気がつくと見覚えのあるショッピングモールのフードコートの入り口に立っていた。
休日なのか多くの家族連れで賑わっている。
__ここから逃げなくては__
なぜかふとそう思った。
進んだ先には……
最終更新:2025-01-14 06:00:00
2375文字
会話率:9%
郊外の遊園地は平日でもそれなりに客がいる。アトラクションは子供向けが多いがスリルを求める大人向けのジェットコースターがどんと中心部に構え、何年か前にはネットで話題になった。今でも施設全体の評判はそれなりにいい。強いて言うなら、交通の便が少し
悪いことが難点か。
家族連れやカップルが遊びに来たがるような、少なくとも一人で来ようとは思わない場所だ。
―――は観覧車前に立つスタッフにチケットを一枚渡した。パステルイエローの文字で「乗車券」と大きく書かれた紙をにっこりと笑って受け取ったスタッフは、切り取り線に沿ってチケットを二つに分けると片方を返す。案内に従って待てば、すぐに赤いゴンドラを開けて中へと促される。
「それでは、いってらっしゃい!」
マニュアル通りのセリフを口にして扉が閉められた。それから間を置かずにガチャンという施錠音が響く。
ゆっくりと上昇を始めたゴンドラの中、ただ黙って己の手に視線を落とすことしかできなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:52:57
949文字
会話率:45%
32歳独身。
借金600万円、給料はほとんどが支払いに消えてゆく。
借金の原因はギャンブルと投資。
ギャンブルはパチンコ、パチスロ、オンラインカジノにハマって抜け出せなくなった。
投資に関しては半端な知識で挑んだ結果が大敗。
2024
年正月仕事が休みでパチンコ屋に入り浸る。
もちろん負け。
帰る途中コンビニに寄った時、家族連ればかりを見て絶望した。
「自分は何をやってるんだ…」
毎日借金のことが頭から離れず、趣味もなくギャンブルで金をスる。
人間らしいことなんて一つもしていない。
人間としての人生は終了したと気付く。
死んだ方がマシだなんてよく言われる言葉だが死ぬ勇気もない。
それならせめて他の人がこうならないようギャンブルの恐ろしさを伝えようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 16:34:36
501文字
会話率:0%
沢山のひまわりが植えられていて、家族連れや恋人達が訪れる有名な観光地。そこに二人の若者がやってきた。先輩と後輩吸血鬼のほのぼのストーリー。「なろうラジオ大賞4」応募作品です。
最終更新:2022-12-13 22:39:22
962文字
会話率:68%
訓練場所も決まり、有り余る武器も手に入り、はなちゃんという仲間も加わった俺達、まずは身近にいる家族連れの吸血鬼を探る事にするが…
最終更新:2022-10-29 20:42:17
177576文字
会話率:34%
気が付けば32歳になってしまっていた主人公、ただ同じ事を繰り返す毎日、周囲を見回すと何処も彼処も幸せな家族連れで溢れている。自分も家族が欲しかった、しかし、現実は家族どころか、昨日彼女の浮気現場を目撃したばかり。
そんな現実に打ち拉がれた主
人公が気を紛らわせる為にやった事は結局仕事だった。
そんな折、自分の住んで居るアパートに不思議な事が起こる、何とアパートの押し入れが異世界に繋がってしまった。
そんな人生崖っぷちの主人公が異世界と現代日本を行き来しながら家庭を築き成り上がっていく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 05:06:57
459099文字
会話率:38%
怪談のホラーとブラックのホラー(良くある)
最終更新:2020-07-20 08:40:34
709文字
会話率:0%
イエロースプリング動物園には大勢の家族連れやカップルが訪れる。
展示されている動物たちは穏やかに暮らしている。
これは多忙な園長のある一日のお話。
別サイトの作品の拍手の御礼に書いた短編に加筆したものです。
最終更新:2020-02-03 19:00:00
6214文字
会話率:38%
趣味というわけではありませんが、ホームセンターとかショッピングモールとかに出向くのが好きなんですよね。
この時期は混んでいますけれど、品揃えはいいですね。
だからってね、不審者と思われるのはちょっとねぇ。自分は商品探してただけなんですが。
周り家族連れで自分は1人で来てましたけど……。
見た目ってホントに残酷ですよ。
職質経験は何度かあるから、許せるんですけどね。
というか、不審者捜すより、子供連れのご家族が入りやすいお店作りをしたらと思い、こんなお話を書いてみたわけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 11:35:32
2254文字
会話率:60%
日曜日の昼下がり。偶然乗り合わせた電車で、こんなかわいい光景を目撃したのです。
最終更新:2019-03-17 18:12:20
1784文字
会話率:0%
鄙びた温泉街に続く道路脇の馬鹿でかい駐車場を有した土産物屋。
トイレ休憩に大型観光バスや家族連れの車が停まる。
ガチャガチャや観光会社の看板がずらりと並ぶタバコ臭く、昭和の終わりと平成の初めにタイムスリップさせる入り口を通り抜けると、老店主
自慢の奇抜な電池玩具が出迎える。
ラジカセ犬を偲ばす馬の玩具がひんひんぱからぱからと紐で繋がれたポールの周囲を駆け巡る。
びかびかと光る蛍光グリーンの馬体から流れるは「ウィリアムテル序曲」。彼の道化じみた珍妙な様に訪れた客は噴き出したり、小馬鹿にしたり。
ある日、店にやって来た美しい女の人形に馬は恋をした。
しかしプライドの高い彼女にも蔑まれ、馬は落ち込みつつも密かに想う。
──果たして馬の想いは成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 17:24:03
10395文字
会話率:22%
僕はご主人様の帰りを意味もなく待ち続けている。
『どこにでも好きなとこに行くといい。お前は自由だ。』
その言葉を残して、僕の前から消えた。
僕は行く当てが無いので、建物と建物の間にある路地裏に僕はいる。裏路地から見える景色はとても温かな光
景だった。
目の前にはクリスマスツリーが飾られてある。
クリスマスツリーの周りにはたくさんの人がいる。
両親の間に挟まれ手を繋いでいる子供。
手をつなぎあっているカップル。
中には待ち合わせをしている男女がいた。
兎に角、家族連れやカップルが多いことが現状だ。
いいな、と羨ましくなる。
そこにやって来て声をかけたのは、40歳くらいの女の人だった。
僕は女の人にだいたいの事を話し、その人は頷きながら真剣に聞いてくれた。ときには涙を流しそうになりなりがらも必死に堪えているようだった。
こうして、僕と女の人は新しい関係を築きあげることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 12:00:00
3781文字
会話率:20%
家族連れが休暇中に動物園に来た。そこには色んな動物と共にある生き物が飼育されていた。その動物とは。。。
最終更新:2018-09-25 00:00:00
4251文字
会話率:87%
金曜日の夕方~夜にかけての数時間を切り取って、終わった恋と始まりそうな恋を物語にした短編です。
家族連れで賑わう夏のお台場。仕事帰りの圭介は、長年付き合ったていた美しい千尋から別れを告げられた。なんとなく予感がしていた別れだった。
その
ような時に、偶然、ゆりかもめの駅で仕事の相手であり大学の後輩でもある恵子に出会った。
圭介の事情を知らない恵子は、無邪気に食事に連れて行って欲しいと言う。恵子は圭介に好意を持っていたが、千尋と付き合っていた圭介は全く気づいていなかった。
夕暮れから夜の景色に感動しながら、圭介と恵子はお酒と食事を楽しんだのだが、そこで恵子は酔いもあり、圭介にとって意外な方向に話が展開し始める。
その内容とは・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 19:46:45
11633文字
会話率:34%
★2017年夏ホラー企画参加作品★
裏野ドリームランドは今日も大盛況。たくさんの家族連れ、友達グループがやってくる。もちろん、恋人たちも……。
最終更新:2017-07-30 19:34:31
3331文字
会話率:34%
GWの最終日、家族連れの主人公が渋滞に巻き込まれ結婚について考える話です。
よろしくお願いします。
あなたのお時間を10分だけ下さい。
最終更新:2016-05-02 14:26:13
4244文字
会話率:38%
今日も家族連れで賑わう、市民の憩いの場・堂崖動物園。なかでもとびっきりの人気者・ゴロウは、少々困ったクセの持ち主だ。ある土曜日。ゴロウは、とんでもない光景を目にしてしまう…。
最終更新:2016-02-20 21:20:50
2073文字
会話率:38%
家族連れの訪れる遊園地で、今日も男は働く。これはそんな男の、ある冬の日のできごと。
最終更新:2015-01-07 14:18:39
2120文字
会話率:43%
2015年12月24日。
クリスマス一色に染まった台湾1の大都市、台北。
様々なイルミネーションで彩られた街を、カップルや家族連れが行き交っていた。
人々はいつまでもこの幸せが続くものだと思っていた……来年も再来年も、そして何10年先にな
ろうとも。
そんな人で溢れた摩天楼の下を走る高速道路で、1台の大型トレーラーが事故を起こした……。
荷台から出る白煙……それが地獄の始まりとなるとは知らずに……。
行き交う様々な憶測……やがて分かる事実はあまりにも悲惨だった。
…この作品はEエブリスタにて真田が連載している作品を転載しています。…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-17 22:51:19
5607文字
会話率:27%
家族連れを見て、彼はその場を離れた。
何度も振り返りながら。
最終更新:2012-04-03 23:22:42
4765文字
会話率:46%