この街には、天使と呼ばれる人外が隠れ潜んでいる。 彼らは人に化け、いつのまにか隣人と取り替わり、そして人を襲う。 天使狩りである青年グレイシアスは祝祭の日、薬師であるという娘カナリアと出会う。
※カクヨム同時掲載中です
最終更新:2025-02-19 00:37:03
79183文字
会話率:0%
天使狩りが蔓延る王都エヴェロンから逃げ出した天使の疑いをかけられる少女は名と故郷を捨て、逃亡生活を送るようになってから三年もの年月が過ぎた。
少女はレン・アシュフォードとして名乗り、小さな農村・エントロヒッツに身を寄せ、パブの2階に住み込み
でウェイトレスとして働いていた、そんなある日。
王都から派遣された聖騎士三人組の来店が、日常の破壊を知らせる。
(まさか、三年前に捕まえ損ねたわたしを、捕まえにきたのか)
怯えながらも少女は休憩時間まで働き続けたが、うっかり自室の鍵を落としてしまったせいで、外で休息を取ることを余儀なくされた。
誰にも見つけられないようなところに腰掛けると、少女の背中から天使の羽が生えたのだ。人類から居場所を奪っていたあの憎き天使の。
「――見つけた。そこにいたのか、フィー。ずっと探してたぞ」
「あ、悪魔……?」
悪魔の聖騎士と、天使の呪いにかけられた罪人の少女。
二つの概念が逆転する歪んだ世界で出会ったことによって、少女の過去が自身を追っかけてくる――。
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・地名等は架空のものであり、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 19:28:31
65160文字
会話率:47%
【第1話~最終話(第7話)】
万能薬の原料として天使が狩られ続けている世界。
天使狩りのアースは、ある日死んだ姉と同じ姿をした天使に出会う。
通常であれば翼をもがれた天使はショック死するが、その天使はまだ息をしていた。
アースは天使を連れ
帰り、姉と同じ名前シーラと名付け、二人の生活が始まる。
急速に言葉を覚え始める天使シーラは、人間として生きることを受け入れ始める。
アースは天使狩りであることを隠しながらシーラと親密な関係になっていくが、ある日シーラの翼が復活する。
天使を人間とは見なさない世界で、その翼は万能薬の原料として高額で売買される。
危険を感じたアースは友人のガットにシーラを襲わせて再び翼を奪い取るが、その日を境にシーラの心は病んでいき、やがてアースが天使狩りだということを知られてしまう。
シーラは自分の翼を奪ったのがアースなのではと疑念を抱くものの、真実を知ることでアースとの関係が壊れてしまうことを恐れて思いとどまる。
関係を修復した二人は、天使とは何なのか考えることになるが、答えは見つからない。
アースは姉が亡くなった時に自分を勇気づけてくれた少女の存在を思い出しかけるが、朧気なイメージのままその記憶が鮮明になることはなかった。
【第0話】
少年時代のアースに好意を抱き、天使に生まれ変わった少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 06:47:14
30589文字
会話率:41%
男子高校生の七海千寿は、クリスマスイブの街にて、少女を庇い、通り魔に殺された。
はずだった。
目を開けたそこに居たのは、その少女と、篠田と呼ばれる人物。
そしてその篠田から、衝撃の事実を告げられる。
その内容は、自分は死神であり、不死身
だと言うこと。そして、人の寿命を吸って生きる天使を殺す義務があるということ。
そして千寿は、自分が助けた少女、キリと共に天使狩りを初め、関係を深めていく。
死神と天使が紡ぐ、バトルファンタジー。ここに誕生!
この作品は「カクヨム」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 20:29:13
6927文字
会話率:38%
「この世には神も天使もいない。いるのは羽の生えた殺人生物だけだ」
――天使。
ロストナンバー
異常現象大別5番・第五現象、
『 異 種 』 。
呪いに起因せず、かといって人間でもなく、そもそもその発生に人の
意志が一切関与していない『別種の生物』。
異常現象狩りたちですらその存在を信じない、ただ分類不能な妄想を投げ込んでおくだけの捨て番号「5」番。
そんな第五現象の撃滅を専門とする二丁拳銃のはぐれ狩人・浅葱光一と、花宮市異常現象狩りエース・最速の日本刀使いタケル。
そして、かつて花宮市を壊滅させかけた災厄の天使「赤羽」。
突如街なかに現れた廃教会への潜入任務中に、光一は十年前の悪夢である「赤羽」と再会する。
「塵は塵に、灰は灰に…………無は無に還りやがれぇぇええ――ッ!」
白羽が舞い散り、荒々しい銃歌が夜の静寂を殴殺する。
天使狩り
(この作品はエヴリスタにも投稿しています)
2019.10.28 完結しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 19:00:00
356442文字
会話率:51%
悪さをする天使を一人の少年と神様全否定の女悪魔がボッコボコにするお話しです。
自殺をした者は地獄へ落ちる。
ある日妹が自ら命を絶った。もう一度妹に会いたいキョウヤは自分の手首を切った。
すると迎えに来た女悪魔のルシエルにとんでもない事実を聞
かされる。
妹は天使にお持ち帰りされたため地獄にはいないと。
怒りに打ち震えるキョウヤにルシエルがある提案をする。
自分と契約して天使を地獄に落すことに協力すれば、妹を生き返らせることが可能だと。
キョウヤはルシエルと契約を交わすことに。
そして異世界転移を果たしたエイヤ。
こうして一人の少年と悪魔による天使狩りが幕を開ける。
※全十二話を一気に掲載予定。伏線未回収。暇つぶしには丁度いいと思うので良ければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-29 17:11:38
39588文字
会話率:35%
世界に天使が降臨するようになって百年。天使は人々に災厄と幸福をもたらしていた。
天使に対する尊敬と畏怖により生まれた、「天使教会」が大きな力を持つ中、
天使のもたらす魔力を利用しようと、魔術師達も密かに活動をしていた。
高校生の椿直巳は、
「神秘呼吸」(アルカナ・ブレス)という能力を使って天使教会で仕事をしていたが、あることをきっかけに、「天使狩り」という禁忌に足を踏み入れることになる。
同級生の「伊武希衣」(いぶ まれい)や、謎の少女「高宮=アイシャ=スレイ」と、その従者達、「高宮A」、「高宮B」の力を借り、天使を狩っていくのだが――
謎の存在である天使を中心に、魔術師、天使教会、反天使同盟、異端勢力など、それぞれの思惑が交錯し、椿直巳の黙示録は綴られていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 22:13:00
1085650文字
会話率:45%
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【統合のお知らせ】
「ツバキ黙示録」シリーズは、以下のURLに統合しました。
お手数ですが、再ブックマーク、評価をお
願いいたします。
「ツバキ黙示録」シリーズ
http://ncode.syosetu.com/n9175ch/
今後は上記URLで更新をしていきます。
感想、評価も上記にてお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界に天使が降臨するようになって百年。天使は人々に災厄と幸福をもたらしていた。
天使は人々に畏怖と魔力をもたらし、「天使教会」や、魔術師達を生み出した。
高校生の「椿直巳」(ツバキ ナオミ)は、「神秘呼吸」(アルカナ・ブレス)という能力を用いて、
仲間である「伊武希衣」(イブ マレイ)や、「高宮=アイシャ=スレイ」と、
その従者である「高宮A」や「高宮B」と共に、禁忌とされる「天使狩り」を行ない、魔力を集めていた。
天使教会が異端への攻勢を強めている――。
その対策のために、アイシャとAは海外へ旅立つことになった。
その直前、Aは高宮邸に、一人の客を呼んだ。
彼女は、「羽奈美令」(ハナミ レイ)といい、花鳥神社の巫女なのだという。
Aは令に、花鳥神社の御神体である、「花鳥ノ嘴」を手渡す。
なぜ、それを自分が持っていたのかは語らずに。
そしてAは、直巳と伊武に、一つの指令を出した。
それは、「花鳥神社で行われる、花鳥祭の成功を見届けてこい」というものだった。
アイシャやAは、それ以外に何も語らないまま、海外へと向かってしまった。
花鳥神社の天使禁制とは何か。
花鳥の巫女、令に隠された秘密とは。
アイシャとAは何を知っているのか。なぜ、何も話さなかったのか。
花鳥奇譚の真実とは何か――そして、もう一つの――。
花鳥神社の時を越えた因縁が、椿直巳の黙示録に第五篇を綴っていく。
※本作は、シリーズ「ツバキ黙示録」の五作目となります。
未読の方は、ぜひ、一作目からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 23:20:39
220853文字
会話率:45%
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【統合のお知らせ】
「ツバキ黙示録」シリーズは、以下のURLに統合しました。
お手数ですが、再ブックマーク、評価をお
願いいたします。
「ツバキ黙示録」シリーズ
http://ncode.syosetu.com/n9175ch/
今後は上記URLで更新をしていきます。
感想、評価も上記にてお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界に天使が降臨するようになって百年。天使は人々に災厄と幸福をもたらしていた。
天使は人々に畏怖と魔力をもたらし、「天使教会」や、魔術師達を生み出した。
高校生の「椿直巳」(ツバキ ナオミ)は、「神秘呼吸」(アルカナ・ブレス)という能力を用いて、
仲間である「伊武希衣」(イブ マレイ)や、「高宮=アイシャ=スレイ」と、
その従者である「高宮A」や「高宮B」と共に、禁忌とされる「天使狩り」を行ない、魔力を集めていた。
伊武の過去を知る、「魔術具作成者」(クリエイター)である、「Hg」を倒した直己達。
「Hg」の作った魔術具のおかげで、直己の姉である、「椿つばめ」の容態も安定していた。
直己達は新たな魔力獲得方法のために動いていたのだが、
天使狩りに出た伊武希衣が、何者かに襲われて敗北してしまう。
直己達が伊武を襲った犯人を捜す中で、直己達は、「天使の子供達」という言葉を見つける。
そして同じころ、高宮Bは、「くるり」という少女達と出会うのだった。
伊武を襲った人物の正体とは。
謎の少女、くるり達とは一体何者なのか。
「天使の子供達」とは何なのか。
そして、すべてがわかった時、直己は何を選ぶのか――。
椿直巳の黙示録。少女達の絶望と希望が、第四篇に綴られていく。
※本作は、シリーズ「ツバキ黙示録」の続編、四作目となります。
未読の方は、ぜひ、一作目からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-21 21:28:12
206315文字
会話率:46%
呪いをかけられた今時JK「黒谷舞琴」。
彼女は憑かれやすい体質な上にとても霊感があり、それをフル活用して遊んでいたある日。
何かの表紙に崖から落ち死んでしまった。
そんな彼女は目が覚めると・・・
悪魔の生まれ変わりの少女と天
使達の生まれ変わりの少女達の終わり無き戦い。
今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-07 19:06:09
658文字
会話率:60%
「そうね…あなたが一回死ねば…」
いきなり空から降ってきた人「天使」
そしてそれを追うのも「天使」
一回死んだ僕は「天使」
天界と地獄界。
神様と閻魔。
魔法と脳加速。
天使狩りの反逆組織「レジスタンス」
人間であり、人間ならざるもの。
天使であり、天使ならざるもの。
巻き起こる様々な事件はまさに驚天動地!
授業中の妄想から生まれた時雨 恵の異色ファンタジー
僕にしては珍しいちゃんとした戦いファンタジーもの!
ここにあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-22 23:56:22
23535文字
会話率:61%