愛だとか恋だとかラベルを付けて男と女が関わり合ったところで、理解し合えることなんか何ひとつ無い。
別に理解したかったわけでもない。でも理解できると傲っていたとは言えるかもしれない。
恐らくは誰もが、理解し合えていると思いたいだけなのだろう。
僕もそうだったし、他の人も多かれ少なかれ、知った気になっているだけなのだと思う。
そうやって、理解し合えているつもりの男と女は、相手と向き合い、真剣に関わり合っている気になりながら、結局は、自分自身の内面で繰り返しているだけのマスターベーションに陶酔している。
そこには、ただ、寂寥感だけが漂う。人の日常など、その程度のものでしかない。
この物語の中では、事件も事故も起きない。決してハッピーエンドではないけれど、別に悲劇などと大袈裟に言うようなものでもない。寂寥感を抱えた若者の日常を淡々と記したに過ぎない。
──書きかけのまま、たぶん25年くらいは放置してしまった作品。あのときの自分自身がどういう気分でこれを書いていたのかは、今でもしっかりと記憶している。時間を巻き戻して、少しずつ、書いていこうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 12:27:30
844文字
会話率:8%
結構、大袈裟に言い過ぎじゃない!?
私の彼氏は、何でもかんでも直ぐに【大袈裟に言いまくる!】
少し前も、、、カップラーメンを食べようとしてポットお湯を
カップラーメンに注いでいたら、、、?
彼が私にちょっかいを出してくるから? 少しお
湯がこぼれて
私の足にかかり、ちょっとだけ火傷をしただけなのに、、、!!!
この男ときたら!? いちいち大袈裟に言い過ぎなのよ!
私たちはいったい!? どうなっていくの、、、?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 03:00:00
1850文字
会話率:42%