サブカルオタク男子、佐藤一成。16才。ソース顔。
そんな佐藤はクラスの美人系ボーイッシュ女子、早川三咲に恋をした。
だが、学生カースト最下層の佐藤には早川は高嶺の花だった。
佐藤はどうにか釣り合うようにと、
そんな彼が選んだ選択肢は、
お洒落になることだった。
佐藤は学校で噂になっている古着屋に自分を変えるため、行くことを決めた。
そこの古着屋には魔女がいる。
佐藤は魔女と出会い、無事に生きて帰る事はできるのだろうか……
そして、お洒落になれるのか?
青春カジュアルファッション小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 13:43:22
433572文字
会話率:49%
つつがなく進行していた誠士郎(せいしろう)と陽香(はるか)の披露宴会場で、誠士郎の悪友、小野寺栄太郎(えいたろう)のスピーチが始まる。(小野寺さん、調子に乗って余計なこと言わないかな・・・ちょっと心配)と陽香が誠士郎に目配せしてきた。誠士
郎は、陽香だけが気づく程度に片方の眉毛の角度を微妙に変えながら小さく頷いて、(うーん、まあ、栄太郎もいい大人だし・・・、大丈夫じゃないかな)という希望的観測を陽香に投げ返した。陽香との恋の始まりには、前段があって、その前段というのは、誠士郎にとっては、それでもう、人生が終わってしまうかというほどの、こっぴどい失恋だった。全てを知っている栄太郎のスピーチの暴走を案じながら、誠士郎は耳を傾け続けた。栄太郎のスピーチはのっけから脚色されまくったいい加減な話しではあったが、さりげない優しさで包まれてもいた。それを聞いているうちに、陽香の以外な過去を知り、彼女への思いが紆余曲折し、そして、二人のすれ違う思いが奇跡的に重なるに至る想いもよらなかった奇跡の夜に至るまでの様々な記憶が誠士郎に蘇る。ただ、栄太郎がスピーチの最後に語ったとっておきの話しだけは、誠士郎も、すっかり失念していた、しかし、とても大事な男と男の約束だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:45:02
18678文字
会話率:44%
僕は図書委員をしている。放課後には可愛い女の子の小野寺さんと図書室で委員会の仕事に精を出している。小野寺さんは少し変わり者だ。彼女は日常の些細なものに謎を見出してしまう。それは図書室で、カフェで、球場で、劇場で、病院で...。
これはカフ
ェで女の子と解くような緩いミステリーを連作形式で書き綴った青春ミステリー小説。日常ミステリーを読みたい方向けの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 16:36:02
88311文字
会話率:55%
小野寺さんは今日も世界各地を旅する。
そして思いついたことを一人で、時には仲間と語り始める。
現代、過去、未来そして現在。
考えることにジャンルの縛りはなく自由にただ思いついたことを。
時には考えがまとまらないことだってある。
感覚的に理解
をして言葉にならないことだって。
なぜならそれが人間で小野寺さんであるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 19:58:27
3158文字
会話率:4%
一人ぼっちで手芸部にいる僕。
幼馴染の小野寺さんという女の子は、最近、手芸部にやってきては僕にちょっかいばかり出す。
僕は知っている。
小野寺さんが最近、彼氏と別れたことを。
僕は彼女を慰めたい。
君の割れた心を縫いたいと思う。
最終更新:2017-02-14 21:19:18
4308文字
会話率:30%