朝岐月彦(あさきつきひこ)は、他人の夢に侵入して夢を違える能力を持ち、臨床心理士として生活の糧を得ながら、依頼者の夢違えを行っていました。
或る日、亡き妻長夜(ながよ)が働いていた華岡亭という料亭で、琵琶と三味線奏者の黒沢環という少年に出会
います。
彼の演奏する琵琶の素晴らしさと、若さに似合わぬ悲愴感に心を揺さぶられ、弟子入りします。
実は、環は数奇な運命を起因とする悪夢に苦しめられていました。
環を通して、見吉(みよし)という彼の叔父とも親しくなるにつれ、悪夢が次第に環を蝕み始めます。
見吉は環の置かれた状況を朝岐に語り、環の夢違えを依頼します。
朝岐は無事に、環の夢を違えられるのか。人々の見る夢の世界を織り交ぜながら、物語は進んで行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 18:57:12
49937文字
会話率:32%
ある日、幻想郷の中で大きな噂が飛び交った。それは、『箱舟』を見た、というモノ。
幻想郷には海なんかないので、そんなのはただの作り話だと思っていた――、多くの者は。
しかし、残り少数の者は、その実在を確かめ、それを追い駆けた。
半人半吸血鬼。
魂喰い。
竜を飼う人間。
その三つの主戦力は、宝船に手を伸ばし、強く願った。
『捕まえてやる』。
*****
『東方星蓮船』の二次創作です。
キャラは僕のオリキャラがメインになります。
戦闘シーンが多くなると思います。それが嫌だと言う方にはお薦めできません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 20:19:15
41734文字
会話率:33%
(参考資料)http://icabinet365.blogspot.com/2017/01/blog-post.html
少年は自分の特質性に気が付かぬまま幼少期を過ごした。彼に兄弟はいなかったが、幼馴染には年の近い少女達がいたため、彼は彼
女らに混ざり姉妹として生きていた。
彼には両親もおらず、接する大人はみな若い女性のみであったため、彼はその事に何の疑問も持ちえなかった。
その生活に変化が起きたのは彼が十歳になったある日だ。事は彼の中に秘せられていたあるものが発芽した瞬間に始まった。
――それから余年。少年は現在、CodeKingの名の元に執り行われているとある事件に巻き込まれている。
この物語は、その一部始終を描いた「人類最後の年」の、記録資料である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-06 20:53:57
5957文字
会話率:16%
あの霊夢が外来人だと聞いたら、貴方はどうしますか? 真実を受け入れますか? 元に戻しますか?
※この短編小説は上海アリス幻樂団の手掛ける東方projectの二次小説です。ZUN氏CDである、夢違科学世紀のショートストーリーの内容、キャ
ラ破壊、独自設定等が含まれます。また、前回投稿した『夢現な夢幻』の続きです。読んでない方はそちらを読んでからの方がより理解が深まります(読まなくても理解は大方できます)。
夢中で書いていたら長くなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-29 22:04:06
16557文字
会話率:68%