一人娘で家を継ぐことができないために政略結婚が幼いころから確定していた男爵令嬢のティア。そして、隣の領には「俺は次期伯爵だ」が口癖で口の悪い幼馴染ハルト。
このたび決められていた通り、ティアに政略結婚の話が持ち上がるが、どうやらその相手は色
ボケで有名な子爵家次男だという。
どんなクソ野郎でも、しがない男爵家を継いでくれる入り婿だということを受け入れるしかないティアは、夢見ていた恋愛結婚はとうとう諦めて婚約の決意をするがーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 17:20:00
5125文字
会話率:40%
シャーロットは久しぶりの再会となる婚約者を一目みて、理解した。
――愛し合った彼が、自分を嫌ってしまったことに。
成り上がり貴族であるシャーロット・グレイスは由緒正しき子爵家次男のレオナルド・ポーレットと婚約していた。
貴族には珍しく
恋愛で結ばれた婚約で、ふたりはとても仲睦まじかった。だが、ある日突然レオナルドはシャーロットを嫌うようになる。
心変わりしてしまった事を隠し、これまでと同じように接しようとするレオナルドに、シャーロットは婚約解消を持ちかけるが……。
全15話。1日1話投稿予定。
アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 08:03:56
51831文字
会話率:42%
侯爵令嬢リアーチェ・デイネルスは、生れた時から婚約者がいた。相手はレイモンド・デルスパニア第三王子殿下。
病に倒れた王子に代わり、学園への通学実績を作るための影武者として選ばれた平民のテイラム。
王子の側近候補として選ばれた成績優秀
な子爵家次男、エザール・ランドール。
王家や侯爵家と縁を結ぼうとする自称友人たち。
王子の病弱を理由に王家から婚約解消の申し出が来て、状況は一変。リアーチェは侯爵家の跡取り娘。その婿の座を狙った騒動が巻き起こる。
「わたくし、婚約解消を了承した覚えはございませんわ」
『彼は男爵家の後継者に成りたいだけだった 伯爵? 公爵? 無理無理無理!』のシリーズです。登場人物はそのままですが、設定やストーリーに変更があります。パラレルものとしてお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 18:36:48
14206文字
会話率:37%
「君は、辞退しようという気にはならないのか」
今日も今日とて、彼を侮る高位貴族の子弟が学園内で子爵家の次男を呼び止める。誰だか知らないが、知らなくても誰かは分かる。その用事も。
「子爵家の次男ごときが、本当に自分が彼女の夫として相応しい
とでも思っているのか?」
「あ、その件でしたら公爵家の方へ直接お願いしますね」
「なに……?」
「そもそも婚約者を公募なさったのは公爵家ですし、公募自体も公女さまご自身のご意向だと伺っております。私をお選びになったのも公女さまご自身だと、当の本人から伺っておりますので」
「くっ、それは」
「ですのでご不満がお有りなら公爵家に、そして公女さまに直接申し上げてくださいませ。では」
そこまで言い捨てて一礼し、子爵家の次男は踵を返す。まさか反論されると思っていなかったようで驚きに顔色を染めていたが、知ったことではない。
やれやれ、自分だって釣書を送って、その上で落選したんでしょうに。相手がしがない子爵家だからって、思い通りにしようとか傲慢ですよ先輩?
筆頭公爵家には女児がひとりしか生まれなかった。将来的に男児の誕生を期待したものの生まれずに、唯一の娘である公女は正式に跡継ぎとなった。
そんな公女の婚約者を、なんと広く公募して決めると公爵家が表明したのだ。たちまち彼女の元には応募の釣書が殺到した。
そんな公女に悲劇が訪れる。学園の放課後に友人たちと街遊びに行って、ひとり公女だけが誘拐され乱暴されたのだ。
純潔を失ったことで、公女の婚約者への立候補者たちはみな辞退していった。そうして中々決まらなかった彼女の婚約者は、公募開始から2年を経てようやく決まった。
なんと、しがない貧乏子爵家の次男だったのだ。しかも決まったというのにふたりの仲はどう見ても険悪で、だから一旦は辞退した高位貴族の子息たちも色めき立った。
そういうわけで、今日も子爵家次男の元には婚約者を辞退するよう迫る子息たちがやって来る。公女とその婚約者が何を画策しているか知らぬままに。
そんな中、王国の第三王子が声高に宣言したのだ。公女の誘拐暴行事件の犯人が、他でもない子爵家次男だと⸺!
◆例によって設定なし、主役のふたり以外に名前はありません。全11話、1話あたり約1500字ですっきりハッピーエンド。
◆この作品はアルファポリスでも同時公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 21:00:00
17786文字
会話率:43%
ウィグカナ王国、ヒスギカ子爵家次男のイエフォは運命の夢を見た。それは自分が未来の王になった夢だった。彼も侍女兼乳母のクアサナも子供の見た夢と笑って終わると思った。
その日一人の少女と出会うまでは。
夢の中で見た王妃を幼くした少女フィ
アナと出会ったイエフォは運命の人だと一目で分かった。
だが、彼女は異母兄のカーノと政治的理由で婚約する事となるのだった。
果たしてイエフォは運命を掴み取る事が出来るのだろうか。
これは彼の出会いと別れと成長の物語である。
※投稿中の群青とリフレインの不足分を加筆し1話を三千字前後に纏めた物になります。
ストーリーの大幅な変更は今の所、有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 17:02:44
1080941文字
会話率:47%
トランデール子爵家の使用人ルーシーは机の上に置かれた紙を見つめて溜息をついた。旦那様に『息子の良いところを書いてこい』と言われたからだ。こう言っては何だが、彼に良いところなんてほとんど無い。しかしこれも命令なので、発想を変えて書く事にした。
最終更新:2022-05-25 07:20:39
4886文字
会話率:51%
隣の領地に住む年下の辺境伯令嬢がデビューするということで、エスコートすることになった幼馴染みの子爵家次男。
彼女自身は地方出身だとか貧乏だとか…微塵も気負いのない威風堂々たるデビュー。
…初々しさや恥じらいは辺境に置いて来たのか!?
しかしそんなファビュラスでプレシャスな彼女には秘密があるようで…。
15歳以下に通じるネタが少ないんじゃないかという意味でR15のような気がします…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 00:00:00
2304文字
会話率:46%
【書籍化予定】芋令嬢と名高いエヴァは、ある日、子爵家次男の元へ輿入れすることになったものの、待っていたのは仏頂面の旦那様。出迎えもない、侍女もない。あるのは汚れた屋敷一つだけ。
(彼女がエヴァさんか。申し訳ない、女性にこのような態度を取る
など、本当に申し訳がない! 許してくれ、いや、俺を許さないでくれ!!!)
なのに心の中では彼はたいそう頭を下げていらっしゃるご様子で!? すれ違いそうですれ違わない、ほのぼのラブなお話です。
※カクヨムにも投稿させて頂いております、日刊異世界恋愛ランキング1位、総合ランキング5位ありがとうございました!
※第7回アイリスNEOファンタジー大賞にて銀賞を受賞しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 23:02:17
146785文字
会話率:31%
豪商の娘であるアイヴィと子爵家次男のレオンの結婚は、親同士が決めた政略結婚であった。
レオンはとても優しく、ふくよかなアイヴィの体型も「そのままで良い」と受け入れてくれた。
幸せな結婚生活を送ること2年。ある日、レオンが不倫している証拠を見
つけてしまう。
そして、レオンがアイヴィの事を「太っていて醜い」と影で蔑んでいたことも。
アイヴィは決心した。綺麗になって見返してやる、と。
思い付きで書いたお話です、設定が色々と甘いですが見守ってくださると嬉しいです。
不倫ネタなので苦手な方はご遠慮ください。短編です。アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 08:00:00
14566文字
会話率:41%
チートは経済学の知識だけ、これはそんな異世界転生物語。
子爵家次男のケネスは、このままいけば冷や飯食い。しかしある日、経済学の大学院生だった前世の記憶を取り戻す。ギャンブルとワインの先物取引で、商人の世界を駆け上がる。
最終更新:2021-04-09 08:46:41
46595文字
会話率:30%
グリゼルダ・フォルトゥナートは悪名高き公爵令嬢である。学園内において自分より容姿の優れた令嬢も、成績の秀でた令嬢も、彼女は決して許さない。そう噂されている。
しかしその噂が、グリゼルダの婚約者、女たらしのディーノ・スカットーラによってばらま
かれたものであると知り、子爵家次男坊、正義感の強いアントーニオは、周りから遠巻きにされ一人ひっそりと生活する彼女を救うべく、奮起するのであった。
その行く末がどういうものであるか、考えもせずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 14:10:23
4555文字
会話率:44%
子爵家次男坊のマクシミリアンは、彼を『親友』と公言していた美しき公爵令嬢クラリッサへの想いを改めて自覚し、クラリッサも自分の中に育っていた彼への恋心に気付いたのだが―――身分差のため叶わない恋だと気持ちを胸に仕舞い込んだ二人の、その後のお話
※『変わり者の従妹と婚約する事になりました』『女神様と赤毛の騎士』の続編です。事前に前作を読まれる事をお勧めします。
※『侯爵家にふさわしい花嫁』を読まなくても理解出来ますが、読んだ方が本編を楽しめると思います。
※ゆっくり更新の予定です。このお話は別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 06:26:15
143887文字
会話率:43%
子爵家次男坊のマクシミリアンは、今日も鬼姉たちのエスコートで夜会に参加している。そこで彼を『親友』と公言する、美しき公爵令嬢クラリッサと顔を合わせる事に。その彼女を今困らせているのは―――
※『変わり者の従妹と婚約する事になりました』のマ
クシミリアンとクラリッサのお話です。事前に前作を読んでいただくことをお勧めします。なお、このお話は別サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 06:00:00
62391文字
会話率:34%