「コレハ遠イ世界カラ君達ニ送ル記録デアル」
亜暦三三六年。空は閉ざされて、街は暗い光と外壁に包まれて久しい。
そこに住む住人だって褒められた物じゃない。
皆んな、下を向いて己の罪と向き合い兼ねている。
だが、それならそれで良いとも思う。
何より、私達は自由であるべきだと思う。
どうせ世界は誰かの歪んだ妄想に過ぎないのだから。
コレを読む者も同じ気持ちである事を願う。
注)読み易さを重視する為、本文で話されている言語は平仮名に翻訳されております。
※この小説は他サイトにも掲載されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:41:25
70096文字
会話率:38%
元暗殺者の上村翔(かける)は、趣味のゲームをして、高校生活を一人で送る自堕落な生活をしていた。
ある夢を見た次の日、攫われそうになっていた仮面をつけた少女――財閥のお嬢様、西風こと西園寺咲夢(さくら)を助けたのが始まりだった。
迎えが
来るまでの日を部屋に居候させる、という名のお持ち帰りで共に過ごした結果、逆にお持ち帰りされる事態にまで発展する事に。
そして咲夢からのある依頼を断った日の夢……咲夢が人の夢と繋がる力をもっていると知り、翔はどこに行っても逃げられない、寧ろ外壁を埋められる事態にまでなりかねないと悟った。
彼女の愛でられたいは、暗号なのかもしれない。
これは、元暗殺者の過去を持った翔と、人の夢と繋がる力がある咲夢の、現実と夢をかけて繋がっていく一風変わった恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 21:01:10
86538文字
会話率:34%
スラム街で家族と慎ましやかに暮らしていた私が思い出したのは……現代日本で生きた記憶だった。
快適な生活を思い出してしまったせいで、今までは気にならなかった酷い環境がいちいち気になってしまう。
前世の記憶なんて思い出さなければここで幸せに生き
ていけたのに!前世なんて思い出したくなかったよ!
さすがにこの酷い環境は無理だ。ドブ臭い吹けば飛びそうなボロい小屋で虫と共同生活なんて、元日本人の私には耐えられない。
せめてもう少しだけ快適な生活を、外壁の外であるスラム街じゃなくて街の中には入りたい。そんな少しの望みを持って行動を始めたら、いつの間にかこの世界の重要人物になっていて……?
私は平穏に暮らしたいだけなのに!!
この物語は人並みの幸せを求めた少女が、いつの間にか救世を望まれる重要人物になってしまう物語です。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 20:20:00
629323文字
会話率:56%
大気汚染が深刻化し、人々が酸性雨に怯える世界。
建物の外壁は強酸を防ぐ塗装がほどこされ、外出時には酸素ボンベと酸性雨防御カッパが欠かせない。
外生の植物はほぼ死滅し、街は荒廃の色を深めている。
少年セイは古い酸素ボンベを抱え、危険を承
知で裏路地の工房を訪ねるが、そこでは修理部品や酸化に強い通貨が取引されていた。
街のあちこちには雨に侵された残骸が転がり、修理業者も不足しているため多くの家が崩壊の危機に瀕している。
政府が建造した巨大ドームは完全防護を謳うが、富裕層や特権層しか立ち入ることができない。
強酸の空気を吸い続けた人々の中には呼吸困難に陥る者も多く、医療機関は悲鳴を上げている。
廃色の空を突き破るように降り続ける酸性雨の下、誰もが深い絶望を抱えながらも、生き延びる術を模索するディストピアが描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 14:30:41
3783文字
会話率:9%
白い外壁のとある建物。その色はくすみ、敷地内には雑草が生い茂っている。かつて室内に響いていたのは、工具の音と独り言。だが今は、思わず顔をしかめるような作業音もすっかり止んでいる。
その代わりに、新しい声が一つ加わっていた。この建物の主で
ある博士と、もう一体……。
「モンドエラ、今日から君に『感情』というものを教えよう」
『感情とはなんですか? 博士』
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最終更新:2025-03-09 11:00:00
2108文字
会話率:70%
昼下がり、とあるトタン外壁の平屋。そこに住む男は、突然の轟音に目を覚まし、顔をしかめた。
「クソ……いったい、今の音はなんだ?」
男は大きな欠伸をひとつし、耳を澄ませた。先ほどのものより大きくはないが、金属を叩くような音が断続的に聞
こえる。
男は窓を開けて、庭に出た。音の出所は隣の家の庭のようだ。隣の家との間にある低い塀に肘を乗せ、覗き込むと、隣人が金槌を振り下ろしているのが見えた。
「おい、あんた! うるさいぞ。今日は日曜日だろうが。静かにしてくれよな」
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最終更新:2024-12-01 11:00:00
1892文字
会話率:43%
15年前から世界中に出現し始めた「ダンジョン」はそこからの生還者に強大な力を与えることから「ランダムに生まれる核ミサイル」と形容され、各国が何人の侵入を許さないように厳重に管理していた。
西川、加山、元木の3人は、5年前に突如生まれ育っ
た町に生まれたダンジョンについての興味を抑えられず、ついに元木家にある「秘密の坑道」から山の中にあって見えないダンジョンの外壁を見てみようと提案する。しかし、秘密の坑道に繋がっていたのは・・・
これは中学2年生3人組の長い夏休みの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 20:35:42
3550文字
会話率:53%
カマイタチが棲むのなら、街をかたくまもれ!
最終更新:2025-01-27 07:00:00
505文字
会話率:0%
✴︎アルファポリス・カクヨム・ノベルアッププラス・エブリスタに連載中✴︎
俺は、ガルド=フレイ 18歳。
早くに両親を亡くし、1人で生きてきたせいか 人と関わるのは苦手。
そんな俺でも、自分の力が皆に必要とされれば断れない性分。
ある日、村の外で魔獣が現れた時も 俺は村の人々の為に立ち上がった。 魔獣の討伐が、いかに危険であるかは理解している。
しかし、誰かに必要とされる事に、俺は生き甲斐を感じていた。
そして・・・運命の日が訪れる。
俺はいつものように頼まれて村の外壁の修理をしていた。
すると山の洞窟の方から、女性の悲鳴が聞こえ俺は悲鳴のする方へ向かった。
そして俺は急いだ。
洞窟の入り口付近に、倒れている女性を見つけた。
その女性は、魔物に襲われ致命傷では無かったが深い傷を負っていた。
そして女性は洞窟の中にまだ仲間がいるから助けて欲しいと言い、俺は洞窟の中に入って行った。
そこには女性の仲間が魔物に襲われ血を流し倒れていた。
俺はその魔物と戦い倒す事は出来たが、死闘の果てに生死の狭間をさまよう事になった。
そして意識が遠のく中、誰かの声がした。
それは神の声だった。
神は俺に選択を迫った。
世界を救い英雄王となるか、このまま死を選ぶのかと。
俺は世界を救い英雄王となる道を選んだ。
だが今に思えば本当にそれで良かったのかと思っている。
……そうこれは英雄王と呼ばれたガルドの物語である……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 23:46:17
130996文字
会話率:48%
戦場にそびえる要塞のような外観。朽ち果てた外壁に絡みく蔓が、青白い月影でぼんやりと輝いている。
~Dunk of Destiny~
正面にそびえる重々しい扉が、唸りを上げながら動き始めた。錆びついたヒンジが軋みを立て、静寂を切り裂き
響く。
荒れ果てた大地を統治する アルヴァン 率いる バッドボーイズたちと、太郎たちの戦いが再び!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-25 21:16:20
25308文字
会話率:39%
二十二世紀初頭、長いあいだ危惧されていた最終戦争がついに勃発。
NBC兵器の大量使用により地上からの避難を余儀なくされた人類は、かかる事態に備え建造が進められていたメギドという名の地下シェルターへ逃げ込んだ。そこはあらゆる機能がAIによっ
て管理された巨大地下都市。中央にそびえる人工知能塔は、汚染された水や空気の浄化機能や大規模な発電機能、さらには地下空間上部に疑似的な空を作り出す人工気象機能までも備えている。そして、随所に設置された無人倉庫には膨大な備蓄品を無駄なく平等に支給するための仕組みが組み込まれており、これらによって人類は絶滅を免れることに成功した。
それから数年、地下での暮らしがようやく安定の兆しを見せ始めた頃、思いもよらない災厄が再び人類を襲う。地上から突如として侵入してきた獰猛な変異生物――鬼獣が人々を襲い始めたのだ。それは環境汚染が生んだ突然変異体とも、戦前に研究されていた生物兵器ともいわれ、強大な力と恐ろしいまでの獰猛さで次々に人間を捕食していった。
地上での過ちを教訓にメギドへの銃火器の持ち込みを是としなかった人類は、徐々に支配領域を狭めていく。そんな彼らに救いの手を差し伸べたのは、またしてもメギドであった。都市を管理するAIは、当時の科学技術の粋を集めた人工知能塔の機能を用いて対鬼獣用人工生命体――騎士を生み出すことを決定。遺伝子工学的に特殊能力を付与された彼らの活躍により、人類はメギド第二層までの奪還に成功した。
それからおよそ一世紀、人類と鬼獣の戦線は第二層外壁を境に拮抗していた。そんな中、九十世代の騎士として生を受けたアキツは、騎士訓練校の卒業を間近に控えていた。生まれながらに背負わされた騎士としての重い宿命。それに不満を抱きながらも日々の訓練に励んでいた彼は、友人が足繁く通う孤児院で子供の失踪事件に巻き込まれる。友人たちと共に、草食鬼獣の生息域である森林公園に捜索に入るアキツ。果たして彼らの運命は? いま、大きな運命の歯車が静かに回り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 22:10:00
123530文字
会話率:61%
神と呼ばれる者達は、遥か昔、水星に住んでいた。
太陽の肥大化によって大地は灼熱地獄と化し、住む場所は限定されていく。
そんな時、宇宙から救いの手が差し述べられる。
新たなる大地……地球への移住を条件に、水星の人々は体内で神器を造る実
験体となる事を約束させられた。
体内で精製された神器は、その者を殺さなければ取り出す事が出来ない。
宇宙人に神器を搾取され続ける日々……耐え兼ねた人々は反旗を翻し、ついに地球に残された宇宙人を全滅する事に成功する。
そして、長い年月が過ぎ……自らを神と名乗る水星人は、いずれやって来る宇宙人の反撃に対し、宇宙人の記憶を持って生まれてくるヨトゥンと呼ばれる者達の命を使って外壁を造り、世界を隔てたもう一つの世界を造る。
更に長い年月が過ぎ……そんな神々の行動に異を唱える者が現れた。
未来の為に今を犠牲にし、宇宙人に対抗する為の地盤を作ろうとするロキ。
一人一人の命を大切にしたい光の神バルドル……
バルドルの存在を邪魔に感じたロキは、その命を奪う。
しかしバルドルを慕う多くの人々の手によって、人として生まれ変わる。
その身体に、ヨトゥンの血を宿して……
再び激突するロキとバルドル!
その戦いは、バルドルが心を失う事で決着した。
それでも……心を失っても、バルドルを慕う者は後を絶たない。
心や記憶を失ったバルドルは、魔導師マーリンによってアーサーという名を与えられて、聖凰騎士団の団長となる。
その聖凰騎士団は、何故か人間の暮らす町に襲いかかった。
バルドルが人間に生まれ変わった後、義理の兄として共に生活していた義兄である航太は、人間に牙を剥く義弟を救うべきか戦うべきか悩む。
そんな中、航太が身を寄せるベルヘイム王国は、聖凰騎士団討伐軍を編成し始める。
人間の脅威になりつつある聖凰騎士団は、倒さなくてはいけない相手だと認識されていく。
だが……ベルヘイム王国に、もう一つの脅威……
ロキやクロウ・クルワッハの指揮するヨトゥン軍が、ベルヘイム王都に迫りつつあった……
赤き瞳が輝く時、世界が滅びる……
鳳凰の翼が羽ばたく時、世界は救われる……
命と世界……
人と神と化け者……
何を守り、何の為に戦うのか?
何が正義で、何が悪なのか?
未来を紡ぐ為の戦いの扉が開かれる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 21:06:29
165317文字
会話率:42%
外壁塗装と屋根の修繕工事が始まった。工期は1カ月。一番の心配事は、物音に敏感で怖がりなネコのぷーちゃんのことだ。彼のストレスを出来る限り少なくしながら工事期間を無事に過ごすには、どうすべきか?
最終更新:2024-09-03 05:00:00
3275文字
会話率:6%
この世界では、『ドラゴンの巣作り』について公の場で語ることはタブーとされている。
そもそも『ドラゴンの巣作り』とは何か?
一言で表すなら、災厄だ。
巣立ちの時を迎えたドラゴンは、新たな定住の地を求めて旅に出る。
悲劇は、ドラゴンの琴
線に触れる土地が見つかった瞬間から始まる。最強種たる存在に恐れをなした数多のモンスターが逃げまどい、その結果、幾千万の争いが誘発され、命が蹂躙されていく。
当然のことだが、「どこどこでドラゴンが巣作りを始めた」などとウワサが広がれば、大陸中がパニックになる。だから、ドラゴンの巣作りについて、みだりに口にしてはならない。
そして一か月前。
少年ルドルフが住む大森林に、ドラゴンが巣を構えた。
決死の逃避行は一か月も続き、ルドルフと村人達は鉱山都市に流れ着いた。鉱山都市は強固な外壁に守られており、一貫して平穏が保たれていた。
しかし、領主は増加し続ける避難民を歓迎しなかった。しまいには、居住を認める代わりに法外な税を課すとふっかけた。
あとがない村人は、二人の少年少女に最後の望みを託した。
千年に一度の土魔術師ルドルフと、完全保存食であるエルフ豆の生成魔法に長けたエルフの少女アメリアにだ。
果たして二人は、短期間で莫大な額のお金を稼ぎ、家族や友人を救うことが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 10:31:28
14061文字
会話率:44%
蔦だらけの平屋に住むアカリ。このまま放っておくわけにはいかないが、アカリは面倒がって掃除をしようとしない。そこで親友のミーコは、蔦の外壁を使ってカフェテリアにすることを提案する。
キーワード:
最終更新:2024-07-26 22:07:44
4652文字
会話率:49%
大学生の柏崎智也は、友達と居酒屋で酒を飲んだ後にタクシーを利用した。乗り込むとすぐに寝てしまったが、ふと目が覚めると、運転手が居眠り運転をしていることに気づき、急いで起こした。運転手がブレーキを踏み、タクシーが止まる。智也は怒ってタクシーを
降りた。すると、一繋がりの建物に周りをぐるりと囲まれていることに気づいた。外壁には人間が通れるだけのドアと窓しかなく、タクシーが出入りできる空間などない。運転手もどうやってここに入ったのか分からないという。智也は運転手と共に、建物の中に入ることにした……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-12 16:00:00
9145文字
会話率:46%
俺は外壁だった。それしかない。読め
最終更新:2023-11-17 01:19:54
1369文字
会話率:26%
クレアボアンスの私が見た、私の空想的な物語。
人生の壁を克服する為に、
頑張っています。
最終更新:2023-09-23 19:16:18
1169文字
会話率:0%
人というのは断片的な情報だけで物事を判断しがちだ。
例えば、建物。 外壁はひび割れチャイムは鳴らず、苔やつたまでが生えている。
だが、建物の中は?汚いとは限らない。
例えば、政治家。表ではそれらしい事を発言する。(その発言も危ういもの
だ。)
しかし、裏では汚職に手を染め、有事を長びかせる事で自分達の私腹を肥やしている。
この世界は断片的な情報で溢れかえっている。またそれを剥がそうとする者は常に排除されてきた。
その状況に遭遇するのはいつも、玄関や扉や窓なのだ。
とある人はこう言った。
「偉業を成し遂げるために必要なのは技術や才能ではない。きっかけだ。きっかけはなんだって良い。」 と。
このような言葉は沢山の人々の心の支えとなってきた。
丁度ギリシャローマのコロッセオの、トラバーチンのように。
日本のとある県のとある町のはずれ、雑木林が聳え立つ場所の近くに、一軒の粗雑な車庫があった。
その中では、車庫の外見からは到底想像できないようなハイテクな技術が、駆使され、ある一つの全く新しい概念
全く新しいテクノロジーが生み出されんとしていた。
そのテクノロジーは現在の人類が擁するテクノロジーをはるかに凌駕するようなものだった。
まるでSFのようなものだった。
偉大な功績には多大な犠牲がつきものだろう。
白熱電球を発明したトーマス・エジソンは、2万回も挫折したという。もっともエジソンにとっては挫折までもが発明の糧だろうが。
印刷機を発明したヨハネス・グーテンベルクは、発明の為に莫大な借金をしたという。
そしてそのSFのような、テクノロジーを完成させようと日々苦心している青年も、また多大な犠牲を払った。
いや、正しくは払わされた。
才能 名誉、誰もが羨むようなものを手に入れた青年。
ありきたりな、大切なものは失ってから気づくという言葉を何度心で繰り返した事だろうか、
当たり前のことを大切にしてほしい。
そして、家族を大切にしてほしい。
そして、騙されるな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 16:05:55
4768文字
会話率:12%
毒の霧が立ち込める世界。
ペットのような子豚扱いの、チビで赤毛でちょっと胸の大きなのモネは、ある日空に浮かぶ巨大な船の外壁修理で怪しい修理コードを発見する。
だが、次いで起こった爆発に、モネは船から遥か上空へと投げ出された。
死を覚悟したモ
ネが目覚めた時。目の前に広がっていたのは、異界の毒と異形の者がはびこるという、緑豊かな地上。そして、大好きな……でもツレない冷たい彼の、面倒くさそうな表情だった。
見慣れない食べ物、壮大な地上の景色。不自然な行動と、時を追うごとに甘くなっていく態度。
抱きまくらのように抱きしめられて、何度も迎える二人の朝。これは、全部、私が生きるためなんだよね……?
これは、チビで子供っぽいモネが、片思い中の冷たい彼と一緒に空から落っこちて、野宿したりご飯を食べさせあったりテロリストと戦ったりしながら、重たい愛にどっぷり浸かるまでのお話です。
全22話、完結済み!例によってじゃんじゃん連投予定です!
ぜひ最後まで、安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 08:21:54
96659文字
会話率:54%
死後の世界は、現在の地球に存在し、幽霊たちは常に人と共に過ごし、思い思いの幽霊としての時間を過ごしている。
気が付くと俺は火葬場に立っていた。
なぜここにいるのかわからない、そして、自分の体が透けていることに気付き大声を上げるが、ここに
いる人は誰も俺に気が付くことはなかった。
でも、確かに、これはこれで、いいなぁ。
ここから見える景色はまるで、このままビルの外壁を垂直に歩いて進んでいけるんじゃないか?
そんなバカな妄想をさせるような、こわばった思考を忘れさせてくれる風景だった。
死後の世界を見てみませんか。
この作品はNolaノベルにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 20:11:51
15394文字
会話率:48%