「このままだとソフィーが婚約破棄されて処刑されるぅぅぅ!」そう言いながら飛び込んできた王太子・カインに優雅なティータイムの時間をぶち壊された公爵令嬢・ソフィーリア。そしてソフィーリアは彼からの情報を頼りに転生ヒロインのざまあに成功した。そし
て数日後、二人は再び集まった。「それにしてもカイン様が泣きついてきたときはとうとう頭が壊れたのかと思いましたよ」「それはひどくない!?結局ソフィーだって転生者だったじゃないか!」そう、二人は同じ日本からの転生者だった。こうして、転生令嬢(有能)×転生王子(ポンコツ)の小さなお茶会が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 18:10:04
15789文字
会話率:43%
世界の端の町に住む記憶を失った「テル」は、居候先の保護者から頼まれたお使いの途中で魔物に襲われてしまう。絶体絶命のピンチで死を覚悟した時、「秘術士」という不思議な人達に助けられた。
その直後、どう見ても幼い子供にしか見えない自称「かつての
仲間」が目の前に現れ、テルは自分が「真の光の御子」であると告げられる。
闇の御子に出会い魔物をこの世界から消し去るため、テルは再び旅に出る。
これは、名も無き世界の人々が未来を掴み取るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 21:20:55
20450文字
会話率:45%
僕・葉桜夜凪には、小さい頃からの幼馴染がいる。棚町陽依。彼女のことを女の子として意識してしまうようになったのは、小学校高学年くらいからだろうか。随分と前からということになるけど、自分に自信が持てなかった僕は、何年もの間ずっと、その淡い恋心を
胸の内に閉まっておくことしかできずにいた。そんな自分から脱却したくて…学生生活を終えて一人前の大人になったら、陽依に告白することを決意する。だが、もう遅かった。陽依の傍には別の男の存在があった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 21:03:22
7725文字
会話率:7%