いよいよダンスが始まる。本来なら、私はブレイディ第一王子と踊らなければならない。だが、彼はすぐにマイア嬢の手を取っていたから、今宵は踊ることもないだろうと思っていた。
ブレイディに嫌われていても、婚約が解消されたわけではないから、私をダンス
に誘う強者などいるはずもない。
私は、さっと身を引き目立たない場所に行こうとしたのだが、なぜかあの人がその青藍色の瞳でまっすぐに私を捉え、迷うことなく私の下に来た。
「レナリア嬢、私と踊ってくれませんか?」
「エドウィン殿下、お誘いは嬉しいのですが......」
――ここから始まる婚約破棄(?)騒動になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 08:18:33
13285文字
会話率:33%
好きな人と婚約が整った嬉しさでベッドから落ちたレミィは、前世の記憶を思い出した。婚約者は優しく接してくれるけど、彼と同じ研究室に来たかわいらしい留学生と距離が近い。もしかして、自分は悪役令嬢なのかと悩むレミィ。すれ違った婚約者と婚約を継続し
ていいのか考えた結果、レミィがとった行動とは。
※悪役令嬢みはほとんどありません。
※章ごとに視点が変わります。
※R15は保険です。最終話まで書いてあるので連日投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 13:06:37
64344文字
会話率:36%
「アドリエンヌ・カントルーブ伯爵令嬢! 突然ですまないが、婚約を解消していただきたい! 何故なら俺は……男が好きなんだぁああああああ‼」
ルヴェシウス侯爵家のパーティーで、アドリーヌ・カンブリーヴ伯爵令嬢は、突然別人の名前で婚約破棄を宣
言され、とんでもないカミングアウトをされた。
勘違いで婚約破棄を宣言してきたのは、ルヴェシウス侯爵家の嫡男フェヴァン。
そのあと、フェヴァンとルヴェシウス侯爵夫妻から丁重に詫びを受けてその日は家に帰ったものの、どうやら、パーティーでの婚約破棄騒動は瞬く間に社交界の噂になってしまったらしい。
一夜明けて、アドリーヌには「男に負けた伯爵令嬢」というとんでもない異名がくっついていた。
頭を抱えるものの、平平凡凡な伯爵家の次女に良縁が来るはずもなく……。
このままだったら嫁かず後家か修道女か、はたまた年の離れた男寡の後妻に収まるのが関の山だろうと諦めていたので、噂が鎮まるまで領地でのんびりと暮らそうかと荷物をまとめていたら、数日後、婚約破棄宣言をしてくれた元凶フェヴァンがやった来た。
そして「結婚してください」とプロポーズ。どうやら彼は、アドリーヌにおかしな噂が経ってしまったことへの責任を感じており、本当の婚約者との婚約破棄がまとまった直後にアドリーヌの元にやって来たらしい。
「わたし、責任と結婚はしません」
アドリーヌはきっぱりと断るも、フェヴァンは諦めてくれなくて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:10:00
91483文字
会話率:31%
気がつけば私、悪役令嬢に転生してしまったらしい。
不幸なことに記憶を取り戻したのが、なんと断罪不可避で婚約破棄される予定の、その日の朝だった!
けど、後日談に書かれていた悪役令嬢の末路は珍しくぬるい。都会好きで派手好きな彼女はヒロインを
いじめた罰として、都会を離れて静かな田舎で暮らすことになるだけ。
前世から筋金入りの陰キャな私は、華やかな社交界なんか興味ないし、のんびり田舎暮らしも悪くない。罰でもなく、単なるご褒美。文句など一言も言わずに、潔く婚約破棄されましょう。
……えっ! ヒロインも探している様子だし、私の婚約者会場に不在なんだけど……私と婚約破棄する予定の王子様、どこに行ったのか、誰か知りませんか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 23:18:23
9375文字
会話率:31%
何番煎じか分からない婚約破棄モノです。
ご都合主義のゆるふわ設定。
【あらすじ】
婚約破棄を突き付けてきたのは婚約解消されていることを知っているは・ず・の、元婚約者。
わたくしは「では、お好きにどうぞ」 と告げて不快な想いをしたお茶会の会
場からさっさと帰宅しました。
まぁおかげでわたくしも好きに出来ますわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 18:00:00
9862文字
会話率:34%
アンリエッタは殺されかけた。
婚約者と親友に騙されて。
湖に沈みゆく悲しみの中で、儚くなる瞬間、頭の中に落ちてくる記憶の中で
ここが、前世で読んでいた小説の中の世界だと気が付いた。
それは、あまりにもご都合主義展開なハッピーエンドの
物語。
(そんなの許さない)
全てを思い出したアンリエッタは、話を覆すことにした。
★いつもの作者の息抜き作品です。
★ゆる・ふわ設定ですので気楽にお読みください。
★誤字脱字がひどい作者です。 申し訳ありません。
★アルファポリス様にも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 22:00:00
18597文字
会話率:32%
セレス・バーネット。
本来は公爵令嬢で婚約者がいたが、あることをがきっかけでギロチンによる公開処刑されてしまう。
彼女が目覚めると幼少期の姿にタイムリープ。
二度目の人生は優しさや愛情を捨て、冷酷に強く生きることを決意し、復讐に手を染める―
―
※ 一話につき一人死ぬか、物が一つ壊れます。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 22:20:07
5522文字
会話率:38%
公爵令嬢のジェシカは自他ともに認める国で最もすぐれた生まれであり、本人もその立場に甘えることなく謙虚で真面目な性格、そして美しい容姿だった。たった一点の疵を除けば。
そして当然のように王家は彼女を取り込むべく、第三王子を彼女の婚約者にと指
定し、数年後。
デビュタントを迎えたジェシカは、壇上にいる婚約者から婚約破棄を申し立てられた。
よくある王道婚約破棄(?)
ざまぁはないです。
ただのいちゃこら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 09:41:56
2280文字
会話率:26%
昔々、若き伯爵が、消えた婚約者を見つける為、どんな願いも対価さえ払えば叶えてくれるという、古より森に住まう悪魔に会いに来ました。
そして悪魔は、若き伯爵にこう言います。
『特別に願いを3つ叶えてあげよう』
最終更新:2020-07-07 12:54:03
18129文字
会話率:37%
テンプレ婚約破棄(?)から令嬢を守ろうと、小さな精霊達が介入する話。妖精目線です。
〈短いのでサラッと読めると思います。〉
最終更新:2020-03-17 21:00:00
1692文字
会話率:32%
私の婚約者は悪役令嬢。
そう伝えてきたのは婚約者の弟。
「なにを言っているのかわからないよ」
確かに私はそう言った。
その時は実際にわからなかったから。
なろうラジオ大賞に応募してみるために書きました。
最終更新:2019-07-05 15:16:04
1000文字
会話率:12%
僕のお姉ちゃんは悪役令嬢。
お姉ちゃんは学校の卒業パーティーで婚約破棄される。
別にそれ自体は構わないんだけど、問題はお姉ちゃんがその後修道院送りになっちゃうことだ。
なんとか修道院送りを回避するべく奮闘することにした。
なろう
ラジオ大賞に応募してみるために書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 16:26:47
1000文字
会話率:23%