ステラは気がつけば呪いの腕輪で命を共有することになった片思い相手のジオと旅をすることになっていた。
自分が気絶している間に何が起きたのかはさっぱり分からないが、解呪のために世界で魔科学が一番発展しているレオンクレア帝国を目指すことに疑問
はあるものの素直に従うことにする。
片思い相手と婚前旅行だと浮かれていた彼女は、だんだん壮大になっていく旅に首をかしげつつも「好きな人と一緒ならなんでもいいか!」と恋愛脳でのりきることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:01:55
54875文字
会話率:46%
「冷酷王子の万国周遊記シリーズ」というファンタジー小説の世界に登場する、悪役令嬢ビアンカに転生した、元旅行代理店のOL。
王位継承者第1位の、第二王子の妻の座を狙って、ヒロインをいじめて失敗するのが原作のビアンカの運命だった。
抗おうと第二
王子やヒロインを避けていたが、結局は第二王子達と一緒に、国のしきたりである「婚前旅行」に出かけることになる。
何故か原作から異なることばかり起き、恋愛はしつつもストーリーを大きく捻じ曲げながら、周囲の4カ国を巡っていく。
「こうなったらとことん旅を自分好みにしてやるんだから!」
観光三昧、グルメ三昧、贅沢三昧の旅行を目論むビアンカに待ち受ける運命とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 22:44:54
15636文字
会話率:31%
主人公のエリンはルヴェマリア王国の王女であると同時に、世界を救う聖女でもある。
役割を果たすべく、エリンは異世界から勇者を喚ぼうと召喚魔法に挑んだ。
しかし集中が途切れ、「どうせなら勇者さまは長身で黒髪のイケメンがいい」という邪念が頭
を過ぎった瞬間、神殿を破壊するほどの強大な竜を召喚してしまった。
それは邪神竜。世界を生み出した創造神の対として、破滅と破壊を司る冥界の主である。が、邪悪の化身である筈の竜は、アップルパイ一つでエリンに惚れてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 10:53:30
15134文字
会話率:50%
ーーー〝氷の剣姫〟スオーチェラ=ベラ・ドンナ。
ペンタメローネ王国の社交界で誰ともなくささやかれるようになった、ドンナ侯爵家令嬢の異名は、その容姿とともに広く知られている。
妖精のように可憐な顔立ち。
藍色の、艶やかな髪。
そうして静かに佇むさまは、誰もが一瞬、目を奪われるほどに美しいと称えられていた。
しかし同時にベラは、その微笑みを見た者はいない、とも言われるほど、全く表情を変えないことでも有名であり、一部の貴族子弟の無礼を、一言で切り捨てる舌鋒(ぜっぽう)の鋭さもまた、名が広まる理由の一つだった。
さらに剣の腕も立つ、文武に優れた完璧な淑女。
その様子と、立ち振る舞いの一分の隙もない完璧さから、氷になぞらえられているのだ。
そんなベラに憧れる貴族の乙女らは多い。
が、逆に家柄も高く微笑み一つの愛嬌もない〝氷の剣姫〟に手を出す度胸のある男はいなかった。
ゆえに嫁ぐ相手は、傑物と名高く、縁戚にある公爵家嫡男か、第一王子であろうとまことしやかに囁かれていたが……。
「隣国の軍に属する、参謀に嫁げ……?」
ベラに父親が告げたのは、そんな一言だった。
つい先日終戦協定を結んだばかりで、自国隣国ともにきなくさい情勢の中での、政略結婚。
それを受け入れたベラが隣国に向かうとーーー婚約者は、逃げていた。
「どういうことですの……?」
追いかけて会ってみると、平民からありえないほど出世をした彼は、人間社会で差別される獣人だったのだ。
それでも両国の友好のために結婚しろと迫るベラに、白磁の獅子の容姿を持つ彼は言う。
「俺の嫁になるなど、自分がどんな目で見られるか分かっているのか?」
「気にしませんわ。わたくし的に、その獅子のご容姿も悪くはありません。……不安がおありでしたら、お互いをよく知るために、婚前旅行などいかがでしょう?」
説得するための提案を呑んだ彼とともに、ベラは二人で旅に出る。
これは徐々に愛を育む、美女と野獣の婚前旅行のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 22:51:41
73218文字
会話率:42%
突然できた婚約者と、見知らぬ場所で座り込んでいた主人公。
婚約者と協力して、互いの手荷物と知識を頼りに元の世界へ帰るため奮闘するお話。
最終更新:2019-05-29 12:23:51
17219文字
会話率:47%
貴族の息子、ローランドことローには願望があった。
それはいつの日か「白馬に乗って華麗颯爽と御姫様をかっさらう」と言う貴族系男子なら誰もが夢見るありがちなもの。
しかし、そんな彼に貴族的運命の御約束、「政略結婚」の話が。
しかも、魔王の侵略を
受けつつある隣国との同盟関係強化のためと言うものすごく重要な奴。
政略結婚なんて嫌だなぁ……でも、貴族に生まれてしまった以上、諦めるしかないのだろう。
そう諦観するローだったが、しかして、相手方のジュミリエイルことジュリはそんなしおらしい思考はしておらず。
「この政略結婚、魔王を殺してでも回避するわ」
と言う訳で、始まってしまう。
ローとジュリ、たった二人での魔王暗殺婚前旅行。
すべては、政略結婚を回避するために。
そして二人の願望を叶えるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 00:24:27
50583文字
会話率:36%
どうも、主人公のリュウタロウです。異世界召喚させられて四人の王女様と許婚になりました。チートをくれたお義母さん(予定)には「今から三年間、世界各地を婚前旅行していっぱい愛を育んでください」と言われました。四人の王女様に囲まれた旅は、どうやら
一筋縄ではいかないようです。
……この台本、『ジャンル:規格外チーレムファンタジー』って物騒な文字があるんだけど、これどういう意味? あと『利用規約ギリギリのエロ描写あり』って不吉な言葉も……おい作者逃げるな、ちゃんと説明しろや。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-28 16:20:19
297093文字
会話率:34%
―――それは、一本の電話から始まった―――。天野の書いたものでは非常に珍しいR18表現なしの、自サイト開設一周年記念小説を加筆修正しながらの転載です。天野のキャラクター総出演の、タイトル通りの新婚旅行or婚前旅行のイタリア・フランス滞在記で
す。十○年前の実体験と、当時のガイドブックを見ながら書きました。一フラン二十円の時代。今やユーロですからね~~(思わず遠い眼)。天野の書いたものを未読の方でも、これだけでもお楽しみ頂けると思いますので肩の力を抜いて、甘々ラブラブの脳内海外旅行を、どうぞ、貴女も♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-21 19:34:26
69595文字
会話率:36%
シンカたちは生まれ育ったあの惑星に帰ります。婚前旅行とばかりにうきうきなミンク。シンカはどうやらだれにも内緒の目的が…。隠された歴史、埋もれた真実を知ったとき、シンカはどうするのか。シリーズ完結作です。長いけど。楽しんでくださいね!
最終更新:2009-01-19 09:54:33
209278文字
会話率:42%