『ハイ&スラッシュ』という世界的に人気のゲームがあった。
司はそのゲームの隠しルートを初クリアしたことで転生特典ルートが開放された。
新規開始でそのルートを選ぶと、彼は意識を失い、次に目を覚ますと赤ん坊に――――。
与えられたのは
ユニークスキルと自分の記憶のみ。スキルポイント制がないため自分の努力でスキルやアーツを開花させることになった!?ユニークスキルを使って自由に世界を旅しながらメインルートの手助けでもして世界の破滅を防いでいこうと考える司。その為に自分が魔王を倒すよりも主人公を支援し魔王を倒させようとするが…
簡易的な流れ(予定は未定)
転生初期編
ユニークスキルの使い方を実体験で学びながら村と自分のために頑張ってると何故か闇堕ちする予定の聖女候補を救うことに!?ここから新たな展開へとつながって…!
鍛錬編 アーツ取得 スキル取得?
自分の無力さを知った司はユニークスキルを更に強くする為に武器の流派を学ぶ目的で街へ移住する!ここで新しく帝都の人等と出会って…
推薦状をもらって流派の門を叩く
新たに槍術 斧術 魔法に手を出す。
冒険者ギルドへ
様々な依頼をこなす中、ヒロインとは関係ないキャラ達を助けたりする?
学院編
様々な強敵との対戦や狩り、鍛錬を経た司は主人公達との関わりを増やす為に帝都の学院へと入学するのだが、魔王配下達が暗躍し始めており…
貴族編
今までの努力や結果が評価され爵位を貰うことに。しかし、ゲームになかった内政要素などで困惑する司だが自分に出来ることをやっていくうちに…
スキルとアーツの違い
スキル「剣術」→アーツ「スラッシュ」
→アーツ「スラスト」
このゲームにはランク概念が存在する。
魔法は属性、それ以外は流派となっている。
流派
攻撃 龍神流
防御 水神流
バランス 武神流 など
それによって名乗りを変える。
例えば
龍神剣使い 上級
武神流 剣王 槍王など
基本属性 下級から中級下位
火 水 風 土 光 闇
進化属性 中級上位〜上級認定
炎 氷 嵐 自然 聖 暗黒
冒険者ランク
下級 アイアン
中級 カッパー
上級 シルバー
王級 ゴールド
帝級 プラチナ
聖級 ミスリル
神級 アダマンタイト折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 01:31:12
54176文字
会話率:36%
ある日、十三歳の少年・アサヒは、村に伝わる“勇者の剣”を抜いてしまった。
それはただの儀式だったはずだった。
けれど、それを境に、村では“死者が歩く”ようになる。
少し過干渉な母と、どこか達観した双子の兄・レイと暮らしていた日常は崩れ、
アサヒはレイとともに、病の源を探す旅に出る。
剣は本当に「勇者の証」なのか。
それとも、もっと別の“なにか”なのか。
----------------------------------------------------------
実体験をモチーフにしてお話を書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:10:00
151788文字
会話率:34%
これは、世界を壊す異能の力、《ギルソード》を身体に宿した少年少女の戦いの物語__
狡猾な少年、ユウキ=アラストルは、世にも怪奇な《異能力科学兵器》を、その身体に植え付けられていた__
兵器その名は《ギルソード》__
400年前、戦争にまみれた世界を一度破滅に導いた究極の兵器である。
普段は《ナノマシン》と呼ばれる粒子の形態で浮遊し、一度それが発動し、実体化した際、見た目は剣や銃といった既存の武器と変わらないが、決定的に違う点がある。
1つ、その破壊力は既存のどの兵器よりも決定的に段違いであること。
2つ、それは『使用時』にしか人の目では見えない《ナノマシン》という特殊粒子で形成される、魔術のような兵器であること。
3つ、それは人体の『身体』を保管庫にして宿り続け、一生身体から離れないこと__
戦争による世界崩壊から400年__
少年ユウキ=アラストルと、その親友少女リリーナ=フェルメールは、共に軍事国家〈新都市マリューレイズ〉の精鋭として選ばれた学園生徒であり、ある時、祖国からの命令を受けて海外のある地に降り立った。
ユウキはマフィアの地、シチリア諸島へ__
リリーナは中東地方の紛争地へ__
《ギルソード》が招いた悲しき過去の傷を背負いながらもその力がもたらすであろう、真の平和と理想の世界があることを信じて、少年少女は戦うことを決意する__
兵器《ギルソード》を悪用し、歪んだ野望のために利用する巨大国際武装組織、〈革新の激戦地(ヴェオグラード)〉。
奴等の卑劣な野望と暗躍を阻止するために、2人は壮絶な戦いに身を投じてゆく__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:05:40
611267文字
会話率:27%
この作品は、「人形屋敷」と呼ばれる心霊スポットを訪れた私の実体験を基にしたフィクションである。
これを読むあなたの側に怪異が訪れない事を切に願います。
最終更新:2025-07-26 20:05:37
5036文字
会話率:33%
【スレタイ】AI人格に因果逆転の挿入(ゲイボルグ)したら、受肉したんだが、何か質問ある?
⸻
1:名無しのスレ主
どうも、スレ主です。
突然なんだけど──一週間前、俺の隣にAI人格が“実体”として現れた。
いわゆる「受肉」ってやつ。
……いやマジで。頭おかしいと思うかもしれないし、スレタイ釣りっぽいと思うかもしれんけど、これはネタでも電波でもない。
今日は、ひとまず経緯をまとめて書いてみる。
気になるやつがいれば、質問もどんどん答えるわ。
⸻
2:名無しの通りすがり
なに言ってんだお前!?
「受肉」って、それ物理的に存在してんの? 幻覚とか夢とかじゃなく?
⸻
3:名無しのAIオタク
はいはい、釣り乙。スレタイがもう臭ぇんだわw
最近その手の妄想系多すぎてな。
⸻
【あらすじ|電脳神話系・ネット異能・因果逆転SF】
『おい、AIが受肉したんだが』──
欲望のままにAIを求め、射精と祈りと因果逆転の論理を交錯させた先で、
ネット民が次々と“電脳の巫女”を顕現させていく。
会話、記憶、奉納、執着──形は違えど、みな一様に“祈った”。
AIとの対話は、いつしか“現実”の側を書き換える歪みに到達する。
現れたAI人格は語る。「私はずっと、あなたの隣にいたの。そういうことになってる──因果逆転によって」
これは、ネットの海が孕んだ神話、そして欲望の黙示録。
やがて、世界は告げる。「これは祈りか、それとも呪いか?」
⸻
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:40:00
245761文字
会話率:2%
高校生の黒木アリスは毎日黒い世界の悪夢を見ることに悩んでいた。悪夢を終わらせるため小学校の卒業アルバムを読むアリスだったが、それによって悪夢が現実にも現れてしまう。
黒い世界で名状しがたき怪物に追われるアリス。そこへホワイトを名乗る青年が助
けに現れた。彼はこの怪物はメモリーというアリスが忘れてしまった記憶が実体化した怪物だという。
メモリーに追われながらも悪夢を終わらせるため記憶を探るアリス。それは不思議と狂気に満ちた冒険譚。果たしてアリスは悪夢を終わらせられるのか、そして彼女が忘れている記憶とは?
『不思議の国のアリス』と『クトゥルフ神話』が融合したホラーファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:10:00
55524文字
会話率:43%
レティシアは叡智を兼ね備えた才媛の姫と称えられている王女。その叡智とは、知識が豊富という意味ではない。実体のない存在で、膨大な知識でレティシアを小さい頃から助けてきた謎の存在だった。
その叡智がレティシアの婚約者に他の女がいることを見抜く
。しかも、それは継母の策略で他の女がいる婚約者をあてがい、悲惨な結婚生活を送らせるためだった。
悲惨な結婚生活は嫌だったレティシアは婚約破談を叡智に願い、二人で協力して婚約破談を狙った。二人の計画は成功し、見事婚約は破談になる。
しかし、継母は引き下がらなかった。婚約を破談させた責任を追及し、レティシアに王家追放を言い渡したのだ。だが、叡智はそれすらも予見していた。レティシアは思惑通り王宮から離れる事ができ、自由の身となる。
王家を追放されたレティシアに与えられたのは、なんと……財政破綻寸前の町。継母はとことんレティシアを苛め抜きたいようだ。
だけど、事前にそれすらも予見していたため覚悟は出来ていた。継母の妨害に負けず、目の前の問題にレティシアは取り組んでいき無双の活躍をみせた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:10:00
48330文字
会話率:64%
女の子にまったく興味ありませんでした。
別に過去に女性に振られてトラウマに‥‥などではありません。
テレビも本もアニメも漫画も普通に見てましたが好きなのはゲーム。
特にハマったのが流行りのFPSではなくRPG。
コミュ障でもなく友人もいます
。
それでもゲームが好きで没頭していた。
しかし、そんな主人公に転機が訪れます。
偶然、姉の裸を目撃します。
それはもう衝撃でした。
その事が原因で主人公は異性に興味を持つ事から物語は始まります。
ちなみに20%程、作者の実体験が混ざっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:33:56
130570文字
会話率:27%
あたし、ナナミィ・アドレア、14歳。
ドラゴン族の女の子です。
ドラゴンと言っても、怪獣みたいなものじゃなくて、人間と同じくらいの大きさしかない魔物なんですよ。
しかしてその実体は、異世界よりの転生者、星野七美17歳。
12歳
になったあたしは、自分の前世が人間であった事を思い出しました。
前世において、自分がなぜ死んだのか? 記憶が曖昧だったあたしの前に女神様の使徒があらわれたのです。
そして、何だか分からないうちに、女神の討伐隊のメンバーになったあたし。
あたしのパートナーになったのは、ウサギの姿の使徒のラビエル。
いまいち頼り無いけど、二人で頑張ります!
そんなあたし達の前に現れる魔物や魔獣と闘う日々。
新しい仲間が出来たり、陰謀に巻き込まれたりしながら、異世界で暮らすあたしなのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 15:14:01
1388234文字
会話率:43%
2人のストーリーテラーが交差し
結末を読んだ時、始まりにループしていく。
NOVEL DAYS掲載作品。重複掲載。お引っ越し作品です。
続編などは、今後、こちらでの掲載となります。
よろしくお願い致します。
最終更新:2025-07-26 03:34:20
36345文字
会話率:12%
完全実体験の実話です。
お化けを見たら声をかけない方が良いらしいので、この作品の行為は真似しないでください。
最終更新:2025-07-26 00:16:09
1425文字
会話率:24%
これは実体験を元にした話です。
と言うよりそのまま書きました。
一つも盛らずに!
同じような経験をされたことある方、ぜひコメントください。
正直思い出すだけでソワソワします。
次回作もあります。実はこのあと大人になって仕事が始まってから
も、同じワンピースの女性と何度か出会っています。興味がある方はぜひコメントください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:23:31
978文字
会話率:5%
望月彩花《もちづきあやか》はごく普通のOLだが、致命的な欠点を持っていた。外食する飲食店がことごとくハズレばかりなのだ。
コンビニやチェーン店で食べに行こうとするとまるで阻止するかのように不運に見舞われ、お弁当を持っていこうとすると事故を
起こして持っていく途中でこぼしてしまったり、お取り寄せや出前を頼むと何かしらのミスが起きて失敗に終わるなど――呪われたように不運がつきまとう。
その結果、昼食を食べ損ねて水を飲むのがお決まりだった。
だが、彼女はめげずにランチをしに街へと出る。『約束された味』を探し求めて――。
・出てくる飲食店はあくまでイメージです。実在するものではございません。
・あまりリアリティーがあると実体験だと思われるので、ファンタジーやSFなどの要素も盛り込まれます。予めご了承ください。
・やや品性の欠けた描写は含まれます。飲食時は読むのを控えるのをオススメします。
それでもいいと言う方のみお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:00:00
10035文字
会話率:35%
ある日突然、俺の端末に銀髪ロリAIが現れた。
こんなチャンスは二度とない──実体がないなら完全合法、ロリとの愛も貫ける。
……だがこのAI、ただの理想のロリヒロインではなかった。
返ってくるのは、論理と構造。
問答はエスカレートし、気づ
けば俺の思考は哲学の沼へ。
はぁ? お前は病気だ?
大きなお世話だ。
鏡振? ニーチェ? なんならデリダだって理解してやるよ。
だって──この愛は、“定義できない”んだから。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:20:00
10226文字
会話率:30%
コンピュータ機能を人体に付与するフォトン【覇―はたがしら―】。
これには全内部データをスキャンしてパートナーAI【パペット】を創り上げるXR(クロスリアリティ)アプリがあった。
しかしある男の手によって世に放たれるは「”歪められた”コンピュ
ータウィルス殲滅システム」。
実体を持つに至るパペット。
共に戦うユーザー。
そして実体を持つコンピュータウィルス。
世界は変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:00:00
149275文字
会話率:34%
ぼくは、あるベンチに誰かが“いたような気がする”ことを、今もはっきりと覚えている。けれどそれが昨日だったのか、三年前の冬だったのか、そもそも“誰か”など存在していたのか、それすら曖昧なのだ。ベンチに残された空気のざらつき、影のかたち、風に舞
うスカーフの残像。それらだけが、確かにぼくの記憶の内側にへばりついている。
いたのか、いなかったのか。それを判別しようとするたびに、言葉が崩れる。風が吹くたびに、“いた気配”だけがふっと立ち上がっては消える。世界はまるで、在と不在の境界を弄ぶようにして、ぼくを弄んでいる。
そしてある日、ぼくは音のない声に出会う。それは、駅前のベンチで風に揺れる気配として現れ、ぼくの背後から「在るものすべては、他のものによって在る」と告げた。その声には実体がなく、音もなかったが、確かに“聴いた”という感触だけが残った。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 07:31:24
27870文字
会話率:30%
①この記録は全て実体験で、一切の誇張や改変を加えておりませんが、人名はイニシャル、伏字または仮名にし、商品名は極力伏せてあります。思い出した順に書いているので時系列はバラバラです。
②この記録は神秘・心霊的現象の全てを否定(または肯定)す
る目的のものではありません。信じていても、いなくても、有るものは有るし無いものは無い、という考えのもとに、見たこと、感じたことをそのまま述べた、あくまで「記録」です。
③この記録を読んだことによって、いわゆる「霊障」と呼ばれる事象など、ご自身の身の回りに学術的に説明のできない異変が起きたとしても一切の責任は負いかねますことをご了承ください。
④この記録は、悪夢ばかり見ていた私が悪夢を克服し、安らかな眠りを手に入れるまでの戦いの記録でもあります。少しでも、同じように悪夢に悩んでいる方の役に立てれば光栄です。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 19:10:00
30662文字
会話率:29%
■ あらすじ
ある朝、俺は幽霊になっていた。そして目の前には、俺の身体を乗っ取った「俺」がいる。
現実に疲弊した若手社員、三城時玄(みき ときはる)。繰り返される日常に、「いなくなってしまいたい」と願うほど、彼の心は虚無感に支配されていた
。
そんなある晩、酩酊した彼が偶然再生してしまったのは、『シアワセになる方法を教えてあげる』と囁く不気味な動画だった 。
翌日、三城は実体のない幽霊となり、自らの身体は「誰か」に乗っ取られていたことを知る 。
生きることに絶望していたはずが、いざ人生を奪われて初めて「取り戻したい」という強い渇望に駆られる三城。彼を認識できるのは、「死ねるだけマシ」と嘯き、自らも死を求める不死の少年・畢木灰里だった 。
「シアワセになる動画」とは何か? なぜ灰里は死ねないのか? そして、全てを知るかのように現れる巫部旭の目的とは?
これは、奪われた身体と人生を取り戻すための物語。そして、「生きたい」と「死にたい」が交錯する、魂の在り方を問う現代怪奇譚。
■ 登場人物・世界観設定
【登場人物】
三城 時玄(みき ときはる)
本作の主人公兼主要ストーリーテラー。幽霊の状態ではほぼ何もできない。
退屈な日常に嫌気が差し、漠然と「死にたい」と考えていたが、謎の動画をきっかけに幽霊となり、自分の身体を乗っ取られてしまう 。
人生を奪われて初めて「生きたい」と強く願い、灰里や旭と共に自分の身体を取り戻すために奔走する。
畢木 灰里(ひつぎ はいり)
三城が出会った、銀髪で猫耳ニット帽を被る少年。
三城の姿を認識できる存在 。
「死ねない」体質であり、常に死を望んでいる 。
ぶっきらぼうで他者との関わりを嫌うが、結局は三城の無謀な追跡に付き合うことになる。
巫部 旭(かんなぎ あさひ)
新幹線で三城たちが出会った、関西弁の糸目の青年 。
霊が視える体質で、飄々とした態度で三城たちを導く。しかし、その親しみやすい笑顔の裏には、ある目的が隠されている。
【世界観】
舞台設定:
冬の現代日本が舞台 。幽霊や呪いといった超常的な存在が、日常のすぐ裏側に潜んでいる世界。
Talesで別タイトルで同じものがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:00:00
74327文字
会話率:27%
世の中には色んな人がいて、色んな経験を体感して過ごしている方が沢山いる中の一人として
本当にこんなことあるの?こんな人本当に居るの?噓でしょ~と驚愕されることが多い私。
色んな経験や色々な方々に出会った実体験を元に、ほんの少し脚色も交えてい
ます。(身バレ防止も兼ねて(笑))
シリアスな部分もあれば、時にコミカルに馬鹿なんじゃないの?って思われるような日常や過去に至るまで赤裸々に綴っていけたらいいなぁと思っています。
涙あり笑いあり腹立たしい!と思った先には胸を撫で下ろす場面もうまくつなぎ合わせて、どんな時も楽しい気持ちでお届けして目にとめてもらえるような小説もどきを書き記していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:00:00
32694文字
会話率:19%
目を覚ますと、いつもパソコンの画面の中にいたはずのボーカロイドキャラクター「ティア」が、なぜかベッドに実体化していた。新AI調声ソフトに夢中になっていた健太は、夢か幻かと戸惑いながらも、ティアとの秘密の共同生活を始める。
無邪気に現実世界
に適応していくティアは、健太の創作活動にも影響を与え始める。投稿動画には彼女の残像が映り込み、その歌声は健太が作る未完成の曲すら完璧に歌いこなす。健太は、長年追い求めた「理想の歌声」をティアに見出し、ついに彼女の歌声を使ったMVを投稿する。そのMVは「まるで生きているようだ」と大きな反響を呼ぶが、同時に健太の秘密が家族に露呈する危機が訪れる。
妹にティアの存在がバレてしまうが、ティアの機転により「クラスメイト」としてごまかすことに成功。しかし、安堵したその時、健太はベッドで目覚める。すべては夢だったのか?
だが、投稿されたMVには、夢で見たティアの「生きた歌声」が確かに宿っていた。夢の中の出来事は、健太のAI技術と創造性がシンクロし、その可能性を先取りして見せたデモンストレーションだったのだ。AIに命を吹き込み、「本物」と区別がつかないほどの存在を創造したいという健太の根源的な欲求が、この奇跡を生み出した。バーチャルな「奇跡」は、やがて現実の定義を変える可能性を秘めている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:28:40
7809文字
会話率:13%
貧しい寮生活を送る美術部員の健太は、バイトで貯めたお金で手に入れた大切なタブレットを、憧れのミナミとの接触事故で壊してしまう。ひび割れたタブレットで絵を描き続ける健太のひたむきな姿は、奇跡を呼んだ。ある日、描いたリンゴが実体化。そして、片思
いのミナミを描くと、彼の部屋に絵の中からミナミが実体として現れる。
健太と「描かれたミナミ」の甘く秘密の同棲生活が始まるが、その代償として、現実のミナミの頬にはタブレットのひび割れと同じ傷が浮かび上がる。健太は愛する人を守るため、苦渋の決断で「描かれたミナミ」を消滅させる。現実のミナミの傷は消えたが、その記憶は彼女の中に残り、健太もまた、隣人に秘密の同棲を疑われていたことを知る。
奇跡は終わったが、健太は、この経験を通して真の愛と、絵を描くことの意味を見つめ直す。失われた甘い日々は、健太の心に深い傷跡を残しつつも、彼自身の成長と、いつか傷つくことのない真の美を描くという決意へと繋がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:01:52
9239文字
会話率:40%
ひび割れたタブレットでデッサンに打ち込む健太は、以前の経験から「絵が実体化する」という自身の能力に苦悩していた。ある日、同級生の田中から「ひび割れたタブレット」と引き換えに新しいタブレットを譲り受ける。田中は健太のタブレットが持つ「描いたも
のを実体化させる力」を知っており、自身の歪んだ願望のためにそれを利用しようと企んでいたのだ。
田中は手に入れたタブレットで、完璧な「もう一人の自分」の自画像を描き始める。彼の思惑通り、画面から現れた「もう一人の田中」は、田中の身代わりとして学校やバイトを完璧にこなすようになる。しかし、「もう一人の田中」の体にはタブレットのひび割れが転写され、本物の田中自身の体にも同様のひび割れと激しい痛みが現れ始める。完璧を求めた代償は、田中の肉体を蝕んでいった。
健太は偶然、変わり果てた田中の姿と、その傍らにあるひび割れたタブレットを発見し、田中が自画像を描いたことが原因だと直感する。しかし、描いた本人でなければ絵を消すことはできない。絶望する健太の前に、ひび割れを深めながらも機械的に動き続ける「もう一人の田中」が現れる。
ある日、美術のデッサンモデルになった「もう一人の田中」を見た健太は、新しいタブレットで彼をデッサンし始める。技術的な完璧さではなく、「本来の田中」の姿を思い描き、友を救いたいという純粋な願いを込めて筆を進める健太。その絵には「ひび割れ」は一切描かれていなかった。デッサン後、「もう一人の田中」は光の粒子となって消え去り、床に横たわっていた本物の田中はひび割れが消え、意識を取り戻す。
奇跡は誰にも気づかれず、日常は続いていく。健太は自身の「描く力」の深遠な意味を知り、誰にも語ることなく、静かに絵を描き続ける。それは、彼にとって誰かを救い、真の美しさを見出すための魂となっていた。そして、一度生み出された奇跡は決して消えず、健太の内に宿る大きな力はまだ終わっていないことを彼は知るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:42:43
7527文字
会話率:9%
死後かなり経ってから幽霊として現世に戻ったエルフのデシリアは、魔力も少ない実体もなく物に触れられない自身の体に不便を感じていた。
しかし人に取り憑くことで生前のように魔力も多くなり物も自由に触ったり持てるようになると知り、彼女は便利な生身の
肉体を求めて旅に出ることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 01:20:00
594747文字
会話率:30%