『魔力』が新たなエネルギーとして発見され、それを活用する技術が確立された現代。
ファンタジーのように手から火を出したり、自由に空を飛ぶような「魔法」は無かったが、生身の人間から大量のエネルギーを出すことが出来ることを利用し、各国は魔力で動
く戦闘スーツ『ウォーギア』を競うように開発する。
日本はそのウォーギアを身に纏う兵士の事を特殊兵と呼び、国防における重要な戦力だとした。
魔力量には個人差があるものの、多くの者が二十代において最も高い魔力量に到達する。兵士になるには数年の訓練が必要なのに対し、特殊兵としての熟れ盛りは二十代。
これに対応するため、日本は特殊兵を育てる学校を設立した。
物資も人的資源も少ない日本において、個人で大型兵器級の決定力を持って戦局を変えてしまう特殊兵はまるで有名人のように国内で人気を博した。
国を守る英雄たちの存在は子供たちの心を刺激し、多くの若者が特殊兵に憧れて特殊兵養成学校を目指した……。
国内で有名な特殊兵養成学校『黒紡高校』。
そこに一人の少年が入学した。
小さな頃に名前もわからない敵国の特殊兵に家族を殺された彼は、導かれるように黒紡高校へと入学した。
復讐するためか。
それとも過去のトラウマを克服するためか。
もしくは誰かに言われたからなのか……。
自分でもわからないまま一人の少年は学校に通う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:24:23
123847文字
会話率:38%
第3次世界大戦が勃発し、4足歩行の大型兵器XAAG2-007、通称7号機のパイロットだった美月は、敬子によって意図せずに死んでしまったのだった。
気が付くと、彼女は前世好きだったSFロボットアニメCELESTIAL NEXUSの世界のメイン
ヒロイン蓮の前にいた美月。変わり果てた姿の蓮により、敬子がCELESTIAL NEXUSの世界に転生していて、何でも敬子により世界が危機に瀕していることを教えられる美月。そこで、美月は蓮に頼まれるがまま、CELESTIAL NEXUSのエンディングまでに生き残りつつ、敬子の目論見を止めることにするのだった。
これは、SFロボットアニメの世界に転生した美月がグリムムーンに搭乗して、世界を救うまでの話。
※作者はロボアニメあまり詳しくないので、至らないところが多いかと思います
※更新頻度は遅めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 18:44:20
10173文字
会話率:56%
依巫、神の器、人柱。妹はそれに選ばれたのだという。その身に神を降ろしてしまえば、妹はもう神殿から出ることは叶わない。泣きじゃくる妹を胸にきつく抱いて、僕はこの村から逃げることを決意した。(4.宿主)
全球を巻き込んだ大戦が終結し、役目を終
えた機械兵器は一斉にスクラップにされることとなった。しかしわたしは特別な思い入れから、彼をなかなか政府に届け出ないでいた。(5.わたしの大型兵器)
どれも500〜900文字程度の、ちょっと不思議な短編集。様々な世界における様々な人の拠り所を描いたり描かなかったりする。童話風やファンタジーから現代物、近未来まで。
(SNSで公開していたものの再録。1日1話更新、ストックが尽きたら完結表示にします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 23:42:43
15304文字
会話率:15%
ロボットアニメ、見ますか? ロボゲーやロボ漫画でも構いません。
”良い”ですよね、巨大でヘビーでカッコいい機械がぶつかる戦闘シーン。わかるわかる。
で、ロボットアニメを愛好する皆様は何度か目にしておられるはずです、作中にときおり登
場する”超大型兵器”を。
解説しますと、超大型兵器とは作中の標準的なロボより何倍もデカい機体のこと。ただでさえ巨大なロボットよりも、さらに巨大な規格外の機体群です。ガンダムシリーズで言うところのMA(モビルアーマー)です。デンドロビウムとかシャンブロとかです。
私、この手の超大型兵器が好きなんですね。主人公機が巨大な敵を撃破するジャイアントキリング要員としてかませ犬になることも多いですけど、それでも好きなんです。
このエッセイはそんな超大型兵器について語るものです。作品未視聴の人向けの解説はあんまりないです。各作品のあらすじなんかは公式サイトやWikiで確認したってください。作品のネタバレもバンバンするのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 11:15:32
14063文字
会話率:1%
『野生のオスは焼き殺せ』
それが惑星ネーリにおける掟だ。
地球人の植物学者ヒロミ・クロカワは、学術交流の目的で、長い航行を経て
「昆虫の惑星」と呼ばれるネーリへと赴く。
そこで彼女は、昆虫型の大型兵器”シーロトワミ”を操る操士、トワと出
会った――
※当面は日曜24時更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 00:00:00
476344文字
会話率:52%
人間は愚かにも自らが暮らす地球を下らない争いで破滅へと追いやった。だが多くの生物を死滅させた人間は図太く生き残り、技術を保有する企業が人々を導く新たな文明を築き上げた。
そんな地球で傭兵として活動していた2nd《セカンド》はある依頼を受
けた結果、奴隷商に捕まっていた幼い少女を救い、ひょんなことから彼女から新たな依頼を受ける事になってしまった。依頼内容は少女を彼女の故郷である日本列島へ送り届けること。
最初は少女のいる生活に戸惑いを覚えていたセカンドだったが、その日を境に孤独だった男は徐々に変わっていく。
毒舌気味のAI、我の強い人間達、負の遺産が残る地球で強かに争う大企業。
二人の旅路には生き残っている人間たちの思惑や傭兵として活動するが故のしがらみが絡み付き、常に血の流れる争い事が付きまとう。
それでも時には銃を握り、時には大型兵器を操りながらも、セカンドとセカンドに救われた少女は今日も暢気に笑いながら荒野となった世界を歩く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-26 18:00:00
249890文字
会話率:27%
「発見、これより対象を捕獲する」
兵士達が少女に対してアサルトライフルを構える音がガチャガチャと響いた。
その少女が裸足で床を蹴る挙動は、一気に物理的に取り得る加速の最たるものを体現し、言語を絶する勢いで距離を詰めてきた。
彼女のコー
ドネームは『アヌンナキの姫君』
■小説でアニメのように“動く”戦いを!
子供の頃にオモチャを両手に戦わせた全ての少年に捧ぐ! 銃撃戦、人型大型兵器、退廃的な都市、等々。SFの持つ格好良さで、しっかり“バトる”ことを目的に作成していきます。
※カクヨム重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-18 10:40:02
16035文字
会話率:27%
【閑章投稿開始】読者への感謝として番外編を投稿致します。本編への関りの無い日常を描いた章になります。本編ではあまり登場出来なかった人や、普段とは違うハウンズの日常、その他諸々が織り出す日常的なお話です。
Ahctシリーズの第一作目の物語…
‥
幻想が現実にあり、進歩した科学も幻想のような、そんな世界の物語。「こんな鉄屑の世界に未練なんてありませんよ、誰もネ!」壊れ逝く世界の中、彼らは何を見、どこへ向かうのか・・・(注)Past DaySは番外編になります。本編は第一章からになっております。分かり難くてすいません。
各章で主人公や物語のテーマが大きく違うので、たぶん色々な方に楽しんでもらえるかと思います。最後までお付き合いくだされば、嬉しい限りです。
評価や感想がありましたらお気軽にどうぞ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-05 23:44:24
266500文字
会話率:52%