東に扶桑の巨木があって、西に若木の大樹がある世界。
西の地には崑崙と呼ばれる西王母の支配する楽園があった。
しかし、その崑崙に福地、西王母の祝福をうけた飛び地が存在することは、あまり知られていない。扶桑と若木の中間点に魔桑樹と呼ばれる
巨樹があり、その頂上に東市という街があった。
これが崑崙福地のひとつである。
この東市の一角、月夜之町三丁目別名幻商店街に奇漫亭と呼ばれるパブがあった。
奇怪、変態、不可解の、人やものが集う怪しい酒場奇漫亭。
そこの女主人ヒデちゃんと、謎の傍観者を自負するあたしの、とても奇妙な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 18:34:09
54103文字
会話率:41%
時は平安、
陰陽師の家系である賀茂氏の少女が式神の大蛤と共に様々な怪異に遭遇していくお話。
できるだけテンポのいい会話を目指します。
これなんのこと?みたいなのがあったら気軽にメッセください。
最終更新:2013-05-10 10:22:55
10385文字
会話率:40%