どこかで見たような王道を堂々と書いてみたくなりました。
基本、更新間隔は適当ですのでペースアップしたいときは催促してください。
最終更新:2019-12-01 17:36:35
14640文字
会話率:26%
此処は、何処かの人通りの少ない商店街の、裏路地を入った所でひっそりと営業している質屋|【弧月堂】《こげつどう》。
格子戸の上には、白い三日月と霊芝雲文が描かれた藍染めの暖簾。
その脇には編み笠を被った狸の置物……ではなく、編み笠を被った黒い
大きな招き猫。
只今商い中 万、質入れを御受け致しております。いわく付きは要相談。質屋和風幻想譚。
※PC内に眠っているものを少しずつ放出中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-06 16:28:25
9443文字
会話率:58%
――こっくりぃ、さまの、おとぉりだぁ――
小夜の村に、「コックリ」と名乗る貴人の一行が現れた。
その日を境に陰気に悲しげになった母や村の人々、急に暴力的になった厩ノ長。夜を徹して織られる絹、そして会うことを禁じられた大好きな馬……。
村人た
ちの豹変の理由は? コックリとは何者なのか? 山の神と儀式とは? すべての謎がつながり、解き明かされるとき、謎の渦中に引き込まれた小夜の運命は取り返しのつかない方へ動き出す!
遠野物語「オシラさま」をモチーフにした和風幻想譚。原稿用紙換算200枚、完結済み。
(重複投稿:本家サイト「Empty Air」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-25 10:47:13
66886文字
会話率:47%