かつての元四番バッターだった夕日と毎夜の様に一人では発狂してしまう千秋の二人が、お互いの身体を貪り喰らう爛れた日常を描く。その先に待つのは破滅か、それとも……。
最終更新:2023-05-11 18:00:00
8278文字
会話率:25%
「伊達、おい伊達。何してる? お前の出番だろ」
とある野球場。
自分の名前を呼ばれた彼は怯えた小動物のようにビクッと体を震わせた。
彼の名は伊達。プロ野球選手。
そして四番バッター。
新人ではあるがチームの要。子供たちの憧れ。
そう、
憧れ。
それ故に彼は今窮地に陥っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 10:00:00
4203文字
会話率:15%
ネットもスマホもなく、世の中がまだおおらかだった時代のとある町で……。
解散寸前の少年野球チームに所属し、四番バッターを任される主人公・ショウグン。
ある日、彼のクラスに転校生の少女・リンナが現れる。
どこかで出会ったことがあるはずの彼女の
事をショウグンは思い出せない。
しばらくして、ひょんなことで彼女の正体を知った彼と仲間達のとある熱い一夏の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 19:00:00
60564文字
会話率:38%
さかな短編集。
『トマトとネーブルオレンジ』
仕事帰りの居酒屋でトマトとオレンジの気持ちになってみた。
『デブメガネ』
そのメガネを通して何を見ている?
『四番バッターのフライ』
少年野球チームの監督の約束
『ATM』
盗みをしなく
てよかった。でも……。
『タイムカプセル』
成人した息子に父が自分の罪を打ち明ける。
『めで鯛』
魚も人間も面倒くさい。
『お医者さんたち』
変態の魚に何ができるのだろう。
『晴れときどき雨、所によりトマト』
トマト好き少女とトマトのお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-11 23:42:29
17727文字
会話率:41%
校庭でぼんやり眺めていた。
四番バッターと、彼女と、夢と涙と・・・。
変わってしまうから、思い出はいらない。
でも・・・。
最終更新:2010-06-12 19:06:25
1088文字
会話率:10%