『死体探し』専門の探偵事務所
そんな場所を訪れた『僕』を待ち受けていたのは、クセ強すぎる面々だった!
躁うつ病の『死体装飾家』シスター、絶え間なく配信をする中年所長、機械のようにパソコンに向き合い続けるAI男、手だけしか姿を見せないヒキ
コモリエンジニア……
死体を探して欲しいと依頼をした『僕』に突きつけられた条件は、『死体を現代アートの素材にさせてほしい』……!?
捨てた人間の思考をトレースして、死体を探し出す探偵・無花果と『僕』のドタバタミステリ中編集!
そして、ひとの『死』でしか自己表現ができない孤独な天才から生まれる『作品』と、それに共鳴するものたち……
死臭にまみれたユニークなメンバー、Grave Dancers(他人の死で得をするものたち)の、これはヒューマンドラマである!
あと、最低コメディ要素もあり!
毎日1820更新、お楽しみに!
面白かったら評価コメントレビューブクマお願いします!
※この作品はカクヨム、ノベルアッププラス、ネオページでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:23:38
409766文字
会話率:35%
もう数か月も雨が降り続けている村がある。
湖を中心にグルッと囲った小さな村、雨が降り始めてから誰も姿を見せないため王都の騎士団に調査に乗り出した。
家屋に倒れる夫婦、見つからない子どもたち、そして、とある少女の日記帳。
どうして雨は止まない
のか。日記帳を読み進めるあなたへ……。
雨は、好きですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 20:33:43
6082文字
会話率:20%
【緊急警告】あなたの隣人は、本当に「良い人」ですか?
引っ越してきたばかりの田中美咲を優しく迎え入れた隣人・山田。手作りの料理、温かい言葉、そして危険から守ろうとする親心。しかし、その完璧な笑顔の裏には、恐ろしい真実が隠されていた。
「最近
、近隣で不審な事件が起きています。女性の一人歩きは気をつけてくださいね」
山田の忠告に安心する美咲。だが、同僚は警告する。「一人暮らしの女性の行動パターンを詳しく知っている人って、実は一番危険な立場にいるのよ」
深夜に響く奇妙な物音。決して姿を見せない「奥さん」。そして、ニュースで報じられる、美咲と酷似した行方不明事件の女性。全てのピースが揃った時、美咲は衝撃の真実を目撃する。
「あなたは見てしまった」
「由美さんが暴れるんです。縛っていても、時々激しく動くんです。それで音がするんです」
親切な隣人の仮面が剥がれ落ちる時、美咲を待ち受けるのは、想像を絶する恐怖だった。
あなたは、この悪意に気づくことができるか?
日常に潜む戦慄の心理サスペンス『隣人の笑顔』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 16:02:37
28822文字
会話率:41%
礼音には予知能力があった。
しかし、視えるのはいつだって『選ばなかった方の未来』である。
時間は一次元であると言うが、選ばなかった方に流れる時間は並行してそこにある。つまり時間は二次元であるともいえる。
高校時代の仲間と集まるはずが、一
人だけ姿を見せない健斗。
礼音の視る『選ばなかった未来』で健斗は血を流したり手を赤く染めていたりと不可解だ。
不安になった礼音は健斗を探し当て、真相を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:52:10
9938文字
会話率:43%
東の国から両親とともに西の土地に流れ着いたシュエシは、両親亡きあと土地の者たちに育てられていた。土地には昔から娘を領主の花嫁として差し出す習わしがあり、シュエシは娘の身代わりとして領主の屋敷へ向かうことになる。これまで差し出された花嫁は誰一
人として姿を見せないため、領主は娘を売り払っているのか、はたまた生贄にしている化け物ではないかという噂があるが――。悲しい過去を持つ吸血鬼と、そんな吸血鬼に想いを寄せる孤児の物語。※他サイトにも掲載
[吸血鬼の領主 × 身代わりの異国人花嫁 / BL]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 15:30:08
115788文字
会話率:47%
代々ドールを作り続ける人形師の一族、アッシュベリー家。アッシュベリードールと呼ばれる人形は、まるで生きているかのようなリアルな造形の等身大ビスクドールで、人形師の気分次第でしか制作されない非常に希少な存在だ。富豪の証と言われるほど高級で
金持ちは皆、ドールを欲しがる。
しかしこのアッシュベリードールには、ごく稀に《Birthday》という《意思(魂)が宿る人形が生まれる現象》が起きるという秘密があった⸺。
フェリル・アッシュベリーは、若くして当主になった優れた人形師。人前には滅多に姿を見せない彼女の両足は義足で、ドールと同じ陶器製ゆえに影では《レディードール》と呼ばれている。
幼い頃から仕える執事ルカに恋をしているフェリルだが、その想いはルカになかなか伝わらない。兄の様だった彼が急に従者として距離を置くようになった気持ちも分からず、切ない想いに悩むばかり。
一方ルカは、アッシュベリードールの秘密よりも衝撃的な秘密を抱えていた……。
切ない想いが秘密を作る。
不思議なものに囲まれた世界の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 23:02:10
13368文字
会話率:39%
イースグレイ王国の王女として生を受けたラティア。けれど女の子だったという理由だけで、国王夫妻からは名前を付けてもらえず放置され、彼らの不興を買うことを恐れた使用人達からも敬遠されてきた。ラティアという名前を考えてくれた優しい2人の兄達と過
ごしていたが、王妃に王子達の教育に悪いと、引き離され一人ぼっちになってしまう。
成長するにつれ、世間では外へは姿を見せない幽霊王女と囁かれていたラティアだったが、実は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 00:00:13
220939文字
会話率:48%
下級貴族の家に生まれた少女は、母の死をきっかけに心を閉ざしてしまう。
彼女は月に一度、暦の十六日にしか人前に姿を見せないことから、『十六夜の姫』と呼ばれていた。
そんな少女が十二歳になった頃、毎月十六日になるとある少年が訪問するようになり
ました。
少年の声や優しさに惹かれた少女。
しかし、ある日を境に少年は訪れなくなりました。
もう彼の事は忘れよう。
そう思っていた時、少女のもとにある客人が来て……。
声を失った少女がある少年と心を通わせるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 17:56:05
1857文字
会話率:19%
行き倒れていた鬼――戦闘に特化した亜人種族で、額や頭に角がある――の少女、翠玉は偶然街を見て回っていたメイド姿の貴族の青年――ノエルは、行き倒れていた彼女を見つけ、雇うことに……自分がメイド姿だったのを忘れて。
彼は知らぬうちに翠玉に自
分がご主事様だと言えない流れになってしまって、さあ大変。
拾われた翠玉は本当の主人の姿を知らぬまま過ごすうち、姿を見せない主人に信頼されていないのではないか、助けてくれたノエルに無理をさせているのでないかと胸の内にため込んで行ってしまう。
傷を抱え言えない翠玉と、雇い主であるノエルはメイドのふりをして、一緒に過ごす日々にもどかしさも感じていて……。
人ではない亜人種である鬼の翠玉と、自分の外面を忘れてかっこいいところを見せようとした結果性別を誤解されたノエルと二人を描く、一応、ラブコメ予定の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:00:00
126453文字
会話率:40%
世界は勇者一行により救われた。
彼等は大円満のもと英雄となる。
魔王討伐の功績は後世にも語り継がれるだろう。
しかし、そんな彼等に不穏な影が忍びよる。
彼等は長旅の果ての偉業で忘れていた。
ある男を不幸にしたことを
功績に犠牲はつ
きもの?
それは都合良い口実。
【狩人】は敵に姿を見せない。
見た時は何方かが消える。
大円満?
それは…不幸への始まりか
そして復讐に燃える【狩人】は最後に大円満と
なるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 19:11:13
39083文字
会話率:32%
どこにでもある田舎の町に大学受験浪人としてやってきた北田 環希は見知らぬ少女たちとの交流?を通じて町の事情や、自身の血筋で受け継がれて来た使命を知る。まさにこの町では今も姿を見せない闇が住人たちを襲っていた。様々な事件や策謀との対峙や解決
を通じて明かされる真実と環希の成長を描く現代ローファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 23:00:00
126986文字
会話率:45%
第二スクエニア神殿で開かれる<春の清めの大祭>で賑わう古都の裏側で起きた、ちょっとした騒動の物語です。姿を見せない別嬪さんが登場します。
最終更新:2025-04-06 23:04:32
30051文字
会話率:51%
これは、今ではない時間、ここではない世界の物語。
豊かな大国と言われるミエッカ王国で、女性ながら近衛騎士として勤めるライヤ。
類稀な武術の才能だけではなく、その可憐な姿から、彼女は「花の騎士」と呼ばれていた。
近衛騎士が守る、若く美しい王
ヴァイヌは、ライヤの幼い頃からの憧れの人でもある。
直接言葉を交わせずとも、ヴァイヌの姿を見ていられるなら満足と思っていた矢先、突然ライヤは近衛騎士の任を解かれてしまう。
愕然とするライヤに、ヴァイヌは彼の弟にあたるアルマス王子の護衛を命じる。
「魔導王子」の二つ名を持ち、研究室兼住居の「離れ」に引きこもって滅多に姿を見せないアルマスには、数々の良からぬ噂があった。
戸惑いながらもアルマスの護衛を務めていたライヤだったが、やがて彼らは国を揺るがす事件に巻き込まれて……
※セルフレイティングは保険です※
※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※
※舞台は西洋ファンタジー風の異世界ではありますが「中世ヨーロッパ」ではありません。また文明レベルも「中世ヨーロッパ準拠」ではありません。魔法を使った「ご都合便利テクノロジー」が存在し、都会であれば毎日風呂に入ったり水洗トイレを使うのも普通の世界です※
※固有名詞や人名、度量衡などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「アルファポリス」様にも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 08:00:00
128387文字
会話率:44%
共通恋愛プロット企画 参加作品です
遥彼方様の異世界のプロットを元に執筆させていただいております
こんなプロットです
落ち目の貴族令嬢のヒロイン。
焦った両親は、人に騙され、多額の借金を背負ってしまう。ヒロインは借金を返すため、黒い噂
の伯爵家に嫁ぐことになった。
噂いわく。伯爵は奴隷商人のお得意様で、幼い子供の奴隷を買っては、屋敷の地下で手足を切り刻んでいるらしい。
結婚式の後から、姿を見せない伯爵。初夜もなしでヒロインはホッとする。
伯爵の代わりに家令の青年(長い前髪で顔が隠れている)がいて、偽装結婚だから、地下室にさえ行かなければ屋敷の中で自由に暮らせばいいと告げられる。
言われた通りに自由にすることにしたヒロインは、屋敷の雑用を始める。
絶対に行くなと言い含められていた地下室に行くと、そこには元気な奴隷の子どもたちが。病気やケガで体のどこかが不自由な彼らは、伯爵に買われ、治療してもらったのだという。
子供たちの世話をするヒロイン。邪魔だやめろと迷惑そうにしていた青年だが、少しずつヒロインにほだされていく。ヒロインも、言葉と態度とは裏腹に優しい青年にひかれていく。
そんな時、今夜伯爵が会いたがっていると青年に言われ、今度こそ初夜だと焦るヒロイン。こっそりと屋敷の窓から抜け出そうとして、失敗したところを伯爵その人に助けられる。
実は青年が伯爵でハッピーエンド。
毎週土曜日 更新予定(できたらいいなぁ~)
結構長い話になりますが、よろしいでしょうか?
では、よろしくお願いいたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 12:40:00
285252文字
会話率:35%
「――なにをしてるんだ?」
問いかけられて振り返る。
誰もいないはずの中庭に和服姿の青年が立っていた。新月の晩、姿を見せない月の代わりといわんばかりに輝く満天の星空の下、和傘をさした青年はにこやかに笑う。
「……なにも」
声をかけられ
た幼い少女は短く答える。
知らない人と言葉を交わしてはいけないと両親から強く言われていたことを思い出し、慌てて、自分の手で口を隠した。
……おに。
あやかしの存在を知っていた。
しかし、初めて目にした鬼の青年は美しく、すぐに逃げられなかった。
……こわくない?
鬼は恐ろしい存在だと聞かされてきた。
しかし、目の前にいる青年から悪意は感じない。
それどころか、少女の好意的な視線を向けていた。
「そうか。お前の名前は?」
「いわない」
「変なことを言うなぁ。自分の名前を知らないわけじゃないだろ?」
青年は笑う。
それに対し、少女は警戒をしていた。
……にげなきゃ。
頭の中ではわかっている。
しかし、少女は鬼の青年を見入ってしまった。人とは異なる美しい見た目とは違う豪快な笑い方をする青年に、心が惹かれてしまう。
一目惚れだった。
四歳の少女の初恋だった。
――これは、あやかしに恋をした少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:50:00
16102文字
会話率:24%
結婚したあの日以来全く姿を見せない夫。
一年が過ぎ、二年が過ぎ……結局五年の月日が経っても屋敷に帰ってくる事は無かった。
いくら政略結婚とはいえ、これでは嫁いだ意味がない。
いい加減に業を煮やした私は離婚届けを持って、どこに居るのか分から
ない夫を探す旅へと出る。
その途中で出会った傭兵の男性を護衛として雇い、やっとの思いで夫の元へとたどり着く。
しかし、そこにあったのは――見知らぬ女性や赤ん坊と仲睦まじく過ごす夫の笑顔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 22:30:00
5037文字
会話率:30%
「もう、邪魔! 本当にお前は目障りね!
どっかに引っ込んで、姿を見せないでちょうだい!」
政略結婚の前妻は病の為に亡くなった。
その夫には結婚前から懇意にする恋人がいた。
夫の恋人は後妻に収まり、アラキュリ侯爵夫人となった。
夫の名前
はアルオ、後妻の名前はニクス、二人の子はナジェール(男)である。
そして前妻はイッミリー、その子供はリオルナリー(女)である。
れっきとしたアルオとの子だが、リオルナリーはアルオに殆ど構われた記憶がなく、顔さえもうろ覚えである。
アルオも同じで、覚えているのは娘の髪が黄色かったと言うことだけ。
イッミリーが死ぬまで、自宅にろくに戻って来なかったので、娘の顔も瞳の色も忘れていた。覚えていないと言った方が正しいかもしれない。
取りあえず教育だけはしようと思い、家庭教師が来たらスカートを履いた黄色い頭の子供を連れて行った。黄色の髪は目立つから見つけやすい。裏手にある洗濯場の周囲で遊んでいるから、声もかけやすかった。
そこならニクスの目も届かず、彼女(ニクス)の機嫌が悪くなることもないから安心だ。
「わたしはリオよ。リオルナリーじゃないわ」
「ああ。名前なんてどうでも良いから、さっさと来い!」
抵抗する少女の腕を乱暴に掴んで、応接室に彼女を運ぶアルオ。その時彼は思った。
イッミリーがきちんとフルネームで呼んでおらず、愛称のリオを自分の名前だと思っているのだけで、成長すれば、自然と名前くらいわかるようになるだろうと。
応接室に来た彼女を見て、雇われたばかりの家庭教師はそばかすにおちょぼ口がリオルナリーだと覚えたし、使用人達も彼女がリオルナリーだと思い込んだ。
ただ使用人は、イッミリーが死んでから全員入れ換えていた。
ニクスはイッミリーが病に伏している時から、図々しくも時々侯爵邸に出入りしており、その時に伏し目がちに歩くリオルナリーを見かけて、イライラしていたのだ。
(私と息子(ナジェール)が此処に住めないで辛い思いをしているのに、あんな立派なドレスを自慢気に着ているなんて、許せないわ!)
そう思っていたので、葬儀が終わった時点で使用人棟に放り込んだのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 01:21:02
199739文字
会話率:27%
幸運と不運はコインの裏表。
ショートヘアの少女、もしくは長髪の少年に見える殺し屋は赤いシャツの男を殺す依頼を受けた。
狙撃用のライフルで窓を狙って待つが、なかなか姿を見せない。
幸運な男を殺すためにあれこれ、策をめぐらすが――
※こ
の作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 09:20:23
4596文字
会話率:35%
アリアは結婚してニ年目になるが、夫のユベールを見たことがない。
結婚式は不在。初夜には隣室から、「白い結婚とする! 絶対に近づくな」と怒鳴られた。
ただ、屋敷での生活は快適だし、夫は実家の借金の肩代わりをしてくれた。
なにより結婚の申し込み
時は『長年片思いをしていた』と、使者を通じて言っていたのだ。
それなのになぜ?
そんなある日、アリアは夫の容姿にそっくりの幼児を見つけ――
「旦那さまのお子様ですね?」
「違うっ!?」
◇
幼児姿の旦那さまとアリアの楽しいお話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:02:08
7983文字
会話率:42%
「すまないが、君を愛することはできない」
結婚式の直後、リゼットは新婚の夫アルベールからそう宣言された。
妹に婚約者を寝取られ、厄介払いされるようにリゼットが嫁いだ相手は、『人嫌い』『鉄仮面公爵』などと呼ばれるワケアリの王弟公爵アルベール
。
その宣言どおり、アルベールは夕食の場にも出てこず、初夜もすっぽかす。
仕方ないとお飾りの妻を受け入れ、寝ようとしたリゼットの前に、一匹の黒猫が現れた。
「なんて可愛いの!」
猫が大好きなリゼットは、夜にしか姿を見せない黒猫とのふれあいで癒やされていく。
ところが、黒猫と仲良くなるにつれて、なぜか夫アルベールの態度も変わってきて……?
家族から軽んじられてきたリゼットと、訳あって人との接触を避けてきたアルベール。
王命で結婚した二人が、互いを癒やしながら本当の夫婦になるまでのお話。
*約25000字で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 17:26:24
67477文字
会話率:33%