誰でもない誰かです。こんにちは。
テーマを一つ言うなら、
「『神は死んだ』って? 一体どこを探し回ったの?」
です。
ニーチェやポストモダンの哲学を超克、
というか人類の必然性の歴史からの脱線を引き戻すのが一つのメルクマールです。
「この世界が受け継がれたものなら、そこに産み落とされてしまった奴隷は、
いったいどうやってその不当な支配を脱することができるのでしょう?
世界とは何か?
私とは何か?
私はいかに世界を統合して、奴隷を脱却できるのか?」
世界というゲームをプレイする感覚で、
等身大で(リアルタイムに)書き綴っていこうかと思います。
ひとつの積極的な「力」への解として、
魔法をまじめに取り上げてみようと思います。
果たして神性を起源とする魔法はルサンチマンなのか。
神性の正体はなんであるのか。
ノンフィクションのエッセイですが、フィクションのようなものです。
魔法使いとはファンタジーのように世界を解釈して、それを真剣に人生とするのです。
<定義集>
魔法は外的(物理現象)・内的(心理)な秩序と交信し、
魔術は外的(物理現象)・内的(心理)に意志を具現化します。
魔術(意志)を魔法(秩序)の理解なく使うことが、
自他に対する調和を逸脱する破滅的作用となります。
【核となる理論体系】
天属性:概念魔法 -理性
形而上学
(ヘーゲル『大論理学』)
人属性:精神魔法・魔術 -悟性
深層心理学
(ユング、『パスワーク』など)
地属性:物理魔術 -感性
理論物理学
(統計力学、解析力学、一般相対性理論、量子力学、超弦理論など)
哲学(数学、論理学、自然科学も含む)や心理学、宗教、魔術(イメージ、占星術、タロット、数秘術、幾何学なども含む)などは人属性です。政治や経済なども人属性です。天文学、惑星科学や鉱物学、生物学(生理学や解剖学、病理学などを含む)は地属性(物)です。
天地人の媒介となる哲学として、カントやウィトゲンシュタインは重要です。
あらゆる知は形而上学に統合され、誤謬・無用すら無意味ではありません。
「虚構」と「隠蔽」が歴史進展を阻害します。
インターネット(情報的無意識)は魔法の可能性(歴史進展の促進)を拡大したかもしれません。
<備考>
誰でもない誰か、はあくまで一個人であり、いかなる団体・結社にも属しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 20:38:55
68901文字
会話率:1%
【書籍化決定しました】
UGnovels様より3月30日発売!!
雷雨の日に産まれた少年――名を、アラン・ノエル。
落雷のもとに産まれた彼にはある能力が備わっていた。
それは天候を予知し、操れることだった。
世界には魔法属性として火、
水、土、風が主流であったが、彼はその中の何物でもない--世界でも最強で稀な「天属性」だった。そんな紛れもない天才を、世界が放っておくわけがなかった。
そしてゆくゆくは世界最強の天属性魔法術師になってしまうまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 23:17:57
340260文字
会話率:38%
聖霊……。
天界により齎されたその力によって、地上に住む人属は魔界から現れる魔属と渡り合う事が出来ていた。
しかし無条件で得られる力など無い。
聖霊は宿主の得た経験を次の宿主に持ち越し、それを繰り返す事で強さを貸し与える。魔属と互角以上に渡
り合える力を得る為に、それは多くの戦士達が倒れていったのだった。
多くの犠牲を出しながらも、何とか魔属を魔界へと追いやり、人属は小康状態ながらも何とか平和と呼べる刻を得る事が出来ていた……。
そして大きな戦禍も無いままに数百年の時が過ぎた。
魔界の脅威はそのままに、それでも平穏を謳歌していた少女の元へと、おおよそ四百年ぶりに新しい「聖霊」が顕現したのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 17:00:00
121432文字
会話率:26%