斬撃を飛ばせる——ただそれだけのスキルを持つ剣城鋼理は、安全圏から一方的にモンスターを狩る陰キャ戦法でダンジョンに潜る一般若手冒険者だったが、ある日、転移罠を踏んでしまい下層に飛ばされてしまう。気が付けば、周りは凄腕の冒険者でも倒せないよ
うな凶悪なモンスターばかり。真正面から戦えばまず間違いなく殺される。そう確信した鋼理は、この窮地をどう切り抜けるか考えに考えた結果、ある一つの結論に辿り着く。
「……よし、絶対気づかれないくらい遠くから攻撃しよう」
結果、斬撃を飛ばせる射程距離が異様に長いことが発覚し、ついでその様子が超人気配信者のカメラに映りこんだ事をきっかけに鋼理の生活は一変する事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 11:42:05
46177文字
会話率:20%
俺は超A級の腕を持つビームライフルのスナイパー。崩壊した植民星を脱出した宇宙移民船に乗っている。なぜ俺が500人の選抜乗組員の一人に選ばれたのか…ついにそれを知る時が来た。
俺の仕事は、軌道を逸れた移民船から全乗員を惑星に降ろす転送ビームの
射手だったのだ。
有効射程距離ギリギリを通過する目的地の惑星に、果たして俺はうまくビームを命中させることが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 12:55:15
1921文字
会話率:41%
好きな気持ちで、いっぱいになったら。
そう簡単には、からっぽにならない。
最終更新:2022-09-07 07:00:00
499文字
会話率:0%
新暦812年、世界に「神」が湧き出した。
突如現れた彼らは魂射撃手[ソウル・スナイパー]と呼ばれ、彼らによって世界戦争が激化していた。
魂を装填し、弾として打ち出す能力。世界の戦況は大きく変化した。
魂弾は一撃必殺、当たれば相手の精神を
破壊し、ただの人形と化す。これまでの鉄で出来た長物とは全くの別物である。弾数半無限、射程距離も魂の強さに比例し、大陸の端から端まで撃ち抜ける者もザラにいた。
これまでは見える範囲にライフルを持ち込んで銃弾を撃ち込むか、衛星から長い時間を用いて照準を定め、ミサイルを撃ち込んでいた人間にとって、そのいいとこ取りを出来る超遠距離兵器の出現は世界を震えさせた。
そしてこれは「兵器」としてではなく、人間個体の「能力」として備わったものだ。生まれつき人間によって持つ、持たないが存在する。そして新暦780年前後までは都市伝説とされ、度々謎の突然死があると気にされていない程度だった。
だが新暦800年を皮切りに、世界はその存在から目を逸らすことを許されなかった。
その攻撃はどんなに硬い装甲でも防ぐことはできず、光速に近い速さで放たれる魂の弾は対人兵器としてだけではなく、人間が操作していれば対戦車にも、対戦闘機などの戦争兵器にも対応することができた。
そのためか、人間兵器として優秀な魂射撃手は地位も金も名誉も思うがままだった。
だが、瀕死の魂射撃手を捕らえ解剖してみても、人体に大きな違いは全くなかった。生まれながらの素質、どのようにして魂弾を撃ち出すかも、その人間が指で輪を作る事と同じように当たり前に出来ることで、説明はできなかった。
彼らはまごうことなき「神」だった。
だが彼らはその力を得ただけで、戦争を止める力はない。異端なる殺人の力で、戦争に手を貸すことを強いられた。
そんな歪んだ世界で、真に神になろうとする存在。
彼は、彼女は、彼らは、「戦争を終わらせるために能力を使う」と「戦争」をする。
これは魂を賭けて戦う、彼らの純然たる物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 23:17:24
10795文字
会話率:43%
かつて絶対的なスキル『空間魔法』を所持し、時間をも支配すると言われた者がいた。
彼のスキル射程距離内では、どんな防御も意味は無く、どんな攻撃も届かない。それはかの魔王ですら例外ではなく、なす統べなく服従を余儀なくされたといわれる
・・・。
彼はオルスティア王国にある片田舎で生まれた。
その純粋なる心を神に見いだされ、15歳の誕生日に神が彼のために用意したとされる、過去に前例の無い特別なスキル『空間魔法』を授けたとされている。
だが神は彼に神命を告げなかった。
その純粋なる心があれば、いずれ自ずと神の意図する高みまで登って来ることを信じて・・・。
彼の名はラオム。
のちに『空間の支配者』という二つ名で世界を席巻したとされる冒険者である。
この物語はラオムが神より特別なスキルを授かり、その隠された神命を遂げるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 07:00:00
128595文字
会話率:44%
主人公、雑賀 魚一(さいが うおいち)は高レベルの念動力があるが、射程距離ゼロの上に発動には体の動きと連動するという制限があった。超能力者のみで構成された国に転校してきた雑賀は同じB組のエリートや学生最強と称されるA組代表との戦闘を通じ、次
第にこの国に馴染んで行く。やがてはこの国の代表であり最強の存在である総帥に挑む事を決意するが……
学園能力青春・バトルものです。戦闘描写はありますが過激な暴力や残酷シーンは控えめです。パロディ表現もあります。 「アルファポリス」と重複投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 22:00:00
131026文字
会話率:49%
本当は、近くに行きたい。
すぐにでも。
それができないから、思い、悩む。
最終更新:2015-01-30 21:00:00
270文字
会話率:0%
ゴールデンウィークの騒動から約1か月後。聖セルヒオ教会はすっかり宇宙人のシェアハウスとなっていた。そんな中、ガヴィ=アオンが武藤虎徹の下に伝言として現れる。
言われるままに教会に着いて行った虎徹は、スフィーのおつかいで宇宙に出ていたメリ
ッタ、プシケ姉妹からアペイロンが殺し屋のヴァルコクルスに狙われているという情報を掴んだ事を聞かされる。
殺し屋ヴァルコクルス――宇宙一の狙撃者と恐れられ、その射程距離は40万キロ。しかもその威力は絶大で、時には目標を星ごと消滅させる事もあると言う。
そんな相手に対抗するには、宇宙格闘術の奥技「宇宙廻し受け」しかない。だが今の虎徹は、肝心の宇宙廻し受けをまだ会得していなかった。
ヴァルコクルスが地球を、アペイロンを射程距離に捉えるまであと12時間。
(カクヨムにも投稿してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-02 15:36:36
69424文字
会話率:46%
天気は雨。場所は屋上。状況は殺害シーン。そんな場面に置かれた主人公が、銃弾に射抜かれるまでに昨日を振り返ります。
最終更新:2009-04-03 23:58:46
129文字
会話率:0%