父親の遺品を整理していると
住所録に見知らぬ名前があった
気になって訪ねたものの家はすでに廃屋 村は消滅寸前だった
わずかな手掛かりをもとに遺族のもとへ向かったが‥‥
最終更新:2025-04-05 10:16:42
5813文字
会話率:28%
神戸で看護師をする 青野空子(あおのそらこ)は44歳バツイチで大学生と高校生の二人の娘を育てるシングルマザーで愛称はクーで通っている。
二人の娘は成長しあまり手はかからなくなった。
夏の休暇をまとめて取得して趣味の鮎釣りに没頭すべくお気に入
りの民宿いごっ壮を予約して高知県の吉野川へ向かう。
川で出合った元戦場カメラマン旗野は凄腕の鮎釣り師、彼の持つ虹色の竿は持つものを死へといざなう妖の竿であった。
そして病気の彼女、宇野宙子の願いをかなえるために青い川の写真を撮りに東京からやって来た元バイクレーサーの岬はなぜか空子に惹かれていく。
吉野川と民宿いごっ壮で繰り広げられる鮎釣りとカメラの物語そして空子と宙子の関係とは?
舞台を仁淀川に移し妖竿を手にした空子を待ち受けているものは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:08:22
116981文字
会話率:52%
軍師に憧れる少年、射落統星(いおち・すばる)は文科省が威信をかけて開発したVRMMO「ヒーローメーカーシステム」の被験者の一人に選ばれる。
クセの強い先輩の緑川翡翠、腐れ縁の幼馴染華山玲子、できた妹の一十三たちとともに、すばるは古代中国を模
した仮想現実世界において磨き上げた兵法を駆使し、次々に目覚ましい戦果を上げていく。
全ては胸に抱いた「志」を実現させるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 19:00:00
245264文字
会話率:29%
中国は明の時代。
都・長安には風流人士たちの集う酒楼があった。
名を酔仙楼という。
かの大詩人、李白ゆかりのこの酒楼で繰り広げられるドタバタ詩文コメディ。
さて、今宵の肴はいったい誰になるのか?
登場人物紹介
すもも 盛唐の詩人李白そのひ
と。字は太白、号は青蓮居士。天才的な詩才と自由奔放な振る舞いから謫仙人とも呼ばれる。詩仙の尊称を持つ。
しびっち 盛唐の詩人杜甫そのひと。字は子美。真面目で細かく、融通の効かない性格。食い意地が人一倍張っている。詩聖の尊称を持つ。
ブツ子 盛唐の詩人王維そのひと。字は摩詰。やや天然気味のフワッとした性格。詩のみならず絵画にも長け、南画の祖とも呼ばれる。詩仏の尊称を持つ。
※カクヨムさまにても公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 22:00:00
33724文字
会話率:42%
剣仙としての運命を背負わされた少女、聶隠娘。
彼女が剣を舞わすたび、白い大地が黒く濡れる。
時の環から外れた彼女の、出会いと別れのストーリー。
※カクヨム様で公開していた「剣仙聶隠娘」を大幅に加筆・修正したものです。
最終更新:2022-03-06 20:00:00
86255文字
会話率:24%
平成11年秋、斉田一郎{60歳}は四国徳島県の脇町にいた。その数週間前名古屋の古書店で〝天皇家の大秘密政策”と言う本を購入。読んでみて斉田は天皇家と言うよりも空海の四国八十八札所巡りの解説の方が面白いし説得力があると思った。
天皇家発祥
という問題の場所は徳島県吉野川中流の北岸にある貞光町という所だ。好奇心に駆られて斉田は常滑から車でやってきたが特別な史跡はない。
問題の貞光町は空海の定めた八十八札所から見えないようになっている。厳密には〝この聖地”は貞光町から少し離れた鍵掛山の麓の部落だと言う。貞光町は天皇家の先祖が最初に天下った所だと言う。
貞光町の近くの脇町に来たものの斉田の気を引くものは何も無い。遠路はるばるやってきたので鍵掛山部落まで足を延ばすことになる。
部落に着いた時、待っていたかのように20歳位の女が斉田を自宅に招き入れる。
彼女は言う。この部落は日本という国が出来る前からある。自分とあなたは夫婦鳴る運命だと言う。
そして神社の聖なる場所で、200名の部落民に祝福される。その時斉田の肉体が若返る。
奇蹟は2人が夫婦になって常滑に帰ってえも起こる。
当時常滑は中部国際空港の建設の最中であった。斉田が経営する斉田不動産の社員が全て入れ替わる。斉田が経営する借家、アパートの住民が居れ変わる。彼らは皆鍵掛山部落の域のかかった者達である。
そして不動産を通じて、斉田の理解を超えた方法で20億という大金が斉田不動産に転がり込む。
鍵掛山部落の住民は古代から連綿と続く闇の組織だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 11:21:19
30495文字
会話率:9%
大学生矢留福は、中学生の時家出して訪れた四国の吉野川が見たくなって、夜中にバイクに飛び乗った。バイクを停めた渓谷に、絶滅したはずの日本狼の姿が・・・
最終更新:2021-08-17 09:56:17
41744文字
会話率:60%
トマトが名産の村『ルビーヴィル』。
そこに住む平凡な少女アリス。
突然彼女に悲劇が起こり、不思議な紳士が姿を現す。
これは不思議なおとぎ話。
最終更新:2018-12-24 22:11:41
15520文字
会話率:45%
とある一人の女性が独身をこじらせた結果、人類は滅亡した。
これは、その結末をなかったこととするために過去へと旅立った情報生命体と、それに巻き込まれた少女の記録である。
最終更新:2018-06-03 18:00:00
32679文字
会話率:19%
伊月藤太郎は旧阿波国に住む高校一年生。五月上旬のある日、幼馴染の野々瀬美波とお出かけしたさいに立ち寄った吉野川の河川敷で、矢絣姿で下駄を履いたまま倒れていた女の子を発見する。美波はこの子にいろいろ質問してみるが記憶喪失になっているらしく、藤
太郎は明治時代からタイムスリップして来たかのようなこの子を両親がハワイ旅行中ということもあり自宅に連れて帰ることにした。美波の提案により、この子はスダチと名付けることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 23:25:28
28276文字
会話率:53%
吉野守は幼いころ大好きだった少女――桐ケ谷里香を亡くす。その時守は悲しみに暮れ自殺してしまう。だが、誰かの声により生き返り彼女を助けることを誓う。そして、年月が流れ15歳になり吉野川高校に入学し楽しい高校生活を送っていた。ある時、授業が終
わり家に下校していると、空から何かが舞い降りてきた。それは守より少し背の小さい人形だった。顔は見覚えのある顔――桐ケ谷里香の顔だった。不気味に思っているとその人形が喋りだし驚くべき事実を聞かされる。
「私は、桐ケ谷里香。15歳の姿よ。私を生き返らせて……守君……」
そして、話を聞くと守は死んだときに与えられた能力を使いこの町に散らばる『魂の欠片』というものを10個集めれば桐ケ谷里香は存在していたことになるという。それを聞いた守は魂の欠片集めだす。だが、それを阻止しようとする闇の組織を現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-18 23:23:19
3621文字
会話率:33%