こんな作品にあらすじ書いてもアレなんで、この作品を書くキッカケとなったある出来事について書いておきます。
とりあえす外で昼食を取ったときの話なんですけどね。
流行りのパスタ屋だったんです。
入ったら相席だったんです。
デ…いや健康的な体格
のレディと相席でした。
んで、隣のテーブルではサラリーマンが二人、食事中だったんですが。
急いでいるのか、二人でズルズルと派手にパスタをすすって食べてたワケです。
まあ、マナーが悪いというか。
パスタはすすっちゃアレですね。イタリア人が怒るんで。
まあ日本人ですから、すすりたい気持ちもよく分かる。
仕方ないなぁと苦笑して見てたらですね。
相席の豊満なレディが、親の仇を見るような目で二人を睨んでましてね。
チッチッっと、凄い舌打ちしているワケですよ。
うわー怖い。
マナーとかウルサイひとなのかなぁ、食べるとき気を付けないと。
とか思ってたらですね、レディのパスタが来まして。
ボンゴレでした。
優雅な仕草でフォークとスプーンを持ったレディ。
上品でしたね。
勉強になるなぁと、眺めてましたらね。
豪快にすすりやがったんですよ。
サラリーマンsに互角あるいはそれ以上に。
この時受けた衝撃は、オリオン座の近くで爆発した宇宙船よりもタンホイザーゲートの闇に光るCビームよりも凄かったワケで。
この衝撃が、雨の中の涙のように消え去らないように。
この作品を書こうと決意したワケです。
ええ、大嘘ですが何か?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 03:57:55
26937文字
会話率:42%
目の前で最愛の兄が処刑された。
冤罪で……。
精神を蝕む薬品の製造と売買、王太子妃への横恋慕からの殺害。
何もかもが信じられず、ただ亡き母との思い出が積もる実家の温室を守るため、馬車を走らす。
そして、兄を失った私が見たものは、炎に包まれる
実家と父、兄の研究に出資していたはずの第二王子の護衛兵たち。
すべては……仕組まれていた?
振るえる足を叱咤して、家族と守った温室の薬草を悪用されないよう魔道具で破壊し、一人で山へと逃亡する。
雨が酷く振る中、私を追い駆けてくるのは、愛したはずの旦那様。
第二王子の親友、公爵子息。
必死に逃げる私だったが、ぬかるんだ坂道に足が滑り、崖の上から放り出された私の体は細い枝に引っ掛かる。
そこへ、追いついた貴方が私へと手を伸ばすのが見えた。
「嘘つき」
貴方たちの手で殺されるなら、私は死を選ぶ。
崖下へと堕ちていく体、溢れる涙が天へと昇っていく。
ああ……。
お兄様は、私を、妹を人質に取られ逆らえなかったのだわ。
なんて、愚かな私。
お母様、どうかあの日に帰してください。
貧しくても家族で笑い合っていたあの日々に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 23:00:00
103764文字
会話率:32%
私は、自分自身にさえ嘘を吐いた。その言葉は私を偽りの姿に化かす。その言葉は私を呪う。
だとしても、私を覆う嘘の鎧だけは脱ぐわけにはいかなかった。だって、その言葉だけが唯一私を守るものだから。
キーワード:
最終更新:2025-01-17 23:52:33
79470文字
会話率:53%
「婚約破棄してくれ」と突然の申し出を受けたのはルイーズ・フォンテーヌという令嬢だった。しかし、彼女は動じることは無い。なぜなら、彼女の正体は、天才結婚詐欺師ーーティナだからである。その正体を知らぬまま、婚約者のルシアンは彼女の涙に心を揺さぶ
られ、膨大な慰謝料を支払う羽目になる。
(馬鹿ね、ルイーズもフォンテーヌ子爵家も存在しないのよ)
ティナは詐欺に成功し、満足したのもつかの間、なぜか実兄を殺して王太子となった『極悪王太子』のアリスティドに攫われて……?
「なあ、俺と一緒に悪役になってよ……――可愛い結婚詐欺師さん」
(し、正体がバレてるぅ……!?どうして!? ていうか、悪役ってなに!?)
アリスティドは、ティナの詐欺師としての能力を生かし、この国に蔓延る『犯罪組織壊滅のため』に協力して欲しいのだという。しかしながら……
「ははっ、君は殺してしまいたいくらい可愛いな」
この王太子はなぜかティナのことを溺愛するような素振りしてくる。
婚約者になって囲われるし、甘い言葉を囁いてくるし、なんだかずっと距離が近いけど……それならいっそ、この最低最悪極悪王太子のことを逆に利用してあげるわ!
☆超訳あり結婚詐欺師令嬢(?)と実兄殺しを噂される極悪王太子の嘘つき悪人同士のラブコメです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 18:00:00
93564文字
会話率:44%
容姿端麗、帝国にたった一人の公女。
全てにおいて完璧な少女として育ったソフィア。
自分の人生はまさにイージーモードだと思い込んでいた。
しかし、ある日突然。
婚約者が「君とは婚約破棄をするぞ!」と言い出した。
その横には涙を流
して「私が悪いのです」と悲劇のヒロインぶり、謝罪をする男爵令嬢の姿。
完璧な私が、婚約者である、子爵令息から婚約破棄を突然言い渡されてしまった。
ただの子爵の息子が、公爵家の娘の私に、婚約破棄宣言…?
熱湯を浴びせられ、自分よりもずっと身分の低いものに笑われる。
これ以上の侮辱があるだろうか。
その上、今までのは全部嘘でした…?今更それが通用するとでも…?
挙句の果て、婚約破棄は全て嘘でした〜!と馬鹿げたことを言い出す始末。
もういいです、貴方の間抜けさには呆れました。
私の方から婚約破棄を願います。
「ということなので、私と結婚してください公爵様」
「・・・はい?」
あなたからの愛は求めません。
互いの利益のために結婚しましょう、公爵様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 10:19:29
24981文字
会話率:36%
テレビを付けると、姉が画面の向こうで泣いていた。
そんなところを見た私の話です。
カクヨムで行われた「第七回こむら川小説大賞」参加作品です。
最終更新:2024-12-31 16:43:55
3691文字
会話率:17%
なろうラジオ大賞6への応募作品です。
この企画をたまたま発見したのでたまたま書いてみました。
1000文字未満の中身は、想い出とか青春とか血と汗と涙とかワードとかなんかこう色々と詰め込みました。
嘘です、血と涙は入っていませんでした。
6
は全角の6ぅぅ!!!!(圧)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 19:48:23
878文字
会話率:46%
高校の入学式を翌朝に控えた、とある春の夜、就寝中に突如として異世界へ転移してしまった一人の少女。
不可思議で、まるで現実味のないその出来事は彼女の兼ねてからの憧れで、夢としても掲げる「異世界転生」とほぼ同義であった。
現実とはとても
言い難い世界で目蓋を開いた少女は、ザ・シスターな風貌の女性と出会うことになる。
しかし、少女の発言に違和を感じて表情が曇り始めた彼女は、鑑定スキルを使用するが、ますます様子がおかしくなり始め……。
更に少女が妄想に妄想を重ねて想像していた異世界転生とは、どうも何かが食い違っていて──。
何だかんだあって結局現実の世界で朝を迎える少女は、幼なじみとともに、自身らの入学式が催される高校へと向けて足を運んでいくのだった。
小さい頃から食べることが大好きな二人の少女は、同じくして食べることが好きだと言う少女たちとの出会いもあり、高校生としての新たな生活に食を交えて全力で謳歌したりしなかったり。
賑やかになっていく日々は少女を取り巻き、特に異世界に転生とかするわけでもなく(?)、ただただ愉快に平和な時間で彩られていく。
夢は異世界転生、勉強は不得手。食べるの大好きだけど苦い物は苦手。
特殊なスキルがあるわけでもないのに、異世界との繋がりを持ってしまった、極々普通の一般的な少女が待ち受ける運命や如何に────。
「え、別に事件とか急展開とか何も起こらないって? そんなまさか、嘘でしょ? じゃあ私の存在意義って一体……。本編始まってもないのにもう実質リストラってこと? っていうかあらすじでこんな大胆に展開のネタバレしちゃって大丈夫なの?」
そんなこの物語は、何かが起こりそうで起こらない、何気ない少女たちのありふれた日常をだらだらと描いた、空気系飯テロコメディ。
笑いあり、涙は九分九厘無しの、そんなお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 12:24:14
81667文字
会話率:34%
パッケージの美女アナスタシアに釣られて買った恋愛シミュレーションゲーム【キュリオシティラブ】。しかし、その美女は性格最悪の、俗に言う悪役令嬢であったため、婚約破棄された後国外への追放を言い渡され、国外へ行く道中、事故で死亡してしまう運命にあ
った……。
アナスタシアの突然の死に涙する男子高校生は、美女アナスタシアの弟に転生してしまう。しかし、美女は男だった!
悪役令嬢♂の死の運命を回避し、嘘つきのヒロインと裏切り者の攻略対象に復讐する!
この作品はアルファポリスにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 06:30:00
191995文字
会話率:46%
-姉様の婚約者を奪った。
これでこそ姉様は幸せになれる。
この人生は2回目だ、孤児であるシルバーは孤児院の前に緑色の馬車がやってきた時にその事実を思い出した。
1回目の人生ではこの後養子に迎え入れられ、迎え入れられた先で優しい義姉と出会
い波乱はありながらも幸せに暮らしていった。だが、幸せは長くは続かなかった。姉がこの国の王子結婚し、城に登場してから、不治の病に罹ったとして会うことができなかった。しかし、これは王子の嘘で、、、
姉を幸せにする為、自分の身を厭わずに女装し悪役令嬢?として奔走する弟と姉の笑いあり、涙ありの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 21:38:27
2577文字
会話率:10%
四月。八尾時生は通う高校の並木道、桜の木にキスをする一ノ瀬海里に出会う。時生は思わず、手にしていたカメラでその光景を撮影した。そしてそのシャッター音に気づかれて、彼女に逃げられてしまう。海里は高校の新入生で、まるで気位の高い猫のようだった。
入学式を終えた一ヶ月後のある日、時生は海里の落とし物を拾う。それは演劇の台本だった。
台本を届けに来た劇団の練習スタジオで、時生は斉藤海咲に声をかけられる。
「これからも、海里ちゃんを見守ってあげてね。」
海里の姉のような海咲は時生が一人暮らしするアパートの上の階、上田喜一の恋人だと後に発覚する。
台本を届けたことをきっかけに、時生と海里はゆっくりと打ちとけていく。
授業をサボって逃げた先の、野良猫の集会場。
海里が初主演を務める演劇の開幕。
海咲と喜一のカップル、海里と時生の四人で行った海水浴。
そして、それは夏祭りのこと。キスを、した。
だけれど、海里と恋人同士にはなれない秘密が時生にはあった。
喜一に相談に乗ってもらう海里に嫉妬する、相反した自分がいることに時生は気づく。それは暴力性を孕んだ感情だった。
次の演劇の主演を得て喜ぶ海咲に、喜一は言う。
別れよう。
海里ちゃんを好きになった。
…ごめん。
突然の決別に、海咲の感情が弾けた。
「死んでいますね。」
喜一を殺めた海咲を、時生は冷静に見つめていた。
「私も死ぬ」「死ぬまで、傍にいてくれない?」
海咲の最期を、時生は見守った。
連絡の取れなくなった海咲を心配する海里と劇団の団長に向かって、時生が口を滑らせた。
「海咲さんなら、アパートの上階で死んでますよ。」
「僕と一緒に、逃げてくれる?」
時生にはもう会わないと言う両親との約束を破り、海里は彼と電車に乗って逃避行に向かう。
終着駅に着き、疲れた二人はラブホテルに宿をとった。ベッドで寝ながら、愛について語り合う。
「大嫌いよ」
微笑む海里の嘘が朝日に溶けていった。別れを決意した二人の、それは愛だった。
了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:08:17
106262文字
会話率:52%
ソニアは15歳。親の決めた結婚のため、一度も会ったことのない10歳離れた騎士団長リカルドに嫁ぐことになった。
新婚初夜、ソニアは「夜のお務め」が怖いと涙を流す。リカルドはその言葉を信じ、寝室を別にすることを提案する。
しかしソニアのその言葉
には「嘘」が隠れていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:13:22
15815文字
会話率:51%
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ
子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
184174文字
会話率:18%
「私、幸せになりたいの。だから、死んでください、|お義姉さま《おねえさま》!!!」
そんなことを言われて、義妹に包丁を向けられてる私は、当然逃げる。
「止めなさい、アレンシア。貴女はクソ王子に騙されてるのよ! 目を覚まして!!」
追い
詰められて階段。
あ~れ~と、体が浮いて階下へダイブ。
打ち所悪く、
チーン♪と、ご臨終。
異母妹アレンシアは、今頃事の大きさに驚き動揺している。嘘泣きではない涙が頬を伝い、膝を突いて嗚咽をあげる。
「あ、ああっ、|お義姉さま《おねえさま》。私、私は何てことを。ごめんなさい、ごめんなさい………」
あっと言う間の出来事で、使用人が止める間もなく死んだ私はナイアガラ・アルサーキ。公爵家の長女だ。
私がクソ王子呼ばわりしたのは、この国の第二王子ケニーア・イブメリアンで、私の婚約者だった男だ。
ケニーアはナイアガラの婿となり、アルサーキ公爵家の婿に。ナイアガラの兄はザンクロス大公家の婿に入る事が、幼い時に王命で決まっていた。
◇◇◇◆◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 20:43:01
15519文字
会話率:24%
カードゲームプレイヤーの結城一馬は、契約上の恋人関係を結ぶ彼女である仙堂寺あずさとのデートを終えた翌日に仙堂寺あずさに付きまとうストーカーの運転する自動車によって殺害される。
一命を取り留めた結城一馬は、病室で再会した仙堂寺あずさに自身
は魔人として生まれ変わったと説明を受ける。
――ダーリンは交通事故で1度死んじゃって。魔人になって生き返ったの。 仙堂寺あずさ
翌日、幼馴染みである現世遥(うつしよはるか)の励ましもあり決意を固める。
――あずさ、また一緒に居よう。偽りでも良いから君との大切な時間と思い出をこれからも沢山作りたい。嘘だと思われても良い。俺は仙堂寺あずさを心から愛してる。 結城一馬
ふたりの恋の物語は偽りの恋と1枚のカードゲームの駆け引きと共にはじまる。
※5月くらいに選考用作品等して再投稿を予定しております。そのときは応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 01:33:58
123199文字
会話率:50%
佐野樹里亜は自分の誕生日に彼氏と行ったレストランで、別れを告げられた。そのヘラヘラした態度に呆れはて、捨て台詞を残してレストランを後にした。その帰り、自宅最寄りの駅にて上司である主任と会ったのだった。彼も自分も同じ会社ということもあり、今日
の事情を知っていた主任から、早い帰宅を指摘された樹里亜は、堪えきれずに涙を流してしまった。涙が止まらない樹里亜を自宅へと連れて行った主任は、樹里亜のグチを聞きながらやけ酒につき合うのだった。そして……樹里亜の一言から、二人の関係は変化をしていくことになるのでした。
どこまでが本当でどこからが嘘なのか。一筋縄ではいかない恋模様をお楽しみください。
この作品はたこす様主催の『この作品の作者はだーれだ企画』に参加した作品に加筆修正および改稿したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 20:00:00
102402文字
会話率:40%
二人の愛が世界を作る、そう全て包むように 花開く 感情に訴えれば 泣かされずにすむ、アンラッキーが続けば雨が降る、男は力があり 涙もろい 女は時のおとずれを待つように、おとなしい獣だ、その時を待っていた。 調和は偉大な力だ、星を作り光を生み
出し、夕日を作り君の街に注ぐ、君の街から見える景色はどんな色ですか? 火星からみた景色も月から見た夜も、地球から見た朝食の時間も 誰かが作った奇跡。
イエス様が アラーが太陽神が、ハデスが家族とはこうあるべきと、唱えた結果なのかもしれない、男は現実を生きる、それは派手さはないけれど、日々から体を動かして山から大切何かを切り出して 宇宙へ飛ばしたり、危険因子を制圧するための武器を作ったりと何かを常にやっている、女は理想をおいかけていた、いつ世をおわらせれば宇宙はいいサイクルになるか?命の次の場所をどこにするか?自分が全てではない、ただの役割でしかない。
女神ヘラ「宇宙の大釜を煮たり見たり、味見したりしているけれど、たまには私だって、自由が欲しい。」
あいつをまつだけなんてつまらない、いつでも、どこでも自由は転がっているし、期待は裏切られてからが、いい一面を見せてくれる。
ヘラ「熱い夜一つで解決するのに、ほんとうは。」
愛情がどこから来るか?それは 世界の不思議の一つ、風が運んでくることも
自分の心が嘘をついて相手に言ってしまうことも、あるいは天使¥の巡り合わせか
男、力の神バルドス「ヘラ、もうすぐ帰る、だから待っててくれ。」
自分から行かないと、あーあブルースは歌えない、人生なんて夢だから
ヘラ「私の結末はどうしよう、ああ鐘が鳴る、心臓が行けと行っている、彼に会って離婚しなきゃ。」
シングルも悪くない
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-19 20:11:08
707文字
会話率:40%
私はグラフトン侯爵家のデリア。13歳になったある日、スローカム伯爵家のクラーク様が、ご両親と一緒にグラフトン侯爵家を訪れた。
クラーク様は華奢で繊細な体つきをしていた。柔らかな金髪は風になびき、ふんわりとした雰囲気を醸し出していた。彼
の笑顔には無邪気さと親しみやすさが感じられ、周りの人たちを引き込んでしまうような魅力があった。それに、とても優秀で古代魔法の分厚い書物を、たった二週間で読んでしまうほどだった。
私たちは婚約者になり、順調に愛を育んでいたと思っていた。私に対する態度や言葉も優しく、思いやりも籠もっていたから、私はこの婚約に満足していた。ところが・・・・・・
この世界では15歳から18歳まで、貴族の子女は王都にある王立貴族学園に通うのだけれど、クラーク様からのお手紙も来訪も入学を機にピタリと止まってしまう。寂しいけれど、きっと学業に勤しんでいて忙しいのだろうと思い我慢した。
その1年後に同じ学園に入学してみると、私は上級生の女生徒に囲まれ「クラーク様から身を引きなさいよ。あの方には思い合う女性がいるのよ!」と言われた。 なんと学園では、私が無理矢理彼に一間惚れをして婚約を迫ったという噂が流れていたのよ。私は愛し合う恋人たちを邪魔する悪役令嬢と決めつけられ、(そもそも悪役令嬢ってなに?)責められた私は婚約者を解放してあげることにしたわ。
その結果、真実の愛を見つけた私は・・・・・・
これは私が婚約者を解放してあげて、お陰で別の真実の愛を見つける物語。魔法が当然ありの世界のラブファンタジー。ざまぁあり。シリアスあり、コメディあり、甘々溺愛ありの世界です。ヒロインはメソメソやられっぱなしの女性ではありません。しっかりしたプライドを持った令嬢です。
もふもふも登場予定。イケメン多数登場予定。多分、あやかしも出るかな・・・・・・
※作者独自の世界で、『ざまぁから始まる恋物語』です。
※ゆるふわ設定ご都合主義です。
※お話がすすんでいくなかでタグの変更があるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 20:26:10
159123文字
会話率:42%
「ただ、平穏に暮らしたかった──」
かつての生まれ故郷を無くし、永遠にも等しい時を生きる二人の兄妹。過去の清算なのか、非情にも彼らに「平穏」は許されなかった。
自身を「平穏」に閉じ込めるために塗り固められた嘘。真実を押し殺す為に積み上げられ
た嘘。
そんな『嘘』が織り成し、紡がれていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 03:10:50
5282文字
会話率:43%
俺とは関係ない話、だよね?
ひどい、そんなこと言うなんて。
幼馴染の女子高生に、できちゃったと告げられた男。
金目当てでウソをついていると思いつつも、拒めない。
これは、若さゆえの悲劇にみまわれた男と少女の物語。
この作品は「カクヨム」
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 18:03:11
5063文字
会話率:38%