味ないじゃん」
「………………うん、そーね」
それでも鳴川はうなずいてくれない。「す、好
き、じゃなくても興味なくても、男は色々できちゃうもんなの!」という正論を打ち崩せる気もしない。
しかし、まったく私に興味のない彼が意識してくれるようになるかもしれないこのチャンス、逃すわけにはいかなかった。人の家が燃えたのにチャンスとか言っちゃだめだけど……!
「じゃあ一ヶ月お試しでやって、その間私になんにもしなかったら、私にできることならなんでもしてあげるから!」
「……なんでも?」
危機感が死滅している女の子と、好きな子と一緒に暮らせることに喜べばいいのか危機感のなさに怒ればいいのか落ち込めばいいのか何だかよくわかんなくなる男の子。そんな両片想いの大学生男女が、同居をきっかけにくっつくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 23:02:25
10873文字
会話率:50%
【書籍発売中&コミカライズ決定!】
「新山湊人くん……! わ、私を……っ、あなたのお嫁さんにしてくれませんか……?」
学園一の美少女・花江りこに逆プロポーズされ、わけのわからないうちに始まった俺の新婚生活。
可愛すぎる嫁は、毎日うれしそ
うに俺の後をトテトテとついて回り、片時も傍を離れたがらない。
掃除洗濯料理に裁縫、家事全般プロかってぐらい完璧で、嫁スキルもカンストしている。
そのうえ極端な尽くし好き。
「湊人くんが一生遊んで暮らせるように、投資で一財産築いてみたよ。好きに使ってね……!」
こんなふうに行き過ぎたご奉仕も日常茶飯事だ。
しかも俺が一言「すごいな」と褒めるだけで、見えない尻尾をはちきれんばかりに振るのが可愛くてしょうがない。
そう、俺の前でのりこは、飼い主のことが大好きすぎる小型犬のようなのだ。
だけど、うぬぼれてはいけない。
これは契約結婚――。
りこは俺に恋しているわけじゃない。
――そのはずなのに、「なんでそんな尽くしてくれるんだ」と尋ねたら、彼女はむうっと頬を膨らませて「湊人くん、ニブすぎだよ……」と言ってきた。
え……俺たちがしたのって契約結婚でいいんだよな……?
これは交際ゼロ日婚からはじまる、ひたすら幸せなだけの両片思いラブストーリー。
※現実世界恋愛ジャンルでの日間・週間・月間ランキング1位ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 18:09:17
182322文字
会話率:35%
あの時のあの事件、あの時のあのすれ違い、日常のようで日常ではない、いつも一緒で一緒ではない、
振り回されても振り回されてもくじけない尽くしたがりで料理好きの旬くんと、天然気ままに振り回していく櫻子ちゃん、合っているようで合っていない、そん
な不思議な二人の関係の日常を追っていく。
どんな未来へ向かうんだろう。
これはほぼ実話に基づく話。よくある日常だが、この日常はちょっぴり不思議。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 15:14:04
2115文字
会話率:37%