それは、破滅の世界に奏でられる人類の曲終(コーダ)――
三つの災厄が襲い、文明が崩壊した世界。デモンという怪物化した者は力を以て命を奪い、力無き者も生きる希望を失わず、戦いに明け暮れた荒野。そんな中である一人のデモン、キョウジは記憶消
失の少女ミユを連れながら旅をしていた。彼女の記憶を取り戻す為に。当てのない旅だが、気ままでもあった。
しかし旅路の行く手を様々なものが阻んでくる。巷に蔓延る血に飢えた野盗。デモン跳梁跋扈の撲滅を掲げる組織、〈ザ・ラウンドテーブル〉。そしてその意志を明らかにしないまま暗躍する〈フォー・ライダース〉と名乗る面々――
乾いた荒野でキョウジとミユは戦い続ける。その先にあるがなにかも分からず、しかしどこかに希望はあると信じながら。
世紀末(21世紀だけど)ポストアポカリプスバトルアクション。枯れた世界に生きる意味は果たしてあるのか? これはその意味を見出す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 21:06:47
214127文字
会話率:51%
21世紀初頭、ルナティック症候群という病気が世界中に蔓延した。それは罹患した者を発狂死させるというものであり、世界は混乱の渦に巻き込まれた。だが混乱の原因はそれだけではなかった。ルナティック症候群を発症した者のごくわずかから、超人的な筋力
、不老の身体、驚異的な自己再生能力を持った新人類が現れたのである。かれらは少数派として差別されながら、一方でその力を暴虐に使った。世界の治安は一変した。それは一種のパラダイム変換であった。
それから20年が経ち、症候群の発生も落ち着いたころ、その新しい社会でルナティカン狩りを生業とする最強の女がいた。女の名前は周防月奈(すおうつきな)。彼女は無法ルナティカンを狩りながら、自由気ままな生活を送っていた。そのことになんら不満はなかったのである。
しかし、ふとしたことでとある少女、城崎苺(きのさきいちご)を助けたことで彼女の生活、そして心は一変する。ただの気ままな暮らしから、少女を護る戦いへと。そして月奈は少女のことを……
そしてせまりくる脅威。〈無謀の仮面〉を名乗る男率いる〈月命団〉の陰謀と暗躍に月奈ものまれることになる。しかし月奈はその圧倒的な力ですべての敵をねじ伏せ、己の道を行く。そう、愛する少女と添い遂げる未来のために――
超常アクションバトル&いちゃいちゃおねロリ百合ストーリー。女と少女は真っ暗闇の世界から、どこかに必ずあるはずの希望をつかむために戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 17:09:18
144824文字
会話率:50%
妹を守ろうとして通り魔に殺された高橋春人は、気付けば異世界に転生していた。
転生先でも妹ができ、さらには剣聖となった前世の妹とも再会。さらには女神様までもが妹だった?
そんな妹たちのために、兄のハルトは鍛冶師としての才能を開花させてゆく。
※カクヨムからの移植・完結済み。
※誤字脱字と一部の変更のみで内容は変わりません。
※カクヨム版→https://kakuyomu.jp/works/16817330648691844377折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 20:00:00
734432文字
会話率:45%
朝の電車で見る彼女は星を見せてくれました…
本を読むために通勤電車を普通電車に変えた
でも、それは建前で、実は気になる彼女を見るために普通電車に乗っている
その彼女は僕に永遠の記憶に残る星を見せてくれる人でした…
最終更新:2024-09-30 18:57:04
7893文字
会話率:20%
2022年4月。デフォルト、についてのものがたり。
キーワード:
最終更新:2022-12-09 00:24:14
2724文字
会話率:0%
20220417春土用入
最終更新:2022-04-17 17:44:44
298文字
会話率:0%
きみはなにもしらない
さあさね、って、君が、あなたが、言った。
さあさね、どうだろ
うん、
さーさ、って
それでさ、
ほら、晴れてる、
雨の日も、雪の日も、好きやよ、
ま、
boku'ha,
僕は、
なんて?、まあね
うん、それでさ
分
かってる、うん
ま、ねって言ってみる
わかんないよ
ごめん
ね
ほら、お休みの日にさ、ロースターが、ぐるぐる回ってたっけ、突如として、
あらわれる、公園
芝生の、音、いや、ネ
(場面転換)
ほら、あれって、イソヒヨドリ、じゃない、
って、急に、カタカナ、
ま、
あれ?!
青いハチ、って、確かに、見たんだ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 22:19:40
244文字
会話率:0%
無自覚社畜♀が絶滅した死霊魔術師に転生させられて異世界に巻き込まれていく話。
元教育係のOL佐直汐音。29歳。
教育係を頼まれる前の仕事に復帰するまでのつかの間の休日、ネットの海で懐かしい会社のロゴを見て友人達と夜な夜なゲームに浸ってい
た学生時代を思い出した。
現在もゲームを作って生き延びていたらしいので悪友たちと懐かしみ談笑したいとダウンロードする。
はたして久々のMMOはまるで別会社なのではと思うほどの技術の向上に始めてもいないのにのめり込んでしまい、じっくりキャラメイクをしている汐音は己の身体の変化に気づかない。
各々忙しくしている友人達と、今度は「大人の女」という立場を気にせずまた昔みたいに騒げることを夢見ながら。
日々のストレスから、そして元教育係という肩書に変化した解放感から、逃げるように空けてきたビール缶はまもなく10本に迫ろうとしていた。
これは偶然が重なり死霊魔術師に転生してしまった佐直汐音、もとい「アルマ」の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 11:00:00
129699文字
会話率:24%
ゲラゲラコンテスト3
最終更新:2021-04-11 16:50:47
1750文字
会話率:99%
塩屋というところをご存知だろうか。
東北地方の中ほどにある片田舎で、一見何の変哲ないところである。
だが、実際に彼の地を訪れてみると、他では見聞きすることのないさまざまな伝承や風習に触れることができる。
今夜は、塩屋の起りに関わるある伝承を
語ってもらおう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 22:04:32
2024文字
会話率:9%
デイサービスかえでにある風呂場への扉がなぜか異世界と繋がってしまった。そこをおばあさんたちが通り70歳ほど若返り異世界へ行くこととなる。個性が強いロリババア集団と共に旅をする介護職員塩屋道隆のちょっと変わったある意味ハーレム物語
最終更新:2018-07-28 21:15:26
7319文字
会話率:28%
福永武彦・中村真一郎・堀田善衛という大作家の共著による「発光妖精とモスラ」が原点である、未来への子供の意志の象徴としてのモスラ。三人のモスラフリークである女子大生が、運命の糸に導かれるようにして出会うことになる。「貧乏の勧め」を家訓とした生
活を実践していた田所令子。正規雇用社員であった父親が年々冷遇の憂き目をみることになった塩屋夕子。幼い頃から未来の夢を見続けていた今田麻由香。彼女の夢は、遥か未来の冷え切った地球に始まり、麻由香の成長とともに近未来の人類が生存可能な地球へと遡っていた。三人はそれぞれに、現在流布している若者のカッコ良さやセンスの概念と一線を画していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-03 16:01:00
128025文字
会話率:45%