少女は、とある出来事をきっかけにバイオリンを弾けなくなっていた。
そんな彼女は二人の少年と出会い、彼らと時々音楽を奏でるようになる。
少しほんわか少女と、口悪いけど面倒見の良い少年、飄々とした少年の三人組みが、ゆるやかに音楽で繋がり、それぞ
れの事情を解きほぐしていく物語。
※「エブリスタ」にも掲載しています。
(ただし、一部人物の名前表記に関しまして、機種依存文字を他の表記に代替しております。)
本掲載では機種依存文字をそのままの表記で掲載しています。
ご了承ください。
※別作品『奏~間奏曲集~』(https://ncode.syosetu.com/n7972ec/)にて、番外編等掌編を掲載しています。もしよろしければそちらも合わせてどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 17:03:20
777181文字
会話率:47%
ここは現代、〈魔〉と呼ばれる人に害を成す根源と、その根源を滅ぼすべく人によって作られた〈対魔〉という力の根源があった。双方はどちらにとっても煩わしい敵であり、滅ぼすべき相手だった。そして、その【〈対魔〉の力】を扱い、〈魔〉を滅するために生ま
れた存在を“〈魔〉を払う神の代行者”という意味でこう呼ばれている――――――――【〈魔払い〉の使い】と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-17 03:46:53
15298文字
会話率:59%