この鎮野宮市立鎮野宮中学校は今教頭から昇格し、新校長となった八幡という教師によって生徒が支配されようとしている。そんな中、前々から学校の体制側に反感を持っていた二人の男子生徒が周りの生徒と共闘し、学校を生徒が主役の学校へと変えるために闘いを
決意する。そんな二人の新学期が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 21:08:21
3936文字
会話率:0%
大学闘争に明け暮れた共産主義者の青年は、その最中、味方の放った投石が命中し、死亡してしまう。彼の魂は現実世界を離れ、異世界に流れ着く。そして、何の因果か記憶を保持したまま彼は転生する。
異界に落ちた共産主義者は、いまだその熱意を失っては
いなかった。魔法文明を築こうとしているこの世界は、貧困と暴力が絶えない世界だった。格差を是正し、人民の幸福を達成するため、彼は再び理想郷建設のために行動する。幸いにも転生先で容姿と声帯に恵まれ、人を惹きつける才能を授かった青年のもとには、人がたくさん集まってくる。
魔法に頼りがちで、文明の速度に哲学がまったく追いついていなかったこの世界で、青年が披露した「理論」は様々な人々を虜にしていく。人間、エルフ、ドワーフ、騎士も魔法使いも分け隔てなく、彼の思想は広がっていく。
既存の宗教が否定され魔法兵器だけが暴れ狂う世界で、共産主義は猛毒だった。誰もがその虜になっていく。
だが、学生闘争途中で死んだ青年は、共産主義のたどった末路を知らない。また、人類すべてがホモ・サピエンスなる一つの種であるという前提をもっている「理論」は、異世界においてある矛盾を露呈させていく。
青年は、かつて人類が乗り越えたはずの「巨悪」と対峙することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 01:18:20
1694文字
会話率:0%
学生闘争時代を生きた演劇作家の寺山修司が言った
「書を捨てよ、町へ出よう」が、時折胸に沁みます。
最終更新:2015-01-26 20:00:00
209文字
会話率:9%
ジャンル:中編、大学生以上向け(年齢制限なし)
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60,70年代学生闘争を、平成の大学生が総括する。
はたしてエロスとは、タナトスとは、青春
とは、ゲバゲバなのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-14 20:00:00
4582文字
会話率:68%