巨大な壁に挟まれた一本道の世界を旅するフェルド、二本の山脈の間に広がる海洋に生きる漁師のエリック、闇に覆われた世界に生きる夜盲を持つ少年のペペ、身分差を埋めようと活動する姫のアキヌ。彼らの生活はけっして交わらないが、一つの支配下にある惑星
上で営まれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 17:10:48
39850文字
会話率:50%
個性あふれる彼女との日常を書いた笑いあり、涙ありのノンフィクションのお話です。
最終更新:2019-01-18 23:05:43
5789文字
会話率:3%
ひとが考えているより、鬼はもう少しだけ賢くて、もう少しだけやさしくて、もう少しだけひとらしい。
鬼狩りが行われていたとある村の娘で、夜盲症の小夜は、家族愛というものの形をよく知らなかった。ともだちに疑いがかけられ、小夜の抵抗も意味をなさず
に火あぶりにされてしまったその日、小夜は山奥で出会った一人の鬼から家族の想いを知っていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 18:00:00
11198文字
会話率:51%
僕が恋をした陸上部の先輩は、夜は目の見えない夜盲症だった。
そして一般には美人なタイプの女性ではなかった。
だからなんだってわけでない。
僕は関係なく彼女が好きだったんだ。
ただそのことを僕は、誰にも言えないでいた。
最終更新:2010-07-17 12:57:44
30128文字
会話率:31%